- ツーリングのやり方が分からない
- バイクを安全に乗るにはどうすればいいの?
- トラブルの対処方法を教えて!
多くの初心者が行き当たりばったりでツーリングに出発し、楽しさを十分に堪能できなかったり、危険な目に遭っています。
バイク初心者は、まずツーリングの基礎知識を知ることが大切。
リスクが高いバイクでは「習うより慣れろ」は通用しません。慣れる前に事故に遭えば、もう取り返しがつかないからです。
この記事では、ツーリングに必要な知識を徹底的に解説します。ここに書いてある内容を実践すれば、初心者でも楽しく、安全なツーリングができます。
この記事は、僕の『10年以上(走行距離8万キロ以上)のバイク歴』と『その間ずっと無事故無違反』の経験をもとに書いています。
ツーリングとはバイクで外出すること
まずツーリングについて簡単に知っておきましょう。
ツーリングとは、すなわち旅のことです。
何泊もしたり長距離の移動を想像する人がいるかもしれませんが、そんなことは全くありません。例えば、少し離れた公園で缶コーヒーを飲んで帰ってくるだけでもOK。
要は、バイクで外出を楽しめば、それはもうツーリングです。
その魅力は満載で、人生経験が積めるし、素敵な出会いがあるし、ストレス解消にもなります。
必要な知識を身につけて、ツーリングを大いに楽しみましょう!
ツーリングの魅力は以下で詳しく解説しています。
≫やらなきゃ損!バイクツーリングで得られる3つのメリット
ツーリングの計画を立てる流れ
それではツーリング計画の立て方から解説します。以下の3ステップです。
- 目的を決める
- ルートを決める
- 時間配分を決める
①目的を決める
ツーリングの目的は自由ですが、ゼロから考えるのは難しいと思うので、僕の例を7つご紹介します。
- 美味しいものを食べる
- 道の駅スタンプラリーを集める
- 神社を参拝する
- 写真撮影をする
- 端っこを巡る
- 憧れの道を走る
- 定点観測する
まずは美味しいものを食べに行くことを目的にするのがおすすめ。
慣れてきたら複数を組み合わせましょう。目的地が複数あるとツーリングの充実感が増します。
初心者の場合は総走行距離が100〜200km程度になるように目的を設定するのがおすすめ。
理由は、長距離すぎると疲労が溜まって危険だからです。このあたりは個人差が大きいので、何度かツーリングをしながら心地よい距離を見つけてください。
上記の「端っこを巡る」や「定点観測」については「バイクツーリングの目的はこう決める!超おすすめの例7選!」で詳しく解説しています。目的を決めるときの参考にしてみてください。
②ルートを決める
ツーリングのルートは、以下の2ステップで決めていきます。
- ナビに目的地を放り込んでルートを出す
- ルートを修正する
まずナビで大まかなルートを作成し、途中で気になるスポットを効率よく寄れるように修正するだけです。
修正のポイントは以下のとおり。
- 景色の良い道を選ぶ
- 交通量が多い道を避ける
せっかくバイクに乗っているので、景色の良い道を多く組み込みましょう。
道の選び方がわからない場合は、海沿い、川沿いなどの「◯◯沿い」を積極的に選んでください。景色が良いことが多いです。
このような合理的ではない選択はナビにはできません。必ず自分の目で見て、頭で考えて、ルートを修正することをおすすめします。
ルートの修正作業には、ツーリングマップルがおすすめです。スポット情報や景色の良い道がわかりやすく表示されています。
紙の地図(ツーリングマップル)の魅力は以下で詳しく解説しました。ナビだけを使い続けて損をしたくない人は参考にしてください。
≫なぜナビだけでツーリングをすると損をするのか?紙の地図を使うメリットまとめ
\ツーリングマップルは必需品/
③時間配分を決める
慣れるまではリスクを抑えるため、日没前に帰宅するほうがいいです。
帰宅時間はツーリング計画の時間配分でコントロールできます。以下の手順で大まかな時間配分を決めておきましょう。
- Googleマップにルートを入力
- 表示される所要時間を確認
- 日没までに帰宅できるルートに調整
目的の詰め込みすぎは厳禁。安全のためには削る決断も必要です。
時間配分で大切なこと
目的地での滞在時間、昼食や休憩の時間、余白(バッファ)を忘れずに考慮しましょう。
特に余白は多めにとっておくほうが安心です。道に迷ったり、渋滞に遭遇しても焦らなくて済みます。
ツーリングに必要なもの
安全かつ快適なツーリングに必要なものは、以下の2つです。
- 服装
- アイテム
服装
普段着では安全性や機能性は皆無。ツーリングを安全かつ快適にするために専用の服装は必須です。
少なくとも以下はツーリング用に準備しましょう。
- ライディングジャケット
- ランディングパンツ
- グローブ
- ブーツ
選ぶ際の優先度は、【安全性>機能性>ファッション性】です。
また、バイクに乗るときの服装は長袖長ズボンが基本です。日焼けや飛来物、転倒時の傷などを最小限に抑えることができ、バイクの走行風による体温低下も防げます。
ツーリング中は天候や気温の変化が激しいので、衣類で体温調整をします。そのため、簡単に脱ぎ着ができる衣類を選びましょう。
また、バイクは積載できるスペースが限られます。コンパクトかつ軽量な物を選ぶのがおすすめです。
余裕があれば、服装は「寒さ・暑さ」用の2セットを用意しておきましょう。
僕が着用しているジャケット、グローブ、ブーツは以下で詳しく紹介しています。実際に使用し、自信を持っておすすめできる商品です。
≫おすすめのバイク用品まとめ!実際に愛用している厳選グッズ10選!
アイテム
様々なアイテムをツーリングに持っていきましたが、10年の試行錯誤の結果が以下のラインナップです。
- カメラ
- 積載用のネット
- 地図
- ディスクロック
- スペアキー
- 車載工具
カメラ
スマホで写真が撮れる時代ですが、カメラで撮影した写真はやはり別格です。
ツーリングには一眼レフではなく、高性能なコンパクトデジタルカメラがおすすめ。持ち運びやすいのに凝った写真が撮れます。
愛用カメラと高機能コンデジの魅力については、以下で詳しく解説しています。
≫【一眼レフではない】バイクツーリングに最適なおすすめカメラとは?
積載用ネット
ツーリング先で急に荷物が増えることが多々あります。だから僕は、バイクのシート下にツーリングネットを常備しています。
ツーリングネットなら荷物の形状を問わず、バイクにしっかり固定できます。また、小さな荷物でも余りを適当に引っ掛ければ固定できることからネットのサイズは大きめがおすすめです。
バイクへの積載方法については、「【美しく積める】バイクに荷物を積載するときの秘訣3選」で詳しく解説しています。
\長年愛用のツーリングネット/
地図
バイク乗りなら地図はツーリングマップル一択です。
理由は次のとおり。
- バイク乗り目線で情報が整理されている
- 水に濡れても破れにくい紙を採用
- 折り曲げに強い製本
- 景色の良い道や絶景、グルメ情報が満載
繰り返しになりますが、ツーリングマップルはとりあえず買っておけばOKです。
ディスクロック
ブレーキディスクに装着する盗難防止アイテムです。
手のひらサイズなので簡単に持ち運びでき、駐車時にサッと使えて便利なので、愛車を守るために持っておいて損はありません。
\シート下に収納可能なサイズ感/
スペアキー
万が一に備えて、常に持っておくと安心です。
特殊な鍵でなければ最寄りの鍵屋で作れるので、スペアは作っておきましょう。
車載工具
必須アイテムです。
大きなトラブル時に使用するものだと思いがちですが、ミラーの角度を直したりと活用シーンは意外と多いです。
バイク購入時に付属されている物は、必要最低限で質もあまり良くありません。(それでも持たないよりは断然マシ)
必要に応じて追加、差し替えをすればなお良しです。
\セット購入がお得です/
安全にツーリングするための基礎知識を徹底解説!
ここからは具体的に安全にツーリングをするために必要な知識を初心者向けに解説していきます。
バイクは危険とよく言われるものの、「結局何を気をつければいいの?」について明確な回答ができる人は多くありません。
僕は10年間で8万キロ以上、さらに無事故無違反でツーリングしてきました。その経験をもとにバイクの安全運転で重要な事項だけをまとめます。
丁寧に解説したのでボリュームが多くなっていますが、事故なく楽しむために大切な知識です。
- バイクのコンディションを整える
- バイクは怖がりながら乗る
- 他人を信用しすぎない
- ルールを守らないのはダサいことを知る
- 車間距離をあける
- 危険予測の精度を上げる
バイクのコンディションを整える
まずバイクのコンディションを良好に保つこと。
どれだけ安全運転をしても、走行中にバイクが故障すれば大事故につながります。
コンディションを良い状態で保つためにぜひやってほしいのが、バイクをこまめに磨くこと。
異常を早期に発見、対処ができます。おまけにバイクが綺麗になって一石二鳥、やらない理由がありません。
バイクの磨き方は「バイクメンテナンスって何をすればいいの?初心者でも簡単にできる整備まとめ」で詳しく解説しています。
バイクは怖がりながら乗る
バイクは怖がりながら乗るくらいで丁度良いです。
これは10年間の僕の経験とバイクの危険性を舐めていた人の末路を見てきたので、断言できます。
無茶をせず謙虚な気持ちでバイクに乗れば、安全に末永く楽しめる可能性がぐんっと上がります。
他人を信用しすぎない
他人はあなた以上にあなたのことを大切に思ってはくれません。
道路上のクルマや自転車、歩行者はいつあなたを襲ってくるかわからない、いわば敵です。
被害者(または加害者)にならないように、バイクに乗っているときは常に『自分の身は自分で守る』ことを肝に銘じておきましょう。
バイク乗りでも信用しすぎは禁物
一人でツーリングに行くのが不安な初心者は多いです。
だから他のバイク乗りからツーリングに誘ってもらえると嬉しいですよね。その気持ちはとてもよくわかります。
でも、その人を信用しすぎてはいけません。もしその人が危険な走行をするようであれば、無理についていかず途中で帰りましょう。
自分の身は自分で守るしかありません。
ルールを守らないのはダサいことを知る
交通ルールは守らないといけない。
小学生でもわかることですが、残念ながら一部のバイク乗りは守れません。黄色のセンターラインを平気で跨いで追い抜いたり、猛スピードで公道を駆け抜けたりします。
バイクがどれだけカッコ良くても、ルールを守れないのはダサいです。
僕も含め、そんな恥ずかしい人間にだけはならないように気をつけながらバイクを楽しみたいですね。
何よりもルール違反は危険です。
車間距離をあける
車間距離を多めに空けておく、簡単ですが最も効果のある安全対策です。
僕もこの車間距離のおかげで何度も事故を回避できました。
前の車が急ブレーキをかけた場合でも安全に停まれる(避けられる)距離を常に空けておくと安心です。
危険予測の精度を上げる
「かもしれない運転」を徹底しましょう。
初心者は最初、何が危険なのかわからないと思います。それでも大丈夫なので、思いつく限りの危険予測を継続するのが大切。
経験が増えるにつれて「あのクルマは曲がってきそうだから避けよう」とか「あそこの死角から何か出てきそうだから速度を緩めよう」が自然とわかるようになります。
意識して継続すれば確実に予測精度が上がるので、安全運転のスキルアップのために「かもしれない運転」を徹底しましょう。
ツーリング前に必要なバイクの点検とメンテナンス
ツーリング前にはバイクの点検とメンテナンスをすることも大切です。そうすることでトラブルの発生率が下がって安全なツーリングができます。
日常点検の項目は『ネン ・ オ ・ シャ ・ チ ・ エ ・ ブ ・ ク ・トウ ・ バ ・シメ』と覚えるのがおすすめ。
「ネン」は燃料、「オ」はオイル、「シャ」は車輪(タイヤ)、「チ」はチェーン、「エ」はエンジン、「ブ」はブレーキ、「ク」はクラッチ、「トウ」は灯火類、「バ」はバッテリー・ハンドル・バックミラー、「シメ」は各部締め付けです。
とは言え、こんなに項目が多いと初心者は「結局何をすればいいの?」と最初の一歩で挫折してしまいますよね。
毎回全てを点検するのが理想ですが、特に優先度が高い以下を詳しく解説します。
- ブレーキ
- タイヤ
- 灯火類
- チェーン
- 燃料
ブレーキ
きちんと止まれないと事故に直結するため、ブレーキは優先的に確認します。
最低でも以下の2点は点検しましょう。
- ブレーキパッドの残量
- ブレーキフルードの量
ブレーキパッドの残量は、3mm以下だと交換を検討する段階、1mm前後なら早急に交換しましょう。キャリパーの隙間を覗いて目視確認できます。
ブレーキフルードの量は、リザーバータンクの確認窓で確認できます。規定量以下であれば交換が必要です。規定量が入っていてもフルードは経年劣化するので、2年ごとの交換がおすすめです。(僕は車検のタイミングで必ず交換しています)
タイヤ
地面と接するタイヤも安全面では重要なパーツです。
必ず点検したいのは以下の2点。
- 溝の残量
- 空気圧
溝の残量は、「スリップサイン」でわかります。「△」マークの延長線上を確認して、一箇所でも溝が途切れていたらタイヤの交換が必要です。
バイクの空気圧は、自転車と違って手で触ってもわかりません。空気入れ(エアコンプレッサー)で定期的に確認しましょう。
ガソリンスタンドではエアコンプレッサーが無料で借りられることが多いです。
エアコンプレッサーにはエアゲージが付いているので、給油ついでに空気圧を確認するのがおすすめです。
灯火類
こちらの意思を相手に告げる灯火類に不備があっては危険です。
簡単に点検できるので、以下を確認しましょう。
- ヘッドライト(1997年以降に生産されたバイクは常時点灯が義務)
- テールライト
- ウインカー
いずれも異常なく点灯するかを確認するだけです。
テールライトは後ろに付いているので異常に気づきにくいので、フロントブレーキとリヤブレーキのそれぞれに連動しているかを必ず確認しましょう。
チェーン
チェーンは、エンジンの動力をタイヤに伝える重要なパーツ。そのため走行中に不具合が出ると大事故につながります。
緩みや錆びがないかこまめに点検しましょう。
チェーンを良い状態で保つために大切なのは以下の2点です。
- 清掃
- 注油
清掃は汚れているなと感じたらやります。
注油は雨の中もしくは500kmの走行を目処に行います。
チェーンの注油方法は下記の記事で詳しく解説しています。
≫バイクチェーンの寿命が延びて見映えも良くなる!注油時にスポイトを使い続けている理由
\【おすすめ】潤滑性能が超優秀な愛用品/
燃料
燃料は、燃料計や燃料タンク内を目視して確認します。
リザーブタンクがある車種は、燃料コックの使い方を確認しておきましょう。
燃料の入れ方とリザーブタンクについては「【初心者必見!】車と同じ認識だとやばい!バイクへ給油する際の注意点とコツ」で詳しく解説しています。
目指せ脱初心者!絶対役立つツーリングのコツ
ここからはツーリングで活用できる知識を解説していきます。
少し多いですが必ず役立つものばかりです。これを知っておくだけで、他のバイク初心者から頭一つ抜けることができます。
- トリップメーターの使い方
- 駐車時の転倒防止法
- 便利な支払い方法
- 美味しいお店を見分ける方法
- 渋滞を避ける方法
- 雨を避ける方法
- カメラの腕を磨く方法
- 旅行情報誌をお得に読む方法
トリップメーターの使い方
バイクには2つの異なる走行距離を示すメーター(オドメーターとトリップメーター)が付いています。
オドメーターはバイクが製造されてからの総走行距離、トリップメーターは任意の距離を示します。
ツーリングで便利なのはリセット可能なトリップメーター。以下の主な使い方は押さえておきましょう。
- 走行距離を計測する
- 燃費を計算する
走行距離を計測する場合、出発時にトリップメーターをリセットします。帰宅時にトリップメーターに表示されているのがその日の走行距離となります。
燃費計算する場合、給油したタイミングでトリップメーターをリセットします。燃費は【走行距離(Km)÷使用燃料(L)】で求められるので、「トリップメーターの距離(走行距離)」と「給油量(使用燃料)」がわかれば、燃費が計算できます。
燃費を知っておくと、給油なしであと何キロ走れるかが正確に把握できるメリットがあります。ガス欠防止になるので、トリップメーターの使い方としておすすめです。(僕も10年間ずっとこの使い方をしています)
駐車時の転倒防止
バイクは支えがないと倒れてしまう乗り物なので、駐車時に油断するとすぐに倒れてしまいます。
愛車が倒れると悲しいので、転倒防止のコツを解説します。
- めり込みを防ぐ
- ギアを入れる
めり込みを防ぐ
地面が柔らかい場所では、バイクのスタンドがめり込んで転倒することがあります。
まずバイクは地面がしっかりした場所に止めること。これが基本です。
それがどうしても叶わない場合、板などを敷いてスタンドの接地面積を大きくしましょう。
僕は平らな石や木片を使うことが多いです。(空き缶を潰したものでも可)
ギアを入れる
坂道に駐車する場合、ギアを1速に入れましょう。
ニュートラルのままではバイクが勝手に動き出す恐れがあるからです。
僕は少しでも傾斜を感じた場合、必ずギアを入れて駐車します。このあたりは慎重なくらいで丁度いいと思います。
便利な支払い方法
ツーリング時の支払いは、クレジットカードが圧倒的に便利です。
理由は以下のとおり。
- 小銭を扱わなくて良い
- 利用明細で支出を把握しやすい
特に給油は頻度が多いので、クレジットカードに切り替えるだけでかなり楽になります。
おすすめは楽天カード。
年会費は無料なのに、ポイントが高還元なのが特徴です。
バイク乗りなら楽天カードを持っておくべき理由は「バイク関連の買い物で損をしないコツとは?楽天カードを持つべき理由」で詳しく解説しています。
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美味しいお店を見分ける方法
美味しいお店を一発で見分ける方法は、『後から追加したような駐車場がある店を選ぶ』です。
美味しいから想定以上の客が来るようになり、駐車場を増やすに至ったと考えられるからです。
実際にこの理論で初見のお店に飛び込んできましたが、今のところハズレはありません。
ぜひ試してみてください。
渋滞を避ける方法
渋滞を避けるには、『人が少ない時に移動する』に尽きます。
僕の経験上、以下を心がけると人が少ない時に移動ができます。
- 早朝に移動する
- 休日を避ける
以下では実体験を踏まえて渋滞回避を詳しく解説しています。
≫知らないと損!渋滞の回避方法と時間の大切さを徹底解説!
雨を避ける方法
ツーリング中の雨は、『ナウキャスト』の活用で避けられる可能性があります。
ナウキャストとは、気象庁が公開している雨雲を確認できるサービス。現在の雨雲の様子と予報が見られるので、雨が降っていないほうに逃げることができる優れものです。
完全無料で使えるので、雲行きが怪しくなってきたらぜひ利用してみてください。
≫高解像度降水ナウキャスト
ナウキャストの活用例や弱点は「ツーリング先でもできる雨対策!ナウキャストを知らないと損をする理由」で詳しく解説しています。
カメラの腕を磨く方法
ツーリングの思い出は良い写真として残したいもの。だからカメラの腕(スキル)を磨いておくことは大切です。
カメラや写真は奥が深いのでここで全ては解説しませんが、ツーリング写真の超重要ポイントだけを書いておきます。
- 望遠レンズの圧縮効果を活用する
- 1枚の写真にこだわる
- 無駄なものは写さない
- 良い写真をたくさん見て勉強する
ツーリング写真は、景色とバイクを1枚の写真に収めることが多いと思います。
昔の僕がそうだったのですが、手前のバイクを大きく写すと後ろの景色が小さくなって、なんだか迫力のない写真になっていないでしょうか。
望遠レンズの圧縮効果を使えばその悩みが解決します。
その他にも撮った写真を見返して一人反省会をしたりとか、コンテストで入賞した他の写真をチェックするなど、カメラの腕を磨いておけば、ツーリングの充実度も上がります。
もう少し具体的なツーリング写真のコツは、「なぜ僕のツーリング写真はヘタクソだったのか?その理由と上手く撮る方法」で解説しています。ワンランク上のツーリング写真が撮りたい人は参考にしてみてください。
旅行情報誌をお得に読む方法
旅行情報誌でツーリング情報をリサーチする人も多いと思います。
情報が見やすく整理されていてツーリングの計画に役立ちますが、数年おきの買い替えやエリアごとの購入など意外とコストが掛かってしまいます。
だから僕は、Kindle Unlimited(キンドルアンリミテッド)を活用してコストを抑えています。
キンドルアンリミテッドとはAmazonの電子書籍読み放題サービス。「るるぶ」などの旅行情報誌も対象です。
読み放題なので常に新しい情報が仕入れられるし、エリアごとに購入する手間とコストも削減できます。
利用料は月額980円。
本一冊以下の値段でどんな旅行先の情報もリサーチし放題なうえに読み物に困らないので、僕は長年愛用しています。
スマホでも読めるし、30日間の無料体験はいつでも解約できるので、使わなきゃ損です。
\途中で解約OK!30日間無料で利用できます!/
解約方法など詳しいレビューは、「使わなきゃ損!Kindle Unlimited(キンドルアンリミテッド)が万人にお得な理由!」にまとめています。
ツーリング先のトラブル対策はJAFがおすすめ
バイクに乗っていれば多かれ少なかれトラブルに見舞われます。これは避けようがありません。
トラブルに遭遇した場合、誰もが焦ります。正常な判断ができるかも怪しい。
だから事前に備えておくことが大切です。あらかじめ準備をしておけば、焦った状態でも適切な対応ができます。
トラブル対策として特に頼りになるのはJAFです。
JAF会員であれば下記のような幅広いトラブルに対して、24時間、365日、何度でも無料でプロが駆けつけて対応してくれます。
- ガス欠
- バッテリー上がり
- パンク
- 故障車のけん引
「困ったらとりあえずJAFに連絡する」
この選択肢があるだけでトラブルに対する恐怖心がほぼなくなります。
JAF会員の年会費は4,000円ですが、会員限定の優待を活用すれば実質無料にできます。
僕は10年前から会員ですし、全国で約1,990万名もの方が入会しているので、JAFは本当に多くの人に頼られています。
安心してツーリングを楽しむために、初心者の間だけでもJAFには加入しておくのがおすすめです。
\約1,990万名が加入/
JAFの魅力や会員限定優待については「JAFに入会する3つのメリットと年会費を実質無料にする方法【会員歴12年のヘビーユーザーが解説】」で詳しく解説しています。
まとめ
丁寧に解説したのでとても長くなってしまいました。
安全かつ楽しくツーリングをするために必要な知識を全て網羅したつもりです。
お互い素敵なバイクライフを送りましょう(^ ^)
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