
「【バイクの乗り方】ツーリングのやり方と基礎知識を初心者向けに徹底解説」という記事では、
- ツーリング計画の立て方
- ツーリングに必要なもの
- 安全にツーリングするための知識
- バイクの点検とメンテナンス
- ツーリングのコツ
- ツーリング先でのトラブル対策
を徹底的に解説しました。
まだ読んでいない人は、ぜひお読みください。
この記事では「バイクに慣れてきた」、「目的地を巡るだけのツーリングに飽きてきた」という人に向けて、ワンランク上のツーリングのやり方を解説します。
前回の【バイクの乗り方】が初心者向けだとすれば、今回の【バイクの遊び方】はやや中級者向けです。
この記事の内容を実践すれば自ずと初心者を卒業できます。バイクの遊び方を学んで、中級者へステップアップしましょう。
ワンランク上のツーリングは組み合わせで作る

目的地を巡るだけのツーリングも楽しいですが、回数を重ねるにつれて物足りなくなってきます。
これはある程度バイクに慣れてきた証拠なので、悲観することではありません。むしろステップアップのチャンスと言えます。
そこで試したいのが、ツーリングに他の要素を組み合わせること。例えばキャンプを組み合わせてキャンプツーリングをしたり、釣りと組み合わせて釣ーリングをするイメージです。
「組み合わせ」は誰でも簡単にワンランク上のツーリングができる魔法のような方法です。
最初は何を組み合わせればいいか悩むと思うので、これからおすすめの具体例を5つご紹介します。できそうなものから試してみてください。
初心者におすすめな組み合わせ5選

ツーリングを簡単にワンランクアップさせる、おすすめの組み合わせは以下の5つです。
比較的誰でも取っ付きやすく、低コストなものを厳選しました。
- キャンプ
- 魚釣り
- 写真
- 出会い
- 北海道
キャンプ

キャンプを組み合わせることで、ツーリングの醍醐味はぐっと増します。
宿泊するので遠方まで移動できますし、さらにバイクと野外で一夜を過ごすわけですから、あらゆる経験ができます。
いつもと違う経験こそ脱初級者の要。
キャンプツーリングはとてもシンプルなので、以下の3ステップで誰でもできます。
- キャンプ道具を揃える
- キャンプ場を探す
- キャンプをする
①キャンプ道具を揃える
キャンプ道具は以下を揃えてください。
- テント
- 寝袋
- マット
- コッヘル
- バーナーとガス缶
- 十徳ナイフ
初めから高価な物を買う必要はありません。2万円もあればキャンプ道具一式を揃えることができます。
あとは実際にキャンプをして必要だと思った物を追加していけばOK。
僕が使用しているキャンプ道具一式は以下の記事で詳しく解説しています。何を買えばいいか迷ったら参考にしてください。
≫11年かけて厳選したキャンプツーリング道具一式を紹介!コンパクトでコスパ抜群なバイク乗り向け製品
②キャンプ場を探す
おすすめなキャンプ場の特徴を記載しておきます。
- 車両の乗り入れ可
- 景観が良い
- 隣サイトと適度に離れている
- 温泉が近い
- 人が少ない
僕は特に「乗り入れ可」の条件を重要視します。テントのそばまでバイクを乗り入れることで、愛車を眺めながら過ごせてとても幸せだからです。
乗り入れの可否はキャンプ場のホームページに記載してあることがほとんどです。景観や各サイトの距離感はホームページに加えてSNSなどで情報を集めましょう。
どのキャンプ場を選ぶかでキャンプの満足度は大きく変化します。慎重に選んでください。
バイクツーリングに合うキャンプ場の条件は以下で詳しく解説しています。
≫知らなきゃ損!バイクツーリングに合うキャンプ場の4つの条件
人口密度が高いキャンプ場は避けよう
設備が充実しているオートキャンプ場などは、ファミリー層や学生集団にも人気。
賑やかになりがちなので、静かにのんびりとキャンプを楽しみたい人には不向きです。
トイレと水場があればキャンプはできるので、設備にはあまりこだわりすぎないようにしましょう。
③キャンプをする
キャンプ自体はシンプルです。ざっくりと言ってしまえば、テントを張って寝るだけです。
ご飯は自分で作ってもいいし、面倒ならコンビニ飯でも構いません。
それでも唯一やって欲しいのが、バーナーでちょっとした火を使うこと。
お湯を沸かせば熱々のインスタント麺やコーヒーを楽しめます。簡単に肉を焼いて食べるのもおすすめ。
外で火を使うのがキャンプの醍醐味なので、ぜひ体感してみてください。
キャンプでの過ごし方は、以下で詳しく解説しています。初めてキャンプをする方は参考にしてください。
≫キャンプって何するの?10年目キャンパーの過ごし方(具体例あり)
キャンプで火を使う方法
必要な道具は以下の3つです。
- バーナー
- ガス缶
- コッヘル
バーナーにガス缶を取り付け点火するだけ。コッヘルがあれば簡単にお湯を沸かすことできます。
\バーナーのおすすめはこれ!/
\コッヘルのおすすめはこれ!/
魚釣り

ツーリングと釣りの組み合わせは相性抜群です。
バイクの機動性は釣り場へ移動するのに最適ですし、海や川など自然あふれる場所へツーリングするだけでも気分をリフレッシュする効果が見込めます。
ツーリングついでに釣った魚で晩酌、なんてこともできますよ。
もし魚が釣れなくてもツーリングとして楽しめるので、どう転んでも素敵な時間を過ごすことができます。
釣り初心者は釣具屋で情報を集めるのがおすすめです。
店員さんは釣り情報に詳しいので、釣り場や最適な仕掛けなど教えてもらえることが多いです。
釣りの魅力とやり方は以下の記事で詳しく解説しています。
≫なぜ「釣り」に行くならバイクが最適なのか?その理由とコツをお教えします!
釣竿は、バイクでも簡単に持ち運べるようなコンパクトな物を選びましょう。僕が使っているのは、以下のような折りたたみ式の釣竿です。
写真

ツーリング写真に少しこだわるのも、楽しさが増えておすすめです。
しかし、なんとなくで撮るだけではツーリングの感動は写せません。壮大な景色を撮影したつもりなのに、写真を見たらイマイチだったという経験がある人も多いはず。
写真にはある程度のスキルと知識が必要です。
ここでは初心者向けに劇的に写真が良くなるコツを3つ紹介します。
- 圧縮効果で背景を大きく写す
- 無駄なものを写さないフレーミングを意識する
- 撮った写真を見返す(PDCAをぶん回す)
圧縮効果を活用すれば、上の写真のように背景を大きく写すことができます。望遠レンズ(もしくはズーム機能)を使えば簡単にこの効果を得られるので、ぜひ一度試してみてください。
フレーミングや構図は奥が深いので詳しくは触れませんが、撮りたい物以外を写さないように意識するだけで写真はかなり良くなります。シャッターを押す前にファインダー内をぐるりと見まわす癖を付けましょう。
また、写真は撮りっぱなしでは上手くなりません。自分で撮った写真を眺める時間を確保しましょう。
「これは上手く撮れた」「次はこうしよう」という評価が上達のコツです。他人に見てもらうのもおすすめなので、SNSなども活用するといいですよ。
ツーリング写真のコツについては以下で詳しく解説しています。よければ参考にしてみてください。
≫なぜ僕のツーリング写真はヘタクソだったのか?その理由と上手く撮る方法
最近はYoutubeの影響でツーリング動画を撮影する人が増えています。
動画はより臨場感のある記録になるので、興味のある人はチャレンジしてみてください。
ツーリング動画を撮影する機材については以下で詳しく解説しています。
≫モトブログに必要な物は6つだけ!バイクで走りながら撮影する機材を徹底解説
出会い

出会いはツーリングの醍醐味のひとつです。
旅を思い返したときに、絶景よりも現地の人と交わした些細な会話のほうが記憶に残っているのはよくある話。
積極的に出会いを受け入れる準備をしておくことが大切です。
初歩的なことですが、人と繋がるためには以下の2つを徹底することに尽きます。
- 挨拶をする
- マナーを守る
バイク乗り同士の挨拶については「バイク乗り独特の挨拶や合図とは?やり方と意味を知っておこう!」で詳しく解説しています。
バイクなんて世間から見たらマイノリティです。基本的に僕たちに向けられる視線は冷たいと考えるくらいでちょうど良いので、それなりの配慮は必要。僕も含めお互い肝に銘じておきましょう。
バイクチームについて
ここでの出会いは旅先での偶然のものを指していますが、バイクチームなど必然的に人と繋がる方法もあります。
ただ、バイクチームには無理して入る必要はない、というのが僕の持論です。
理由は以下で詳しく解説しています。
≫バイクチームは入るべき?僕がチームを抜けてよかったと思っている理由
北海道

「ワンランク上のツーリング?組み合わせ?そんなのいちいち考えたくないよ!」
そんな人はツーリングする場所をガラッと変えてしまうのがおすすめです。
例えば、北海道。
バイク乗りの聖地と言われるだけあって、その魅力は計り知れません。広くて真っ直ぐな道、壮大な景色、美味しい食べ物などがワンランクどころかそれ以上のツーリングを演出してくれます。
実はこれも組み合わせなんですよね。
フェリー、宿泊、グルメ、出会いなどいつもとは違う組み合わせが、北海道なら自動的に押し寄せてくる感じ。
だから北海道ツーリングは、普段のツーリングとは比べ物にならないほど濃厚な経験ができます。
これを終える頃には確実に初心者からは卒業していることでしょう。
かく言う僕も、北海道に魅了されたひとりです。
好きすぎて3年前に北海道に移住しました。
バイク乗りならきっと素敵な時間を過ごせる場所ですので、北海道ツーリングはぜひ経験してみてください。
北海道ツーリングのやり方は以下に詳しくまとめています。
≫【完全保存】北海道ツーリングのやり方を徹底解説!日程、費用、持ち物、ルートの詳細まで公開
脱初心者を目指すなら様々なツーリングに挑戦しよう!
「脱バイク初心者を目指したい」、「ワンランク上のツーリングに挑戦してみたい」という人に向けて、他の趣味と組み合わせるという話をしてきました。
ツーリングを手っ取り早くワンランクアップさせる、おすすめの組み合わせは以下の5つです。
- キャンプ
- 魚釣り
- 写真
- 出会い
- 北海道
「とにかく新しいことを経験する」が、脱初心者のポイントです。
組み合わせは他にもたくさんあります。
最初は上記を参考にしつつ、最終的にはあなたの好きなものと組み合わせて、自己流のバイクの遊び方を見つけてください。
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