
優柔不断な自分に困っていませんか?
それ、これからご紹介するちょっとしたコツで、僕は決断ができました。
優柔不断な人って、色んな可能性や選択肢を考えてしまうので、どれがいいのかわからなくなってしまうんですよね。
あと、一度思い切って「決めた!」つもりでも、「でも、やっぱり、、、」ってなるんです。
その気持ちホントすごくわかります。
なぜなら、僕自身がかなりの優柔不断だからです。
ついこの間も、2択の選択肢を選べず、2ヶ月間悩んでました。
このとき、たまたま読んでいた本からヒントをもらって、納得のいく決断ができたんです。
一つのことで2ヶ月悩んでいた優柔不断な僕がですよ。
なので、ご紹介しますね。
この経験が、優柔不断な他の方の助けになれば幸いです。
単純にメリットとデメリットを比較してもダメでした
僕が悩んでいたのは、「どっちの旅行に行くか」ということです。
2つの旅行が選択肢にあがってきやがったんですよ。
<選択肢1>
ひとりで10日間の北海道バイクツーリング旅
<選択肢2>
仲の良い友達と2泊3日の沖縄旅行
金銭的な面と、日程的な面を考えると、どちらかを選択する必要がありました。
人によっては「いや、どー考えてもこっちやろ」ってなるかもしれませんが、僕にとってはどちらも捨てがたかったんです。
優柔不断な僕はどう考えていたか。
普段通り、2つの選択肢のメリットとデメリットを比較しました。
<選択肢1 北海道>について
バイクが大好きなので、バイク乗りの聖地「北海道」を巡る<選択肢1>はかなり魅力!
今年は大型バイクの免許を取って、大型バイクを買ったこともあり、タイミングはばっちり!
しかも、10日間も休みが取れそうな今回はチャンスなのではないか。
まあ、ひとりなのは良いところでもあり、寂しいところでもある。
<選択肢2 沖縄>について
沖縄は初めてですし、友達と思う存分楽しめる<選択肢2>はかなり魅力!
綺麗な海や夜の街で思いっきり遊びたい!
しかも、社会人なので今回の様に仲の良い6人が集まるのはホントに貴重で、最初で最後かもしれない。
まあ、2泊3日で飲み歩くので、費用はかかる。
はい、決められない。
判断基準が多すぎで、複雑になって収集がつかなくなりました。
この調子で、2ヶ月が経ったわけです。
「重み付け」という方法をやってみた
優柔不断を炸裂させているときに、ある本で「重み付け」という方法を知ったんですよ。
やってみました。

「重要な3つの基準」について、2つを相対評価します。
重要な3つの基準とは、「今しかできない度合」「(旅の)期待度」「金銭的楽さ度合」です。
全体が10とします。
<選択肢2 沖縄>は、<選択肢1 北海道>よりも今後実現する可能性が低い、つまり「今しかできない度合」が高いので「7」としました。
旅の期待度つまり楽しさは、甲乙つけ難いので同点。
金銭的な観点では、ソロでのバイク旅はキャンプ泊が多いですし、あまり飲み歩かないことを考えると、<選択肢1 北海道>の方が安いので「7」とします。
さて、合計を見るとどちらも「15」で同じになってしまうのですが、ここで初めて知った「重み付け」をします。
僕は、「今しかできないことをやる」ということが後悔しないために一番重要なことだと思っています。
なので、「今しかできない度合」×3として、次に重要な「(旅の)期待度」を×2、最も重要度の低い「金銭的楽さ度合」を×1という風に、重要度によって数値に重みを付けます。
その結果がこちらです。

合計を見ると、ダントツで<選択肢2 沖縄>になりました。
実際にこれで、<選択肢2 沖縄>に決めました。
これ、3つの評価基準をきちっと使っていて、なおかつ重要度も反映できているので僕自身かなり納得できたんです。
なので、一度思い切って「決めた!」つもりでも、「でも、やっぱり、、、」ってならなかったのが僕の中で大きかったです。
この本に助けられた
「重み付け」を知った本とは?
これです。
「論理的に考える」とはどういうことかを、数学的な視点を交えて教えてくれます。
例えば、「背理法」や「反例」といった、考える上で大切な方法が、わかりやすい例を交えて書いてあります。
僕自身とても勉強になりました。
会話形式で読みやすいので、集中すれば1時間くらいで読めてしまいます。
得られるものは大きいですよ。
特に文系の方で数学が苦手な方におすすめかなあと思います。
興味がある方は是非読んでみてください。
まとめ
今回、決断について新しい切り口を学びました。
生きていく中では、ホントに「決断」の連続だと最近思います。
毎日行く買い物でも、「決断」する場面ってかなり多いですからね。
選択で後悔しないためにも、自分が納得できる方法を知っておくのはかなり心強いです。
優柔不断なことに困っている人がいたら、ここでご紹介した方法を活用してみてください!
納得のいく選択をしていきましょう!