旅の情報メディア(雑誌やサイト)のほとんどが、僕たちに時間がたっぷりある前提で「このスポットがいいですよ」、「こんな旅はいかが?」と提案してきます。
もちろんそれも大切ですが、僕たちにとって目下の課題は、
- いかに旅する時間を作り出すか
ではないでしょうか?
そんな方に向けて、この記事では僕が実践している「平凡なサラリーマンの休暇獲得術」をまとめました。
時間が作れなくて困っている人の役に立てれば幸いです。
休暇取得で大切な2つのこと
学校では習いませんが、サラリーマンが有給を取るにはコツがあるように思います。
例えば、「この仕事に区切りが付いたら……」と考えてるうちは休めません。新しい仕事がどんどん生まれて、休みにくい雰囲気が漂い始め、区切りがつかないからです。
だから僕は、「有給をもぎ取ってやる!」くらいの感じで虎視眈々と狙っています(笑)
そんなことを考えているとスムーズに休むためには、
- 事前準備
- 強行突破
の2つが重要だと気がつきました。
時間をかけて準備をし、大胆に休むのです。
これからこの2つについて詳しくお話ししていきますね。
「事前準備」が大切な理由と具体的な方法
何の準備もなく自分の都合だけで休むと、確実に周りから嫌われます。良い仕事をするには良好な人間関係が必要ですし、嫌われるのは避けたいですよね。
だから、休んでも周りに迷惑をかけないように、時間をかけて事前準備をします。
具体的に何をするかというと、
- 普段から周りを助ける
です。単純ですが、個人的にこれが一番効果的だと思います。
例えば、あなたの職場に困ったらいつでも助けてくれる人がいたとします。
もし、その人が休んだらどうでしょう?
困りはしますが嫌な気持ちにはならないと思いませんか。それは日頃の恩があるからです。
周りを助けるには余裕が必要なので、自分の仕事を早く終わらせるところから始めます。
最近はエクセルのマクロ機能など作業を自動化する方法がたくさんあるので、僕はそれらをよく利用しますね。そうして捻出した時間をお手伝いに充てるのです。
そんなわけで、
- 自分の仕事を早く終わらせる
- 普段から周りを助ける
を徹底して休みやすい雰囲気を整える。これが僕のやっている事前準備です。
「強行突破」で休暇をもぎ取ろう!
さて、先ほどの「事前準備」だけでは有給を混ぜた長期休暇は取れません。
最後は「なんとしても休む!」という気持ちと多少の強引さが必要です。
僕がやっているのは、
- 早めの休暇宣言
- 強い意志と鋼のメンタルで対応
です。
まずは、早めの休暇宣言。早ければ早いほどいいです。先手必勝!
飲み会や雑談など機会を見つけて、「あ、僕、今年の○月は10連休します!」と上司や周りの人に言いまくります。僕の経験によれば、最初は冗談っぽくジャブ打ちをし、徐々に『あの話は本気です』アピールをしていくほうが効果的です。
「あいつは○月にめっちゃ休む奴」というキャラが確立できれば、その期間に仕事を振られにくくなるので、スムーズに休むことができます。(これは想像以上に効果がありますよ)
あとは強い意志とメンタル勝負です。
仕事を頼まれそうになっても、「すみません。その期間は不在でして……」とかわします。普通なら「なんだあいつ」と嫌われるかもしれませんが、周りを助けて事前準備を積み重ねていれば、「まあ、大目に見てやるか」となります。(ホントです)
そんなわけで、時間をかけて「事前準備」をして、強い意志で「強行突破」すれば高確率で休みがとれます。それを旅の時間に充てられると幸せですねという話でした。
難易度は高いけど一番効果があるのは転職です
ここまで休暇獲得術をご紹介してきましたが、これは全て
- 職場環境がそこそこ良い
という前提の上に成り立ちます。
いわゆるブラック企業では、この記事で紹介した方法は通用しないでしょう。なぜ知っているかというと、僕が以前そういう会社で働いていたからです。
最終手段かつ最も効果的なのは、
- 転職
です。
僕も転職しました。前職はシステムエンジニアで、仕事は楽しいけどとにかく休みが取れませんでした。
思い切って決断したら、趣味の時間が何倍にも増えて衝撃を受けたことを覚えています。
転職は簡単ではありません。
でも、選択肢として検討する価値はあると思います。
急に動きだすのは負担が大きいので、前もって転職サイトに登録するなどできるところから始めておくと、いざという時にすごく助かりますよ。(僕がそうでした)
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dodaを見るまとめ
僕が実践している「平凡なサラリーマンの休暇獲得術」をご紹介しました。
たかが有給にここまで努力しなきゃいけない世の中もどうかと思いますが、嘆いても仕方がないので上手く立ち回ってみるといいかもしれません。
思い通りに休みを取って出発した旅は、喜びもひとしおですよね(^ ^)