「バイクにETCは付けるべき?」
車にETCを付けている方は多いですが、バイクにわざわざ付けるべきか迷いますよね。
まず結論から言うと僕は、
- バイクにもETCは付けるべき
だと考えています。
この記事では、
- バイクにETCを付けるメリット
- バイクに合うおすすめのETC車載器
- ETC車載器の取り付け方
をご紹介しますね。
ETCを活用すればお得にツーリングを楽しめますよ!
バイクにETCを付けるメリット
1.料金所をスムーズに通過できる
高速道路料金所の支払いでは、
- バイクを停める
- ギアをニュートラルに入れる
- グローブを脱ぐ
- 財布を取り出す
をバイクに跨りながらする必要があるので、ベテランのバイク乗りでも手間取ります。
おまけに後続車がいたら焦りますよね。不幸にも小銭を落としたらもう大変です。
でも、バイク用のETCを付ければ全てが解決します。
もはや料金所で止まる必要すらないので、スムーズに通過できますよ。
高速道路を使うことに抵抗がなくなるので、ツーリングの行動範囲も広がりますね。
2.ETC装着車だけに適用される割引がある
個人的に一番のメリットだと思っているのが、
- ETC無線通信で走行した車両だけの割引
です。
割引にはたくさんの種類がありますが、僕がよく使っているのは、
- 深夜割引
→ 毎日0時~4時の間にNEXCO3社が管理する高速国道等を走行すると3割引 - 休日割引
→土・日・祝日にNEXCO3社が管理する高速国道等を走行すると3割引 - アクアライン割引
→東京湾アクアラインの料金所をETC無線通信により走行すると、二輪は通常片道2,510円のところ640円
※2020年4月現在
です。
この割引を利用すれば、
- ETCの装着費用も実質無料
にできます。
僕は、ETC装着にかかった約3万円(車載器+取付費)をアクアライン割引や休日割引を利用して1年ほどで回収できました。
例えば、アクアラインを年に5回使ってツーリングしたら、
1,870円(アクアライン割引額) × 2(往復) × 5回 = 1年で18,700円もお得
です。
このペースならたった2年でETC装着にかかった約3万円が回収できますね。
ETCの装着費用を回収した後は、割引分だけずーっとお得です。
過去、期間限定で「高速道路が定額で乗り放題になるキャンペーン」がありました。これは、ETC装着車した適用されません。今後も同じようなキャンペーンが実施される可能性があるので、準備をしておくといいかもしれませんね。
3.ETCマイレージでキャッシュバックされる
バイクにETCを付ける金銭的なメリットは割引だけではありません。
- ETCマイレージでのキャッシュバック
は知らないと損をします。
僕は、登録して2年ほどでETCマイレージサービスの還元を2度受けました。
合計で1万円のキャッシュバックなので、還元率の高さに驚きました。
ETCマイレージサービスとは?
ETCマイレージサービスでは、お申込みいただいたETCカードでの通行料金のお支払額に応じて、 ポイントが付きます。
引用元:ETCマイレージサービス
ポイントは還元額(無料通行分)に交換のうえ、通行料金の支払いにご利用いただけます。
ETCマイレージサービスへのご登録は無料です。年会費もかかりません。
ETCマイレージサービスは、車載器を装着すれば自動的に適用されるわけではありません。
自分で登録する必要がありますので、バイクにETCを付けたらすぐに登録しておきましょう。
僕は、このサービスを知らずに6年間利用していたので、すごく後悔しました。
ETCマイレージサービスの新規登録はETCマイレージサービスのサイトからできます。
登録自体は5分ほどで完了します。
あらかじめ準備しておかなければならない情報は3つです。
- ETC車載器に記載してある車載器管理番号
- 車両ナンバー
- ETCのカードに記載されている番号
後は、名前や住所などの基本的な情報を入力して完了です。
ちなみにETCカードは、
- 楽天ETCカード
がおすすめです。
楽天カードに付帯して利用できるETCカードで、条件を満たせばETCカードも無料で発行できます。
楽天ETCカードのお申し込みには楽天カードの保有が必要ですが、クレジットカードとしても優秀なので持っていて損はありません。(もちろん僕も愛用しています)
- 年会費無料
- 基本還元率1.0%
- 溜まったポイントは楽天市場など日常生活で使いやすい
- 最高2,000万円の海外旅行傷害保険
楽天市場など楽天のサービスをたまに利用する方は、ぜひ検討してみてくださいね。
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マイレージポイントはETCカード単位で付加されます。
なので、1つのETCカードを使いまわしてポイントを貯めた方がお得ですよ(^ ^)
ETC車載器の選び方
ETC車載器は2種類あります。
- 一体型
- 分離型
です。
ETCカードを入れる本体がアンテナと一緒になっている(一体型)か、別になっている(分離型)かの違いですね。
僕のおすすめは、
- 分離型
です。
理由は、
- 本体(ETCカード)をシート下に収納できるので防犯性が高い
- 本体が風雨に晒されないので故障が少なくて耐久性がある
からです。
一体型は、アンテナと本体をフロント部(ハンドルなど)に取り付けることになります。
これだとETCカードが入った本体がむき出しなので、車載器やETCカードが盗まれてしまう危険性がありますよね。
その点、分離型の車載器ならアンテナだけをフロントに取り付けて、本体はシートの下に収納できます。
こちらのほうが防犯性は高いです。
※ただし、長時間バイクから離れる際はETCカードは抜いておいたほうが無難です
ちなみに僕が使用している車載器は「ミツバサンコーワ アンテナ分離型ETC車載器 MSC-BE51」です。
もう6年以上使用していますが、不具合なく良好に動作しています。
お買い得で機能も申し分ないのでおすすめですよ。
バイク用ETCを取り付ける方法
まず最初に知っておきたいのは、
- バイクには二輪車専用ETC車載器を装着する
ということです。
車内設置を前提として製造された四輪用車載器は、防水性・防塵性・耐振動性の確保が不十分なのでバイクに利用できません。
水濡れなどで誤作動を起こして、開閉バーが開かなかったら危険ですよね。
いえいえ、それはいけません。
- ETC車載器のセットアップは登録店に限定
されています。
セットアップはETCの不正利用を防止するために高度な処理が必要です。
また、ETCの安全な利用のため厳しい審査をパスした登録店のみセットアップが許されているのです。
例えば、
- 2りんかん
- ナップス
- レッドパロン
などで取り付けてもらいましょう。
僕は、2りんかんで付けてもらいました。
取付の費用は、車載器が2万円程度、セットアップと取り付け費用が1万円くらいで、合計3万円くらいでしたよ。
バイクの買い替え時はETC車載器の移植がお得
バイクを買い替えても、
- ETC車載器は移植可能
です。
僕は、カワサキZRX400に分離型のETC車載器を取り付けていましたが、ヤマハXJR1300に乗り換えた際にレッドバロンで付け直してもらいました。
ただし、付け直しでもセットアップと取り付け工賃は発生します。
ただ、新しいETCを購入して取り付けるよりは安いので、バイクを買い替える際にはETC車載器の移植を検討してみてくださいね。
- ETCの取付費用(レッドバロン) ¥16,200
※僕の場合の金額なので参考まで
関連記事>>>必見!レッドバロンでバイクを購入するときに役立つ7つの知識
最後に:バイクにETCを付けてもっとツーリングを楽しもう
バイクでETCを利用するとたくさんのメリットがありますよね。
スムーズに料金所を通過できるし、金銭的にもお得です。
ツーリングの行動範囲が広がりますね。
利用できるものは最大限に利用して、お互い充実したバイクライフを送りましょう!