この記事では、バイクメンテナンスについてお話しします。
バイクに乗り始めた方にとって、バイクメンテナンスは悩みのタネですよね。
しなくちゃいけないことはわかっているけど、何をすればいいかわからない、というのが本音だと思います。
そんな方に向けて、10年以上のバイク歴で僕がずっと続けている、「バイク初心者でも簡単にできるメンテナンス」をご紹介しますね。
それは、
- バイク磨き
- チェーンの注油
- オイル交換
の3つです。
自慢ではないですが、僕ができるバイクメンテナンスはこれくらいしかありません。
それでもバイクライフを十分に楽しめていますよ。
ポイントは、できることを全力でやることです。
【バイクメンテナンス①】バイク磨き
「バイク磨き」はバイクメンテナンスの基本
バイクメンテナンスの基本は、間違いなく
- バイク磨き
です。
バイク磨きに難しい技術はいりません。ただ全力で愛車を磨くのみなので、誰でもできますよね。
誰でもできるからこそ、やるかやらないかで大きな差がでるメンテナンスでもあります。
バイクを磨くメリットは、
- バイクがピカピカになる
- バイクの異常を発見できる
の2つです。
バイク乗りにとってバイクは体の一部ですよね。
どんなに整備技術があっても、バイクを綺麗にしていない人を僕は信用しません。
かの有名な野球選手イチローは、「どうやったら野球が上手になりますか?」という小学生の質問に対して、「バットやグローブなどの道具を大切にすることだよ」と答えました。
つまり、そういうことです。(察してください)
あとは、単純にピカピカのバイクに乗ると気分がいいですよね。
また、バイクを磨いていると車体の隅々まで見るので、いち早く異変に気付くことができます。
これはバイクのコンディションに保つために最も大切なことですよ。
だから、バイク磨きがメンテナンスの基本です。
僕は、ツーリングから帰ってくるたびに磨いています。
バイク磨きのやり方
僕がやっているバイク磨きの手順は、
- 布に磨き用ケミカルを付ける
- 汚れを落としながらクリームを伸ばす
- ひたすら乾拭きする
の3ステップです。
簡単ですよね。
布は、使い古しのTシャツやストッキングがおすすめです。
いざ探し始めるとなかなか見つからないので、普段からストックしておきましょう。
また、足回りとタンクを磨く布は分けるほうがいいですよ。
足回りは砂埃や小石が布に付着するので、そのままタンクを磨くと傷を付ける原因になりますからね。
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バイク磨きのおすすめケミカル
僕のおすすめは、
- カークリーム
- プレクサス
です。
ユニコンのカークリームは、しっかり汚れが落ちるし、ピカピカに光沢が出ます。
ヤマハ純正採用品であり、多くのバイク屋さんが使用している有名なクリームなので、安心して使えます。
塗装面の汚れを簡単にとり、伸びがよく、手間をかけずに美しい光沢が得られ、どんな塗装にも使用できます
引用元:ヤマハ発動機グループ ワイズギア
お手頃な値段なので、たっぷりと使えるのが嬉しくて長年愛用しています。
\何がいいのか迷ったらとりあえずコレ!/
プレクサスは、2005年にカーグッズオブザイヤーのカーケア部門賞を受賞。
「洗浄」「つや出し」「コーティング」効果のある、最強のマルチクリーナーです。
ピカピカになるだけではなく、コーティング効果で撥水性を上げたり、汚れの付着を防げるので気に入っています。
定期的にプレクサスを使って拭き上げ、コーティングしてあげるといいですよ。
ちなみに、バイクのタンクだけではなく、ヘルメットなどのバイク用品もプレクサスで磨くとピカピカになります。
1本あると便利に使える、おすすめのケミカルです。
\1本持っておきたい万能ケミカル/
【バイクメンテナンス②】チェーンの注油
チェーンの注油が大切な理由
「バイクを磨く」の次にやりたいメンテナンスは、
- チェーンの注油
です。
チェーンオイルの主な役割は、防錆と潤滑。
チェーンは、エンジンの動力をタイヤに伝える重要なパーツなのでメンテナンスを怠ってはいけません。
といっても、油を塗るだけなので難しいことはありませんよ。
チェーンへの注油方法
バイクのチェーンへ注油する方法は、
- チェーンを回しながらチェーンオイルを塗る
だけです。
ただ、個人的にはオイルの塗り方にこだわりがあって、
- スポイトを使って、チェーンの繋ぎ目部分だけに米粒くらいの油を塗布する
方法で注油しています。
理由は、無駄にオイルが付着しないのでチェーンが汚れないからです。
ただ、めんどくさいので必ずしもこの方法でやる必要はないです。
それより頻度に気を使いましょう。
僕は、雨の日に走行した時や500kmくらい走ったタイミングで注油しています。
▼注油方法をもっと詳しく知りたい方へ▼
おすすめのチェーンオイル
僕が長年愛用しているチェーンオイルは、
- 円陣家至高のチェーンオイル
です。
他のチェーンオイルと比較すると、明らかにタイヤの動きが滑らかになりますよ。
使ってみるとその違いに驚くと思いますので、気になる方はぜひ使ってみてくださいね。
\かれこれ8年以上愛用中/
【バイクメンテナンス③】エンジンオイルの交換
バイクのエンジンオイルを交換する理由
バイクは、
- 定期的にエンジンオイルの交換
が必要です。
エンジンオイルは、「バイクの血液」と言われるほど重要だからです。
エンジンオイルの役割は、
- エンジン内部の金属摩耗防止
- エンジン内の洗浄
- エンジンの冷却
- エンジン内部の密閉
- パーツの防錆
など多岐にわたります。
きちんと役割を果たせるように、適切なタイミングで交換しましょう。
バイクのメーカーが推奨する交換頻度は、半年もしくは3,000kmといわれています。
もちろん僕もその頻度で交換するようにしています。
※バイクにはオイルフィルターという部品があります。オイル交換の2回に1回はフィルターの交換が推奨されています。
バイクのエンジンオイルを交換する手順
オイル交換の手順を簡単にまとめると、
- ドレンボルトを外して、古いオイルを抜く
- ドレンボルトを締めて、新しいオイルを入れる
です。
工具を使うので難しそうに思うかもしれませんが、やってみるとそうでもありません。
オイルの量は、車種によって変わってくるので、事前に調べておきましょう。
「車種名 オイル交換」で検索すると多くのサイトや動画がヒットするので、参考にするといいですよ。
オイル交換に必要な道具
- 工具
ドレンボルトを外したり締めたりするための工具は、サイズを確認して準備してくださいね。
ボルトをなめてしまったりしないように、オープンスパナではなく、メガネレンチやソケットレンチがおすすめですよ。
\トルクレンチはスムーズに作業したい方の必需品/
- ドレンワッシャー
ドレンボルトを締め込んだ時に、隙間を埋め密着させる金具です。
使いまわすと隙間が空いてオイル漏れの原因になることがあるので、オイル交換ごとに新品にしましょう。
\車体に合うサイズを購入してね/
- エンジンオイル
エンジンオイルは必ずバイク用を購入してください。
また、あなたのバイクエンジンの燃焼方式に合わせて、4ストローク用と2ストローク用のどちらかを選んでくださいね。
僕がよく使っているのは、カストールのエンジンオイルです。
理由は、コストパフォーマンスが良いからです。
マシン性能を極限まで高めたい場合は別ですが、普段のツーリングを楽しむくらいなら、重要なのはオイルの質よりも交換頻度です。
\コストパフォーマンスが良い愛用オイル/
- オイルジョッキ
バイクにオイルを入れる際にオイルジョッキを使いたい理由は、
- 車体にオイルを入れやすくするため
- オイル量を測るため
の2つです。
適正な量をこぼさず入れるためにも、入手しておきましょう。
- 廃油BOX
オイル交換自体は簡単なのですが、交換したオイルを捨てるのがなかなか面倒なのです。
下のような商品があると手間が省けて便利ですよ。
バイクメンテナンスはすべて自分でやる必要はない
ここまで3つのバイクメンテナンスをご紹介しました。
これだけできれば、素敵なバイクライフを送ることができますよ。
できなくても大丈夫です!
いや、できるに越したことはないですが、必須スキルではありません。
自分でできないことは、
- バイク屋さんに任せればいい
だけです。
僕が常々感じていることは、
- 愛車が常に元気で楽しくツーリングができるのが一番
だということ。
バイクの調子を把握して、適切なタイミングでプロに整備を頼むのも立派なメンテナンスですよ。
少なくとも僕はそうしていて、10年以上も充実したバイクライフを送りことができています。
このスタイルで困ったことは一度もありません。
ただ、バイクを磨くことには手を抜きません。
僕はバイクの整備が苦手です。
でも、バイクを磨くことには手を抜かない。異変を感じたら直ぐプロに任せる。
このスタイルで7年間、20年落ちのバイクたちをノントラブルで維持できましたよ。整備は僕の今後の課題ですが、できなくてもバイクは乗れます。
要は、愛車がいつも元気でいることが最重要。 pic.twitter.com/eBCUxjC5Eg— ぺけらいふ (@pekelife_jp) 2018年1月25日
最後に:できるメンテナンスから始めてみましょう
「バイクのメンテナンスをしなきゃ……」と焦る必要は全くありません。
この記事で紹介した、
- バイク磨き
- チェーンの注油
- オイル交換
から始めてみましょう。
まずは「バイク磨き」がおすすめですよ。
お互いバイクライフを楽しみましょう!
\バイク磨きのおすすめケミカル/
▼愛用のバイク用品まとめ▼