
キャンプツーリングの魅力については「ソロでも行くべき!バイクでのキャンプツーリングがおすすめな理由」に書いたとおりです。
この記事では、
「キャンプツーリングがしたいけど、どんな道具が必要なの?」
という方に向けて、キャンプツーリングに必要な道具を書いていきます。
キャンプツーリングに必要な道具はそこまで多くはありません。
ボストンバッグ1つに収納できます。
僕の道具を例に、キャンプツーリングに最低限必要なものをご紹介しますね。
この記事に書いてある道具を準備すれば、すぐにキャンプツーリングへ行くことができますよ。
キャンプツーリングに必要な道具リスト

僕は基本的に14種類の道具でキャンプツーリングをしています。
【キャンプ道具一覧】
- テント
- 椅子
- 寝袋
- マット
- コッヘル
- 焚き火台
- 懐中電灯とヘッドライト
- 調味料(塩コショウ・醤油・油)
- インスタントコーヒー
- バーナーとアウトドアガス缶
- 防水シート
- 予備電池
- 十徳ナイフ
- トイレットペーパー
※番号は上の写真とリンクしています
僕の経験上、これだけの道具があればキャンプツーリングはできます。
この中で、焚き火台はなくてもそこまで困りませんが、それ以外は基本的に必要な道具だと思って頂いて構いません。
これから1つずつ解説していきますね。
※初心者の方がキャンプツーリングをある程度快適に楽しむ前提でお話ししています。あくまで一例なので、慣れてきたら自分に合った道具に差し替えてもらえたらと思います。
キャンプ道具は1つのカバンにまとめるのがオススメ!

まずは、キャンプ道具を収納するカバンです。
僕は、TOMMY(トミー)のボストンバッグにキャンプで使う道具を全て入れています。
TOMMYのボストンバッグを選んだ理由は、
- バイクに積むのに丁度良い大きさ
- 必要最低限のポケット
- 長年使ってもへこたれない丈夫さ
- 入手しやすい
です。
カバン1つにまとめておくメリットは、キャンプ道具の保管や取り出し、片づけ、バイクへの積載がかなり楽になることですね。
宿泊ツーリングの場合、着替えや日用品は準備すると思うのですが、追加でこのボストンバッグをバイクに積むだけでキャンプツーリングの準備は完了します。
このおかげで、軽いノリでキャンプに出掛けることができています。
また、「カバン1つにまとめる」という制限は、道具の質を上げるのにも役立ちますよ。
期限が決まっていたほうが勉強や仕事の効率が良くなるように、何事も制限があったほうが工夫をするので良いんですね。
実際に僕は、キャンプ道具は少なく、コンパクトにしようと努力しています。結果的に、無駄な道具を買わずに済んでいます。
ちなみに、道具をバイクに積載する場合はツーリングネットがあるときちんと固定できて安心ですよ。
僕の経験上、ツーリングネットは大きめが断然おすすめです。
小さいサイズだと頑張って伸ばさないといけない上に切れてしまう恐れがあります。その点、大きい場合は余ったネットを適当な所に掛けておくだけで済みます。大きいほうが自由に調節できて便利ですよ。
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キャンプツーリングに必要な道具の詳細解説
僕が実際に使用していて、自信を持っておすすめできる道具をご紹介しますね。
1.テント

自信を持っておすすめできるテントは、コールマンの「ツーリングドームST」です。現在、メインで使い倒しているテントです。
このテントの魅力は3つ、
- 前室の広さ
- 設営の手軽さ
- コストパフォーマンスの良さ
です。
椅子に座った僕(大人1人)が、スッポリと収まるくらいの広さの前室は、雨が降ってきても安心です。
前室の幕をポールや木の枝で跳ね上げれば、簡単なタープにもなりますよ。
広い前室があるのに、1人でも簡単に設営できます。
コールマンは超有名なアウトドアブランドなのに、このツーリングドームSTはなんと1万円台で購入できます。
スペックも必要十分なので、コストパフォーマンスは素晴らしいです。
2.椅子


この椅子の魅力は、
- コンパクトに収納可能
- 座り心地が抜群
です。
収納すれば2リットルのペットボトルくらいになります。この大きさならバイクにも簡単に積載できますね。
また、背もたれがあるのと、体にフィットするので座り心地も抜群です。
キャンプ中は座っている時間が長くなるので、この椅子を使うようになってからより一層キャンプツーリングの時間が充実しました。
このような折りたたみ椅子は、キャンプツーリングに最適ですよ。
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3.寝袋

僕が使用しているのは「モンベルのダウンハガー800#5」。
この寝袋の最大の魅力は、
- 圧倒的にコンパクトで軽い
ことです。
上の写真の右端(青い袋)がこの寝袋の収納時の大きさ。左端の500mlのペットボトルと比較するとそのコンパクトさが伝わると思います。
キャンプツーリングのシーズン(春から秋頃)程度の気温なら、この寝袋で快眠できます。
キャンプツーリングで使うには最適な寝袋です。
▼9月下旬の北海道ツーリングでも快眠できました▼
【関連】北海道ツーリングの服装で大切なこと(9月下旬の体験談あり)
4.マット


僕が使っているのは空気を入れて使用するエアーマットです。
エアーマットの魅力は、
- 驚くほどコンパクトになる
- 寝心地が良い
です。
長さ180×幅50×厚さ8cmのマットが2リットルのペットボトルより小さくなるなんて衝撃ですよね。
僕が使用しているのはモンベルのエアーマットは、すでに販売が終了してしまいました。
エアーマットは探せば数千円で手に入りますので、試しに使ってみたい方はモンベルにこだわる必要はないかもしれません。
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5.コッヘル

コッヘルは、、お湯を沸かしたり肉を焼く時に使用します。
本格的に料理をしたい方でなければ、僕のと同じ物(底が深い物と浅い物がセットになっているコッヘル)を購入すればそれで十分です。
随分前に購入したため、僕が使っている商品は販売が終了してしまいました。
今、僕が購入するなら下の商品です。参考まで。
▼プリムスの商品なので安心です▼
6.焚き火台

僕が愛用しているのは「ユニフレームのファイアスタンド2」。
この焚き火台の特徴は、
- くるくる丸めるコンパクトな収納
に尽きます。
これ以外の焚き火台はどうしても嵩張るので、バイクで持ち運ぶならこのファイアスタンドがおすすめですよ。
焚き火の有無はキャンプツーリングの満足感を大きく左右します。愛車を眺めながら焚き火をする時間はプライスレスですからね。
直火ができるキャンプ場は多くありませんが、焚き火台の使用が条件で焚き火を許可しているキャンプ場は比較的多いです。
持っておいて損はない道具ですよ。
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7.懐中電灯とヘッドライト

キャンプの夜は、明かりがとても重要です。
置く型の電灯とヘッドライトの2種類を用意するのがおすすめです。
一つは置きっぱなしでサイト全体を照らし、手元の細かい所はヘッドライトで照らすとスムーズに作業が進みますよ。
僕の持っているものは廃盤になってしまったので、類似品のリンクを貼っておきますね。
ランタンは、僕が使用しているのと同じくコールマンのものです。
ヘッドライトに関しては特にこだわっていません。安くて評価の高いものを選んでいます。
▼コールマンのミニランタン▼
▼ヘッドライト▼
8.調味料

調味料は、
- 塩コショウ
- 醤油
- 油
の3種類を持参しています。
これだけあれば、簡単な料理は作れます。
必要な分だけ100円均一の小さな容器やチャック付きの袋(ユニパック)に移しておけば、嵩張らずに持ち運びができますよ。
9.インスタントコーヒー
キャンプで飲むコーヒーは最高です。
買い出しの時でもいいので、インスタントコーヒーを購入しておくのがおすすめです。
その際に飲料用の水を買うのもお忘れなく。
お湯は、この記事で紹介するバーナーとコッヘルがあれば沸かせます。
10.バーナーとガス缶

バーナーとガス缶があれば、手軽に火を使うことができます。
キャンプツーリングの必需品ですね。
先ほど紹介したコッヘルと組み合わせれば、コーヒーを飲んだり、インスタントラーメンを作ったり、幅広く活用できますよ。
ちなみに、ガス缶は消耗品ですのでなくなったら取り替えましょう。
特にこだわりがない方は、キャプテンスタッグの商品を選ぶといいですよ。
リーズナブルなお値段で高品質なギアが手に入ることで有名な総合アウトドア用品ブランドです。
ビギナーから上級者まで多く方が使用していて、もちろん僕もよくお世話になっています。
▼キャプテンスタッグのバーナー▼
▼キャプテンスタッグのガス缶▼
11.防水シート

防水性のシートは、1枚あればかなり便利です。
- 地面に座るときのシートに
- テントの下に敷いて防湿、防寒対策に
- 愛車にかぶせて雨や朝露から守るために
- 急な雨の時には荷物を包んで濡れないように
- バイクと木やテントに括り付けて、簡単なタープに
こんな風に使えて、実用的なのでロゴスの防水シートを6年以上ずっと使っています。
さらに色んな所に括り付けられるようにビニール紐を4隅に付けて工夫しています。
嵩張る物ではないので、持って行っておくと何かと役立ちますよ。
▼お役立ちアイテム!▼
12.予備電池
懐中電灯やヘッドライトなど、電池が切れると使い物になりません。
一晩くらいなら電池の交換は必要ないですが、万が一のために持っておくと安心です。
僕は何度もキャンプ場で電池を交換しているので、予備の電池は必須アイテムです。
13.十徳ナイフ


僕が使っている十徳ナイフの特徴は、
- 2つに分かれてスプーンとフォークになる
ことです。
もちろん、ナイフやコルク抜きなどの機能も付いてます。
割り箸の準備がなくてもご飯が食べられるので、何度も助けられてます。
スプーンとフォークが付いている物を選ぶと便利ですよ。
▼コールマンの同等品▼
14.トイレットペーパー
トイレットペーパーは、1巻でかなり量があって、ペッチャンコにすると意外にコンパクトなので重宝するアイテムです。
ティッシュの代わりにしたり、焚き火の種火を作るのに使っています。
他にも便利な道具がたくさんあります!
この他にも、ビニール袋やアルミホイル、コッヘルを洗う洗剤とスポンジ、ライターなど、あると便利な道具はたくさんあります。
バイクの積載スペースと相談しながら、必要な道具を追加してくださいね。
ちなみに、ご紹介した中にはそれなりの値段がする道具もありますが、お財布と相談して安物の道具を購入するのもいいと思います。
僕も最初はエアマットの代わりに銀マットでしたし、寝袋も安物を使っていました。
初めてのキャンプツーリングでは、道具は15,000円くらいで揃えた記憶があります。
でも、その装備で2週間くらい北海道をキャンプツーリングできましたよ。
とにかく必要最低限の道具を揃えてから、自分のスタイルに合うものに随時差し替えていくのがおすすめの方法です。
キャンプツーリング道具の選び方

僕がキャンプツーリングの道具を選ぶ際に気にしているのは、
- コンパクトに収納できること
- 質が良いこと
の2点です。
バイクはどうしても積載量が制限されるので、コンパクトであることは重要だと考えています。
なので僕は、同等品なら数千円高くてもコンパクトなほうを選びます。
一時的に懐は痛みますが長い目で見ると満足することが多いです。
とは言え、コンパクトばかりを追求していては、高くついたり、機能性が失われてしまいます。
バランスを考えながら、道具を選んでいくのがポイントです。
僕の例で言えば、“テーブル”と“椅子”の購入を検討したことがあります。
その時は、テーブルはバイクで運びにくいので「テーブルはやめて椅子だけを持って行く」という選択をしました。
時には、物を減らすという選択も必要です。
そして、出来るだけコンパクトに収納できて、それでいて座り心地の良い椅子を探しました。あまり高価でないものが好ましいです。
その結果、先ほどご紹介した椅子を選びました。たくさん考えたので大満足です。
▼僕が考え抜いて選んだ椅子▼
キャンプツーリングの道具は積載性と機能性のバランスを考えながら、楽しく選ぶといいですよ。
この記事では僕のキャンプ道具を例としてご紹介しましたが、必ずしもそれが正解ではありません。
あくまで最初だけの参考にして頂いて、どんどん自分に合った道具と差し替えていってくださいね。
きっと楽しいですよ。
▼ちなみに最近、素敵なテーブルに出会ったので追加しました(笑)▼
まとめ
「キャンプツーリングがしたいけど、どんな道具が必要なの?」
そんな方にとって、必要なキャンプ道具のイメージを少しでもお伝えできていたら嬉しいです。
あくまで僕の例なのですべてが正解ではないですが、少なくとも僕はこの道具たちで十分に楽しめています。
お互いキャンプツーリングを楽しみましょう!
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▼バイクに荷物を積載するコツ▼
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