バイク乗りこそ機械式アンティーク腕時計がおすすめな理由

ぺけらいふの腕時計

この記事では、「バイク乗りにおすすめの腕時計」をご紹介します。

腕時計に詳しくない方は、どんな時計がバイクやツーリングに合うのだろうかと悩みますよね。

いざ購入しようとお店に行っても、店頭に並べられた大量の腕時計を見てさらに迷ってしまうのではないでしょうか。

そんな悩みを解決するヒントとして、ここでは「機械式アンティーク腕時計」の存在をご紹介したいのです。

バイク、ツーリングで使用する腕時計を探している方であれば、ぜひともこのジャンルは選択肢に入れて頂きたい。

なぜ僕がここまで「機械式アンティーク腕時計」をおすすめしているのか、その理由を解説していきます。

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機械式アンティーク腕時計とは?

時計の文字盤

「そもそも『機械式アンティーク腕時計』って何?」

イメージが湧かない方もいらっしゃると思います。

 

様々な定義があるのですが、機械式アンティーク腕時計とは主に「懐中時計を含め歴史的に古いものから大体1970年代までの時計のこと」を指します。

つまり、今から約50年も前に製造された腕時計たちです。

その性質上、個体の数が減ることはあっても増えることは絶対にありません。

 

具体例をひとつ挙げるなら、『1969年製のOMEGA(オメガ)シーマスタークロノメーターcal.564』(下の写真参照)。

ぺけらいふの腕時計

僕が5年以上愛用している機械式アンティーク腕時計です。

 

Aさん
機械式アンティーク腕時計のどこがいいの?
ぺけらいふ
ごもっともな疑問だと思います。簡単に魅力を挙げてみますね
機械式アンティーク腕時計はここが魅力!

  • 素材がいい
  • 職人技の結晶である
  • 比較的低価格
  • 飽きのこないデザイン

50年以上前といえば、今のように大量生産の時代ではありません。

また、腕時計は日用品ではなく、どちらかというと高価なものでした。

そのため、素材はきちんと吟味され、職人の手作業で丁寧に作られているものが多いのです。

それでいて、市場価格は落ち着いているものが存在しています。

シンプルなデザインのものが多いので流行には左右されず、普段使いでもスーツにも合います。

▼もっと詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください
>>>知らないと損!機械式アンティーク腕時計を「一生モノ」としておすすめする理由

 

なぜ機械式アンティーク腕時計がバイクに合うのか?

バイクで一人旅のイメージ

さて、機械式アンティーク腕時計をなぜ僕がバイクに合うと考えているのか?

それは、この腕時計が「バイクと似ているから」です。

いや、「バイクと同じく不便を楽しむ機械だから」と言ったほうが正しいかもしれません。

 

古い機械ですので、現代の腕時計に比べると不便な点や注意点がいくつもあります。

機械式アンティーク腕時計はここが不便!

  • 時間がズレる
  • 動力の供給が必要
  • 水に弱い
  • 磁気に弱い
  • 衝撃に弱い

 

まず、機械式アンティーク腕時計は、どんなに精度が良いものでも1日に数秒のズレが生じます。
>>>「機械式とはなんぞや?」と思った方は「知らないと損!機械式アンティーク腕時計を「一生モノ」としておすすめする理由」で簡単に説明しています

つまり、定期的に人の手で時間を修正してあげないといけない。

 

また、電池ではなくゼンマイのほどける力で動いているため、人の手で(自動巻きなら身に付けて)ゼンマイを巻いてあげないと止まってしまいます。

現代の時計のように放っておいても数年間動き続けることはありません。

 

さらに、古い機械なので水・磁気・衝撃にも強くありません。

雨が降ったら濡れないように考慮してあげないといけませんし、日常で使う際には少し気遣ってあげる必要があります。

手がかかりますよね。

 

さて、ここまで機械式アンティーク腕時計の不便な点を挙げてきたわけですが、この手のかかるところ、不便さ・・・

何かに似ていると思いませんか?

そう、バイクです。

 

例えば、キャブレター式バイクのエンジンをかける時、「今日は一発でエンジンがかかるかな」、「あー、今日は機嫌が悪いぞ」という場面に出会ったことはないでしょうか?

その場面と腕時計のズレ具合を確認・修正するのは似ていると思うのです。

「今日はズレが少ないなあ」とか「お、案外ズレてるぞ」なんて思いながら、手元の腕時計を調整するひとときは悪くないものです。

 

もうひとつ例を挙げます。

バイクに乗ると雨に打たれたり、暑かったり、寒かったり、壊れたり・・・不便な思いをしますよね。

でも、バイク乗りはそれ以上に得られるものを知っているからバイクに乗るわけです。

機械式アンティーク腕時計にもたくさんの不便さがあるわけですが、それ以上に50年以上が経過しても新品と同じ精度で動き続けるアナログな機構にはワクワクせざるを得ません。

そこには「不便を楽しむ」という共通の概念があるように思うのです。

 

そうそう、最新のものよりも気を使いながら付き合っていかなければならないところもバイクと機械式アンティーク時計の似ているところですね。

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不便さを楽しめる素質がバイク乗りには備わっている

新発想なイメージ

アンティーク腕時計という存在を知って、あなたは腕時計として「めんどくさい」と思いましたか、それとも「手のかかる可愛いやつだ」と感じましたか?

 

僕はこの不便さが「可愛い」と思うので、機械式アンティーク時計を腕にはめて生活しています。

もちろんバイクを磨く時もツーリングの時も一緒です。

キャブレター式で空冷エンジンのバイク(XJR1300)を愛している僕が、機械式アンティーク腕時計を可愛く思えて、大好きになるのは当然の流れだったのかもしれません。

そもそもバイク乗りは不便さを楽しむ素質があるように思います。

 

「バイクに合う腕時計」と聞くと多くの方が、防水性、耐久性、機能性が高い時計を思い浮かべるのではないでしょうか?

例えば、G-SHOCKなどですね。

確かに、素晴らしい腕時計ですし、バイクにぴったりの一品だと思います。

ただ、ここまでご説明してきたとおり、それとは真逆の性格を持った「機械式アンティーク腕時計」もまたバイク乗りに合う腕時計なのではないかと、僕は思うのです。

 

まとめ

僕の腕時計は、製造されてから約50年が経過するとはいえど、実用的にはなんら問題ありません。

すごいですよね。

職人技の賜物です。

 

また、僕のように20代でアンティーク腕時計をしている人には未だに出会っていません。

つまり、他の人と被りにくい。

もし被ったとしても、50年が経過した時計です。

文字盤の焼け具合やケースの磨耗具合など、全く同じ個体はこの世に存在しません。

 

どうでしょう?

興味が出てきたらぜひ「機械式アンティーク腕時計」を見てみてください。

お互い素敵な腕時計とともにバイクライフを楽しみましょう!

▼機械式アンティーク腕時計はこちらで購入できます。
※偽物もありますので、信頼のおける店舗でご購入ください

僕が購入したお店は、アンティーク時計の業界では有名なケアーズ
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