僕にとってバイク人生の教科書と言っても過言ではない雑誌があります。
それは、「アウトライダー(OutRider)」。
父の購入したアウトライダーを、訳も分からず読んでいた小学生の頃を思い出します。
26歳になって大型バイクのオーナーになった今、毎号楽しみに購読している雑誌です。
実際に、バイクや旅の情報を得る為にかなり役立っているので、このアウトライダーの魅力をご紹介します!
アウトライダーは、2018年10月号をもって定期発行を休止しました。
ブックオフ(古本市場)で購入することができますので、ぜひ手に取ってみてください。
雑誌アウトライダーの魅力6選!
1.文章がめちゃくちゃかっこいい
実際にバイクで訪れたスポットの情報やそこで考えたことが書かれているので、とても良い刺激を受けることができます。
「それ、すごいわかる!」と共感できる部分や真似したい旅の楽しみ方が多いので、バイク乗りなら間違いなく楽しんで読めるはず。
僕が日頃感じているけど言葉にできないことが、かっこいい文章になって書かれているんですよ。
アウトライダーの文章を部屋で読んでいると、今すぐにでもバイクで遠くに出かけたくなるわけです。
魅力的な文章で「旅のきっかけを与えてくれる」、これがアウトライダーの魅力のひとつだと、僕は思っています。
2.写真がすばらしい
文書だけでなく、大きな存在感があるのが「写真」です。
見開き全てを使ってどーんっと掲載された写真は圧巻の一言。
「アウトライダーに載っているような写真が撮りたい」、これが僕が写真にハマったきっかけのひとつです。
機動性の高いバイクと瞬間を切り取るカメラって相性がとても良いと思っています。
バイクだけでなくカメラの楽しさを知る、きっかけをくれたのがこのアウトライダーでした。
3.魅力的な情報がたくさん
- 僕好みの安めで雰囲気の良い民宿
- 観光地ではない場所にフォーカスを当てた情報
- 美味しそうなグルメ情報
- 温泉情報
ツーリング意欲を盛り上げると同時に、「ツーリングの目的」も与えてくれます。
キャンプ、古いもの、ソロツーリングが好きで、人混みが苦手といった僕にぴったりの旅情報が毎号掲載されています。
少なくとも僕と同じような趣味の方にとっては、有益な雑誌になるはずです。
実際にバイクで走って取材したことを書かれているので完全に「生きた情報」というところも魅力。
僕は、空いた時間にバックナンバーを引っ張り出しては読んでいます。
行きたい場所に付箋で印をつけておくことがおすすめで、ツーリングの目的に悩んだ時に付箋のページをめくると必ず助けになります。
旅の目的に悩んでいる方は、最寄りの書店で是非アウトライダーを手に取ってみてください。
4.手ぬぐいライダー探訪記
田辺さんが書いている記事で、僕が毎号楽しみにしている記事のひとつです。
ウイスキー、キャンプ、古いもの、燗銅壺など僕が読んで「ああ、いいなあ」と思うのものが毎回テーマになっています。
例えば、ある記事を読んで以来、骨董市にふらっと行って燗銅壺を探すのが楽しみのひとつ。
毎回新しいバイクライフの楽しみ方を学ばせて頂いています。
こんな風に僕のバイクライフも、誰かに伝えて役立つものになればいいなあと思うようになった結果、このブログを立ち上げたと言っても過言ではないです。
田辺さんは僕がイメージしている理想のバイクライフを過ごしている人です。
5.ツーリング写真コンテスト
毎号読者から送られてきたツーリング写真を掲載してくれるコーナー。
僕も何度か掲載してもらいました。
魅力はなんといっても写真に対して、プロカメラマンがアドバイスをしてくれること。
普段そんな機会あります?
しかも愛のある、やや辛口のコメントですよ。
素人の僕にとっては本当に嬉しいです。
また、掲載される他の読者の方の写真は、レベルが高くて勉強になります。
そんな方々の写真と、プロカメラマンからのアドバイスが参考にならないわけがなく、僕は毎号熟読しています。
ツーリングに行く目的、写真を撮る目的を僕に与えてくれる、最高のコーナーです。
6.道の記憶
五條さんの「道の記憶」という道路の写真と文章が書いてあるコーナーです。
ただの道ですよ、車もバイクもいない、ただの道。
でもすごく綺麗で、どこか動画みたいな印象なんですよ。
道に対する僕の見方が大きく変わりました。
まとめ
定期的に購入し始めたのは社会人になってからなので、2013年10月号(vol.62)からなのですが、コツコツ古本屋でバックナンバーを買い集め、今では40冊以上所有しています。
まあ実家に行けば父の分で全巻があるのですが…
とにかく、バイク乗りにとって有益な情報がたくさん詰まっている雑誌です。
※最近、発売日が変わりまして、偶数月の24日になりました。
興味のある方はぜひ!