- キャンプツーリングに必要な道具を知りたい
- バイクに積載しやすくてコスパの良い製品はどれ?
- 道具選びで失敗しないために経験者の話を参考にしたい
実は、通常キャンプとバイクキャンプでは適切な道具が変わります。
理由は主に積載との相性です。バイクは積める荷物に限りがあるので、道具選びを間違えると積載に苦労する羽目になります。
僕は11年かけて、「質」「コンパクトさ」「価格」の三拍子が揃ったキャンプツーリング道具一式を完成させました。
しかしその間、道具の入れ替えを何度も繰り返し、無駄なお金をたくさん使ってしまいました。
僕と同じ失敗をしないように…
この記事では、僕が試行錯誤して辿り着いた『とっておきのバイク乗り向けのキャンプ道具一式』を紹介します。
道具選びに悩んだら、ここに書いてあるものから選べば失敗しません。
本記事で示すものが全て正解だと言うつもりはありません。
あくまで我流ですが、少なくともここで紹介する道具で快適なキャンプツーリングができます。なぜなら、僕が身を持って体験しているからです。
何事もわからないうちは誰かの型をなぞるのが近道。
この記事があなた自身のスタイルを見つける参考ガイドとなれば嬉しいです。
キャンプツーリングのやり方も知りたい人は以下から読むのがオススメです。
»キャンプツーリングのやり方と持ち物を初心者向けに徹底解説!【完全保存版】
バイク乗り向けのキャンプツーリング必需品11選
キャンプ道具には、「必需品」と「便利グッズ」の2種類があると考えています。
まずはキャンプツーリングの必需品から紹介します!
必需品は以下の11個です。
- テント
- 椅子
- テーブル
- 寝袋
- マット
- コッヘル
- カップ
- バーナー
- ライト類
- 防水シート
- カトラリー(食器)
必需品の種類は通常キャンプでもバイクキャンプでも変わりません。
違うのは、バイクキャンプでは質(機能性)が良くて、コンパクトな製品が好まれることです。
潤沢な資金があれば選択肢が多くなりますが、僕を含め資金には限りがある人がほとんどのはず。
そこで僕が実際に使用している、「質」「コンパクトさ」「価格」の三拍子が揃った製品を紹介します。
11年のキャンプツーリング歴で辿り着いたものなので、これから購入する人にとって失敗しない選択になるはずです。
テント
僕が愛用しているテントは、「コールマンのツーリングドームST」です。
このテントを選んだ理由は以下の7つ。
- コールマン(有名アウトドアメーカー)の確かな品質
- 使い勝手の良い前室
- 強い雨にも耐えられる安心の性能(耐水圧1,500mm)
- 前後に出入口があって通気性の良い快適な室内
- ポールポケット式で1人でも設営しやすくてGOOD
- 「大人1人+荷物」、「大人2人」が寝るのに十分なスペース
- 手頃なお値段(1万円台で購入可能)
同じ価格帯の中では抜群にコスパが良く、めっちゃ売れ筋テントです
ツーリングドームSTの象徴とも言える広い前室は、荷物を置いたり、雨天時の調理スペースにしたりと便利に使えます。
ポールを立てて前の幕を跳ね上げれば、前室に簡易タープを作れる仕様なのもGOOD。
骨組みを差し込むだけで固定できるポールポケット式のおかげで、一人でも簡単に設営可能。
僕の場合、10分あれば設営が完了します。
室内は縦210cmもあるので、身長181cmの僕でも足を伸ばして快適に寝られます。
一部の荷物を前室に置けば、細身の大人2人(僕と妻)でも十分寝られる広さです。
収納サイズは、約φ19cm×49cm、約4kgです。
コンパクトさに欠けますが、その分だけ広い室内と前室があることを考えれば許容範囲。
バイクで運ぶなら問題ありません。
元芸人でキャンプ系人気YouTuberのヒロシさんがレビューしたことでも有名なテントです。
ツーリングドームSTは以下で詳しくレビューしています。
»【コスパ最強】コールマン「ツーリングドームST」を徹底レビュー!LXとの違いやグランドシートも紹介
椅子
椅子は組み立て式タイプを愛用しています。
このタイプのメリットは以下の5つ。
- とにかく収納サイズが超コンパクト
- アルミ合金の骨組みで超軽量、高強度
- シンプルな作りで耐久性に優れる
- 座面が体にフィットするので6時間座ってもお尻が痛くならない
- 組み立てが簡単
気に入っているため、僕はこのタイプの椅子を2つ所持しています。
いずれもAmazonにて3,000円ほどで購入しました。
イベントやレジャーでも使うので使用頻度は高いですが、7年経っても破損等はなく耐久性は高いです。
背もたれがあり、座面はお尻を包み込んでくれるので長時間座っても疲れにくいです。
収納時は、2Lのペットボトル程度までコンパクトになります。
バイクへの積載も楽ちんです。
難点は同様の商品が世の中に溢れていることでしょうか。
どれを選べばいいか迷った場合は、耐荷重値100kg以上、骨組みの素材はアルミニウム合金、レビューが良いことなどを参考にしてください。
相場は3,000円程度です。
\僕が今買うならこの商品!/
テーブル
テーブルは、「DCMブランドのアルミローテーブル」を使っています。
ホームセンターで見かけて購入しましたが、キャプテンスタッグからサイズ、材質とも同じ製品が出ていることを知って後悔しました。
「キャプテンスタッグ アルミロールテーブル(M-3713 )」のほうがアウトドア用品の有名ブランド製品で入手もしやすいため、以下はそちらの数値をもとに紹介します。
このテーブルの魅力は以下4つ。
- 折りたたみ式でコンパクトに収納可能
- わずか700gの超軽量
- 1〜2人分の食器や調理器具を置くのに十分な広さ
- 気にせず何でも置ける耐荷重30kg
収納時サイズは縦400×横60×高さ70mm。
重さは700g。
とにかくコンパクト、超軽量のテーブルなので、キャンプツーリングに最適です。
天板の大きさは400×290mm。
ソロキャンプなら十分な大きさですし、2人分でもカップや食器くらいなら問題なく乗ります。
大人数のキャンプでは、ちょっとした食材や食器を置くサイドテーブルとしても使えます
\知り合いのバイクキャンパーも愛用しています/
寝袋
僕が使用している寝袋は「モンベルのダウンハガー800#5」です。
この商品を選んだ理由は以下4つ。
- モンベル独自システム「伸びる寝袋」で圧迫感なく快眠できる
- 高品質ダウン封入で超軽量コンパクト
- 高い保温性を実現(使用可能温度4℃)
- インナーシュラフと組み合わせて3シーズン使用可能
モンベル独自のスーパースパイラルストレッチ™ システムを採用。
伸縮率が135%もあるので、このタイプの寝袋にありがちな圧迫感を軽減し、快眠をサポートしてくれます。
片寄りと放熱を防ぐ構造でしっかりと閉じ込められた高品質ダウン〈800フィルパワー・EXダウン〉が、圧倒的なコンパクトさと高い保温性を実現しています。
収納サイズは∅12×24cm!
身長181cmの僕を完全に包み込む寝袋が、2Lのペットボトル程度までコンパクトになります。
キャンプツーリングシーズン(初夏から秋)の気温なら、この寝袋だけで十分。
標高が高い場所や春先など少し気温が下がるようであれば、インナーシュラフを中に入れると安心して3シーズン使用できます。
インナーシュラフは数千円で買えますし、寝袋よりもさらにコンパクトです。
この寝袋のデメリットは少々お値段が高いところでしょうか。
実際、僕のキャンプ道具の中でこの寝袋が一番高価です。
しかし、睡眠にはお金をかけるべきです。
キャンプツーリングでは、翌日もバイクで長距離を移動することが多く、体力の回復は超重要です。
一度買えば長年使えます!快適な旅への投資と考えればコストパフォーマンスはむしろ良いです
\災害や引越し時の一時的な寝床としても使えます/
\【筆者愛用】保温性アップのインナーシュラフ/
マット
僕が愛用しているのは、「モンベル U.L. コンフォート システム エアパッド180」です。
これを選んだ理由は5つ。
- モンベル(有名アウトドアメーカー)の確かな品質
- 空気注入式で超コンパクトな収納サイズ(φ11×21cm)
- 体にフィットして快適な寝心地
- 空気の層が地面の凹凸や冷気を完全遮断
- 縦180cmサイズで全身をもれなくサポート
毎回、口で膨らませています。そこまで重労働ではなく、2分ほどで膨らみます
サイズが長さ180×幅50×厚さ8cmあるおかげで、身長181cmある僕の全身を確実にサポートしてくれます。
「1cmはみ出てるやん」と思うかもしれませんが、枕は服などで適当に作るためマットは180cmで余裕です。
収納サイズは、φ10×21cm。
全身を強力にサポートしてくれるマットが、2Lのペットボトルより小さくなります。もはや魔法の域です。
カバンにも余裕でINできます。
サイズは120、150、180があるので、体の大きさや収納サイズで選択してください。
収納サイズに大きな違いはないため、バイクに積載するなら個人的には全身がもれなくサポートされる180がおすすめです。
エアマットなので空気漏れが心配かもしれませんが、8年使用しても全く破損はありません。
足ツボマット並みに石がゴロゴロしている上で使用しても、石の凹凸を完全に遮断するので快眠できました。
表面がしっかりしているのも、さすがモンベル製品といったところ。
難点は少々お値段が高いところです。
ホームセンターで安く買える銀マットでも寝られますが、快適さとコンパクトさは全く比較になりません。モンベルのエアマットの圧勝です。(値段が違うので当たり前ですが)
繰り返しになりますがキャンプにおいて睡眠は超重要です。
マットには投資してよかったと感じています。
旧型と新型の違い
モンベルのU.L.コンフォートシステムエアパッドには旧型と新型があります。(僕が使用しているのは旧型)
新型は、収納サイズが若干小さくなったのと、保温性がややアップしています。
- 【旧型180】重さ:530g/サイズ:180×50×8cm/収納サイズ:φ11×21cm
- 【新型180】重さ:504g/サイズ:180×50×7cm/収納サイズ:φ11×20cm
旧型はモンベルのカタログから消えたので、以下は新型のリンクです
コッヘル
コッヘルは、シンプルな「DUG(ダグ) POT-M DG-0207」を愛用しています。
この製品を選んだ理由は以下7つです。
- アルミニウム製で錆びにくく超軽量
- 蓋:500ml、本体:1,000mlの大容量サイズ
- 本体の注ぎ口が地味に便利
- ハードアノダイズド加工で耐久性に優れる
- 本体の深底形状と容量がインスタントラーメン作りに最適
- イワタニのガスバーナー(後述)が収納可能
- お手頃価格(2千円台で購入可能)
DUGは主にアウトドア用クッキングツールを展開しています
7年使用していますが、使用感、耐久性ともに大満足です。
本体の注ぎ口は何気に便利で、コーヒを入れる時やスープを分ける時にこぼれないので重宝しています。
コッヘルには様々な形状がありますが、僕はこの製品のような深底タイプが好みです。
インスタントラーメンやスープを作りやすいですし、そのまま食べるのにも最適だからです。
インスタントラーメンの代表格『サッポロ一番塩ラーメン』の裏面(おいしい召し上がり方)には、お湯500mlが必要と書いてあります。
快適な調理のためコッヘルには、水500mlと麺、沸騰のボコボコを受け入れる容量が求められます。
その点、DUGのコッヘルは本体容量1,000ml。サッポロ一番塩ラーメンを快適に調理できる仕様となっております。
肉などは蓋で焼けます。ラーメンだけではなく基本的なキャンプ飯は作れるのでご安心ください
コッヘル内部には、次に紹介するイワタニのジュニアコンパクトバーナーが収納できます。
荷物の効率化という意味では、この組み合わせは相性抜群です。
デメリットは、テフロン加工がないので焦げつきやすいのと、持ち手のシリコンが熱で溶けるところでしょうか。
ただ、油をひけば軽減されますし、タワシで擦ると取れるので、僕はあまり気にしていません。
持ち手のシリコンが溶けても中に入っているアルミが見えるだけなので、この値段なら許容範囲かなと思います。
\使いやすいのにお手頃価格/
マグカップ
カップは、「スノーピークのチタンシングルマグ300」を愛用しています。
このカップを選んだ理由は次の5つ。
- 超軽量かつ丈夫なチタン製
- 家やオフィス使いにも馴染むデザイン
- 何を飲むにもちょうど良い300㎖サイズ
- 折りたたみハンドルでコンパクト収納
- カップ淵のカール処理で飲みやすい口当たり
チタン製なので48gという驚愕の軽さです。(単三電池2個程度!)
マグカップは重いものが多いですが、このチタンシングルマグはその概念を良い意味で壊してくれます。
アウトドアはもちろん、家の中で使うにもこの軽さは助かります。
ハンドルは華奢ですが、持ちやすい形状。
飲み物がたっぷり入っていても安心して持ち上げられる作りです。
ハンドルは折りたたみ可能なので、カバンに収納しやすくてGOOD。
飲み口にはカール処理が施されていて口当たりが良いです。
チタン製なので熱伝導率が低く、熱い飲みものを入れても、口元やハンドルが熱くなりづらい点も魅力です。
スノーピークのチタンシングルマグには220、300、450のサイズがあります。
お茶やコーヒーだけなら220でも問題ありません。
ただ、キャンプで味噌汁やスープなど具材が入った飲みものも入れる場合は300のほうが使いやすいです。
これまで様々な飲みものを入れましたが、300mlで困ったことは一度もありません。
何を飲むにも大きすぎず、ちょうど良いサイズです。
妻の分も購入しました。
妻も超軽量なところが気に入ったようで、家事をしながら頻繁に使っています
難点は少々汚れが黒く目立ちやすいところでしょうか。
ただ、磨けば取れますし、それも味だと割り切ればそこまで気にならないと思います。
スノーピーク製マグの違いや選び方、おすすめマグのレビューは以下で詳しく解説しています。
»スノーピーク製マグの選び方|素材やサイズの違いとチタンシングルマグ300がおすすめな理由
\日常使い可能!一生ものマグカップ/
バーナー
バーナーは「イワタニ ジュニアコンパクトバーナー CB-JCB」に最近買い換えました。
この製品のメリットは次の8つ。
- 老舗メーカー(イワタニ)の安心品質
- 高い加熱能力(1Lの水を沸騰させるのに約4分)
- 本体を折り畳んでコンパクト収納可能
- 風防ゴトク構造で風に強い
- 燃料は家庭用の安いカセットガス(コンビニでも調達可能)
- 4千円前後のお手頃価格
- ゴトクが大きいので大ぶりな鍋も置ける(説明書では18cm鍋までOK)
- 連続燃焼時間が長く燃費良し
(イワタニカセットガス:約120分、ジュニア:約40分)
愛用者多数の大人気のバーナーです
コンパクト収納可能(幅82×奥行68×高さ109mm)なので、先ほど紹介したコッヘルにすっぽりと収まります。
専用のハードケースが付属するので、コッヘルを傷つける心配もありません。
1Lの水を沸騰させるのに約4分なので、キャンプツーリングには十分な加熱能力。
ゴトクが広いので使用する鍋を選びません。
ソロはもちろん、グループでの多めの料理にも対応できます。
火を囲むようなゴトク構造は、風がある日でも安心して使えます。
燃料は家庭で良く使うカセットガス(以下、CB缶)です。
コンビニやスーパーで手軽に入手でき、さらに安価な燃料です。
僕は荷物を小さくしたいので「イワタニカセットガスジュニア」をよく使います
実は、僕が最近買い換えた最大の理由がこの燃料の違いです。
以前はOD缶のバーナーを使用していました。
OD缶は入手しづらいことが難点です。
直接買うにはアウトドア用品店やホームセンターに行く必要があり、燃料切れに弱い。しかも、CB缶より高価です。
燃料切れやお財布への心配が減ったので、「イワタニ ジュニアコンパクトバーナー」に切り替えたのは良い選択でした。
\Amazonのアウトドアランキング常連アイテム/
\カセットガスもお忘れなく(以下は通常サイズです)/
ライト類
キャンプには下記3種類のライトを持っていきます。
- コールマンのマイクロパッカーランタン
- 懐中電灯
- プロマリンのヘッドランプ
コールマンのライトは11年前、キャンプツーリングを始めるときに買ったものです。
あまり明るくはないですが、テント内を照らすにはちょうど良いので使い続けています。
懐中電灯は100円均一です。
人に貸したり、予備の明かりとして持っています。100円なのでラフに使えて、意外と重宝しています。
ヘッドライトは、「プロマリンの14LEDヘッドランプ」を長年使っています。
気に入っている点は以下の4つ。
- 1,000円前後で買える
- LEDなので長寿命
- 実用的な明るさ
- 単四電池式なので補充がしやすい
ヘッドライトは両手が使えるのが最大のメリットなので、シンプルなもので十分だと思っています。
ただし、買うならLEDと電池式のほうがいいです。
LEDは明るくて長寿命ですし、電池は入手しやすくて簡単に交換できます。
この製品は7年以上使用していて、困ったことはありません。
ヘッドライトで迷ったらこれを買えばOKです。
防水シート
キャンプには「ロゴスの防水マルチシート」を必ず持っていくことにしています。
理由は、防水仕様で多目的に使えるから。
- 地面に座るときのシートとして
- テントのグランドシート(防汚、防湿、防寒)として
- バイクにかけるカバーとして
- 雨天時のポンチョ代わりとして
- テントの前に張って簡易タープとして
広げるとダブル布団くらいのサイズ(縦200×横145cm)ですが、畳むと文庫本サイズまでコンパクトになる優れもの。
重さは超軽量の240gです。
嵩張らないのに様々な用途で使用できるので、10年間使い倒しています。
水をしっかり弾く防水性能。
4隅には標準で輪っかが付いています。
ここにあらかじめビニール紐を付けておくと、木やテントに括り付けやすくて便利です。
実は、先に紹介したテント「ツーリングドームST」のグランドシートとしてちょうど良いサイズです。
ツーリングドームSTには専用グランドシートが付属していないので、この防水マルチシートとセットで購入するのがおすすめです。
\一度使えば手放せない!/
ナイフ(食器)
僕はキャンプツーリングを始めた頃から「7徳スプーン&フォーク付ナイフ L-16」を愛用しています。
11年ずっと使用してきて感じている魅力は5つ。
- スプーンとフォークが2つに別れて超便利
- コルク抜き、栓抜き、缶切りが何気に役立つ
- ナイフとしても有用
- 専用の収納ケースがありがたい
- ガッチリした作りで11年使用できる十分な耐久性
初心者ながらこの製品を選んだ当時の僕は天才だと思います
スプーンとフォークが別々に別れるので非常に便利です。
もはやこれだけのためにこの製品を買っても後悔しないレベル。
このナイフを持っているだけで食事ができます。割り箸を忘れても問題なし。
相方がいる場合、スプーンかフォークの片方を貸してあげればめちゃくちゃ感謝されます。(いつも妻に貸してる)
僕はこのアイテムに何度救われたかわかりません。
フォーク、コルク抜き、栓抜き、缶切り、スプーン、小刀、ナイフの7ツールはまさに「過不足なし」です。
使わないツールがぐちゃっと付いて重いだけの製品よりも実用性が高く、お値段も2千円以下と手頃です。
家族や友人に「キャンプ道具で何かおすすめあるか?」と聞かれたら、僕は一番にこのナイフをおすすめしています。
\絶対に後悔しない1,500円の使い道/
キャンプツーリングの便利グッズ5選
必需品ではないですが、あれば便利なグッズは以下の4つです。
- 焚き火台
- 調味料
- トイレットペーパー
- クロックス
焚き火台
焚き火をする場合、焚き火台を準備しましょう。
最近のキャンプ場は直火禁止のところが多く、焚き火台は必須アイテムです。
僕が長年愛用している焚き火台は「ユニフレームのファイアスタンドⅡ」です。
巻いてたためばカバンにすっぽり入るサイズ。
さらに超軽量(500g以下)なので、バイクでも持ち運びやすい焚き火台です。
採用されている特殊耐熱鋼メッシュは、下からの通気が良く、効率よく燃えるので、初心者でも簡単に焚き火を楽しめます。
焚き火のやり方やマナー、必要な道具は以下にまとめています。
»キャンプ初心者でもできる焚き火のやり方【後処理の方法、マナー、道具積載のコツも解説】
調味料
僕はいつも下記3つの調味料を持っていきます。
- 醤油
- サラダ油
- 塩コショウ
これだけあれば簡単な料理は作れます。
100円均一の小さな容器に移せば、コンパクトに持ち運びができます。
トイレットペーパー
トイレットペーパーは1巻持っていくことをおすすめします。
ティッシュの代わり、焚き火の火付け、キャンプ場のトイレの紙がない場合の備えなど様々な用途で使えます。
芯ごと平らに潰すとコンパクトになるので、カバンに忍ばせておきましょう。
サンダル
キャンプ場ではテントの出入りが頻発するので、バイク用の靴は煩わしいです。
サンダルひとつでキャンプが段違いに快適になるので、可能なら持参しましょう。
サンダルを選ぶ際には以下の2つに注意してください。
- つま先が守られるもの
- ストラップで固定できるもの
トイレや炊事場へ移動する際、暗いキャンプ場内の足元には危険がいっぱいです。石に躓いてコケそうになることもしばしば。
怪我をしないようなサンダルを選んでください。おすすめは断然クロックスです。
キャンプ道具は一つのバッグにまとめるのがオススメ!
僕は、キャンプ道具(必需品)を「TOMMYのボストンバッグ」に全て入れています。
TOMMYのボストンバッグを選んだ理由は3つです。
- バイク積載に積載しやすいサイズ
- 11年使っても破れない耐久性
- 最低限のキャンプ道具を入れるのにちょうど良い大きさ
僕はTOMMYのバッグが気に入っていますが、必ずしもこのバッグである必要はありません。
しかし、「キャンプ道具をバッグ一つにまとめる」のは万人におすすめできる運用方法です。
理由は、「キャンプ道具の保管や積載が格段に楽になり、自然と質も向上する」からです。
例えば、キャンプツーリングは着替えや日用品を準備するだけで済みます。
あとはキャンプ道具のバッグ一つを追加するだけですぐに出発です。
「キャンプ道具をバッグ一つにまとめる」という制限は、自然と道具を洗練させます。
無駄なものを持っていく余裕がないため、道具を購入する際に吟味するからです。
年数の経過するにつれて選び抜かれた最高の道具だけが残っていきます。
\僕の道具を洗練させたバッグ/
バイク乗り向けキャンプツーリング道具のおすすめまとめ
本記事では実際に使用しているキャンプツーリング道具を選んだ理由付きで正直に紹介しました。
「どれを買えば良いのかな」、「道具選びで失敗したくないな」と思ったら、ここで紹介した製品を選んでください。
身銭を切って厳選した、とっておきのラインナップです。
長年連れ添った道具とのキャンプは最高です。
あなたが素敵な道具と巡り合って、楽しいキャンプツーリングをするための参考になれば嬉しいです。
キャンプツーリングのやり方は以下で詳しく解説しています。
»キャンプツーリングのやり方と持ち物を初心者向けに徹底解説!【完全保存版】
キャンプツーリングのトラブルに備えるなら「JAF」
キャンプを伴うような長旅であればある程、バイクのトラブルに遭遇する可能性は高くなります。
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この安心感のおかげで、僕はトラブルを恐れることなく北海道ツーリングを100%楽しめました。
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»JAFに入会する3つのメリットと年会費を実質無料にする方法【会員歴12年のヘビーユーザーが解説】
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