- キャンプツーリングを始めようと思ってるんだけど…
- どんな魅力があるかイマイチわからない
- 通常のキャンプとバイクで行くキャンプは何が違うの?
この記事では、日本各地をキャンプツーリングしてきた経験者目線で「キャンプツーリングの魅力と楽しみ、イチ押しのキャンプ道具」をお伝えします。
キャンプツーリングを知るためにわざわざ経験者を探す必要はありません。このブログがあなたに必要な情報をもれなくお伝えします。
具体的なやり方や持ち物については以下で解説しているので、ぜひ合わせてお読みください。
≫キャンプツーリングのやり方と持ち物を初心者向けに徹底解説!【完全保存版】
それでは本題に入りましょう!
キャンプツーリングの魅力|バイク特有のお楽しみポイント5選
キャンプツーリングの魅力は、次の5つです。
- 時間制限が少なくてツーリングの自由度が高い
- テント周辺のマイスペースは居心地が良い
- 宿泊費を節約できる
- 自然とのふれ合いが体調を整える
- 旅の濃厚な思い出が作れる
時間制限が少なくてツーリングの自由度が高い
ツーリングの基本は日帰りですが、ひとつ問題点があります。
それは約半分が帰路なので、どうしても行動範囲が限られること。1日300kmを走れる人は、自宅から半径150km以内が無理のないツーリングエリアとなります。
「もっとバイクで遠くへ行きたい……」
そんな望みを叶えてくれるのがキャンプツーリングです。
キャンプという宿泊があることで、往路の全てを前進のみに使えるからです。
戻りを気にせず突き進めるのは、想像以上に爽快。
日帰りの制限がいかにストレスだったのかがわかります。
さらにキャンプは、予約が不要だったり、チェックインの時間管理が緩かったりと制限が少ない場合が多いです。
時間を気にせず、ゆっくり旅がしたいなら、キャンプツーリングが最適です
テント周辺のマイスペースは居心地が良い
キャンプは野外で過ごしますが、完全マイスペースのテント内は快適そのもの。
いわば子供の頃に憧れた秘密基地みたいなものです。
一人でのんびりしたい人にとっては、テントは相部屋や利用客が多い宿よりもよっぽど居心地が良いはず。
テント内だけではなく、その周辺も自分だけの空間を作って楽しめます。
この時、バイクという最強のインテリアがあることこそ、キャンプツーリングの醍醐味です。
テントや風景、バイクを好きな配置で設営し、それらをゆっくりと眺める時間はまさに至福。
普段バイクに乗れていない人なら、バイクと濃厚な時間を過ごす絶好の機会になるでしょう。
ただし、のんびりできるか否か、バイクをテントの近くに置けるかどうかはキャンプ場によって変わります。事前確認が肝心です。
キャンプ場の選び方は以下で詳しく解説しています。
≫知らなきゃ損!バイクツーリングに合うキャンプ場の4つの条件
「バイク乗り入れ可」のキャンプ場が断然おすすめ
宿泊費を節約できる
バイクに限ったことではありませんが、キャンプは比較的安い傾向にあります。
キャンプ場によっては数百円や無料の場合もあり、宿泊費を大幅に節約できます。
僕の話で恐縮ですが、学生時代に北海道ツーリングをしました。貧乏学生ながら2週間も北海道に滞在できたのは、キャンプで極限まで宿泊費を節約できたおかげです。
キャンプで浮いたお金は、旅の途中に美味しいものを食べるなど、経験に充てるのがおすすめ。
そうすれば、どんどん旅の思い出が増えていきます。
このような思い出は複利が効く投資のようなものだと僕は考えていて、数年後、数十年後に素晴らしい記憶としてあなたの人生を彩ってくれます。
キャンプ泊は決して安かろう悪かろうではありません。むしろ、しょうもない宿に泊まるよりは、ロケーションの良い場所でキャンプをして、浮いたお金を別の経験に充てたほうが満足できます。
車中泊という選択肢がないバイクにとって、キャンプは節約の強い味方です
自然とのふれ合いが体調を整える
自然とのふれ合いは、科学的にみても健康に良いことが分かっています。
キャンプ、釣り、トレイルランニング、山登り、トレッキングなど、自然とふれ合うアクティビティを増やすほど、あなたの体内の炎症は鎮まっていきます。
「最高の体調」 鈴木祐
要点だけ簡単にまとめると、『自然とふれ合う → 副交感神経が活性化 → 疲れがとれる』というメカニズムです。
副交換神経の活性レベルだけで見ると、マッサージのような定番のリラクゼーション法よりも、自然とのふれ合いのほうが癒しの効果が高いこともわかっています。
「急に何の話をしているの?」と思われたでしょうか。
僕は、バイクでのツーリングもキャンプも、まさに自然とのふれ合いだと思っています。
その証拠にバイクに乗ると、体調が良くなったように感じませんか?
楽しむだけで勝手にマッサージよりも癒されるキャンプツーリング、これはやらない理由がないですね。
バイクやキャンプで体調が良くなる根拠については以下で詳しく解説しています。
≫マッサージよりも健康的?バイクに乗ると体調が良くなる理由
日常で溜まった疲れは日常ではとれません。キャンプツーリングという非日常の力を借りましょう
旅の濃厚な思い出が作れる
僕自身、宿泊を伴うツーリングは数多く経験してきましたが、キャンプ泊は記憶に残りやすいと感じます。
おそらく苦労と感動が多いことが理由のひとつでしょう。
自ら場所を決めて寝床を設営し、飯を作って食べ、テレビがない時間をなんとかして埋める。天候の変化にヒヤヒヤする。
のんびりとした時間を過ごして、天気が良ければ頭上には満点の星空。
全てが非日常なので、記憶に焼き付きます。
貴重な時間を割いて旅をするのだから、濃厚な思い出を作りたい。
だから僕は、キャンプツーリングが大好きです。
ちなみに、個人的に記憶に残りにくいのがビジネスホテルです。素晴らしく快適なんですけどね…
バイクに積載しやすい&イチ押しのキャンプ道具
50泊以上キャンプツーリングを経験して、「これはマジで役に立つ」と思うキャンプ道具を3つ紹介します。
脇役と侮ることなかれ。あるのとないのとでは天と地ほどの差が生まれます。
嵩張る物でもないのでバッグに入れておきましょう。あらゆる場面で良い仕事をしてくれます。
- 防水シート
- コンパクトテーブル
- ナイフ
防水シート
たかが防水シート、されど防水シートです。
テントの下に敷けばグランドシート。頭上に張れば簡易タープ。バイクにかぶせればバイクカバー。体に巻きつければカッパ。荷物をくるめば雨よけ。芝生の上に敷けばお昼寝マットになります。
一つで何役もこなす計り知れないポテンシャル。
使いどころはまさに無限大。カバンに忍ばせておけばあらゆる場面で役立ちます。
ただし、選ぶ際はサイズに注意してください。
大きすぎると邪魔&無駄。小さすぎると使い物になりません。
サイズ選びに失敗したく無い人は、僕が愛用している下記の商品(ロゴス 防水マルチシート)を買ってください。
50泊以上しても、未だかつてサイズ感に不満を持ったことがない商品です。
あらゆる用途に対応可能。しかし、大きすぎない。まさに必要十分な神サイズです。
もちろん機能性、耐久性ともに申し分ありません。
10年以上、愛用しています(マジでおすすめ)
コンパクトテーブル
キャンプの質を向上させるのに、テーブルほど影響力のある道具はありません。
まるで日常生活におけるティファールの電子ケトルのようなもの。なくても生活はできるけど絶対にあったほうがいい。
食材やちょっとした物を置く場所として、キャンプでのテーブルの存在は欠かせません。
大きいサイズは不要。コップと皿が置ければ十分です。
あとはバイクへの積載を考えて、コンパクトであることが重要。
それらの条件を完璧に満たすテーブルのうち、おすすめなのはキャプテンスタッグのアルミロールテーブルです。もちろん僕も愛用しています。
1〜2人なら十分な大きさですし、アルミなので軽量。折り畳めるので驚くほどコンパクト。そして何より、安い。
2,000円程度なので、コスパ最強
ナイフ
キャンプ道具にナイフは欠かせませんが、「種類が多すぎてどれを買えばいいかわからない……」と言う人も多いはず。
そんな人に向けて、僕からひとつアドバイスです。
多機能すぎるのは不要。
ただし、スプーンとフォークが付いているやつを選びましょう。
僕がキャンプで使う機能はスプーン、フォーク、ナイフ、缶切り、栓抜きの5種類ほど。無人島でのサバイバル生活ではないので、これ以上の多機能なものはいりません。
中でもスプーンとフォークは本当に便利。僕はほぼ毎回使います。
カレーやチャーハンをお箸で食べたいですか?
わざわざスプーンやフォークを準備するのは面倒じゃないですか?
スプーンとフォークが付いている十徳ナイフを買いましょう。絶対に後悔しません。
下記は11年以上愛用しています。耐久性も機能性も申し分ない製品です。
2,000円ほどの出費で、野外でも快適にご飯が食べられます
まずは道具を揃えてキャンプツーリングに出かけよう!
「キャンプツーリングの魅力とイチ押しのキャンプ道具」を紹介しました。
キャンプツーリングの具体的なやり方や持ち物リストは以下で解説しています。
»キャンプツーリングのやり方と持ち物を初心者向けに徹底解説!【保存版】
僕が愛用しているキャンプツーリング道具一式は以下で詳しく解説しています。
»11年かけて厳選したキャンプツーリング道具一式を紹介!コンパクトでコスパ抜群なバイク乗り向け製品
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