【北海道ツーリング】「大洗⇒苫小牧」フェリーを徹底解説!(乗船方法から船内設備まで)

新造船さんふらわあ さっぽろ(フェリー)

この記事では“「大洗⇒苫小牧」航路”についてご紹介します。

フェリーは電車や車とは違ってあまり乗る機会がない乗り物なので、乗り方や船内の状況がわからなくて不安ですよね。

でも、心配はいりません。

「大洗⇒苫小牧」航路を利用した僕が、その時に収集した情報をこの記事にまとめます。具体的には……

  • 商船三井フェリー「大洗 – 苫小牧」航路の魅力
  • 商船三井フェリー「大洗 – 苫小牧」航路の予約方法
  • 商船三井フェリー「大洗 – 苫小牧」航路の料金
  • バイク・車で乗船する際の手順を解説
  • “新造船さんふらわあ さっぽろ”の船内設備を解説
  • フェリーで過ごすときにあれば便利なものをご紹介

についてお話ししますね。あなたの北海道ツーリング(旅行)の参考になるはずです。

参考記事
【北海道ツーリング】「新潟⇒小樽」と「大洗⇒苫小牧」フェリーを徹底比較!」では、“北海道へ行くフェリー航路の選び方”について書いています。航路を迷っている方はぜひこちらもお読みください
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商船三井フェリー「大洗⇒苫小牧」航路の魅力

大洗港フェリーターミナル正面玄関

この記事をお読み頂いているということは、大洗港に比較的簡単にアクセスできる場所にお住いの方ではないでしょうか?

ご存知の通り、「大洗⇒苫小牧」航路の魅力はアクセスの良さです。茨城県にある大洗港までは、首都高速の出口である三郷ICから車で約90分ですからね。

アクセス方法はこちら>>>商船三井フェリーホームページ

Aさん
じゃあ、他の航路ってどうなの?

と思いますよね。

僕が関東に住んでいた時のお話をすると、「大洗⇒苫小牧」航路の他に「新潟⇒小樽」航路を利用したことがあります。ただ、新潟までの移動は少し大変でした。

アクセスが良好という魅力は、「大洗⇒苫小牧」航路を選択するには十分な理由になり得ると思います。

参考記事
港のアクセスではなく、航海の時間帯を重視するなら「新潟⇒小樽」航路は魅力的です。「新潟⇒小樽」航路については、「北海道ツーリングのフェリー利用方法【航路選択、予約、持ち物、乗船手順】」で紹介しています

商船三井フェリー「大洗 – 苫小牧」航路の予約方法

フェリーの予約方法を解説

さて、予約方法についてお話ししますね。

商船三井フェリーの「大洗 – 苫小牧」航路ですが、予約は2ヶ月前の同日(日曜日・祝祭日の場合は翌営業日)の午前9時から開始です。

混雑する時期は早めに予約をしておくほうがいいですよ。

予約は、商船三井フェリーのサイト(下記リンク)から可能です。

>>>商船三井フェリー予約・購入・変更ページへ(別ウインドウで開きます)

電話でも予約できますが、インターネットから予約すると5%割引になるのでお得ですよ。
※一部の期間は適応されないのでご注意ください

JAF会員は5%割引らしいので該当する方はぜひご利用くださいね。このJAF会員割引、僕も該当だったのですが後で知って後悔しています(笑)
※こちらも一部の期間は適応されないのでご注意ください

僕と同じ失敗はしないように、各種割引は事前に確認しておくことをおすすめします。

>>>商船三井フェリー各種割引ページへ(別ウインドウで開きます)

商船三井フェリー「大洗 – 苫小牧」航路の料金

料金

さて、料金です。商船三井フェリーの「大洗 – 苫小牧」航路では、3つの要素によって料金が変動します。

  • “夕方便” or “深夜便”
  • 期間(A,B,C,Dの4段階)
  • 部屋のクラス

詳細は商船三井フェリーのサイトで最新情報をご確認くださいね。

>>>商船三井フェリー運賃・割引ページへ(別ウインドウで開きます)

参考までに、僕が軽自動車と大型バイク(1250cc)を載せて乗船した際の料金を記載しておきますね。大体の料金がイメージできるかと思います。

軽自動車を載せて乗船

  • 大人+軽自動車 ¥25,410
    (大人のみで徒歩の場合 ¥8,310)

※夕方便、A期間
※大洗⇒苫小牧
※インターネット予約割引適用
※部屋のクラスは“ツーリスト”(一番安いクラスです)

大型バイク(1250㏄)を載せて乗船

  • 大人+大型バイク ¥27,210
    (大人のみで徒歩の場合 ¥10,750)

※夕方便、C期間
※大洗⇒苫小牧
※インターネット予約割引適用
※部屋のクラスは“ツーリスト”(一番安いクラスです)

期間が違うのでバイクのほうが高くなりました。

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バイク・車で乗船する際の手順

フェリーとバイク

いよいよ乗船です。車もバイクも大差がないので、バイクを例に乗船の手順をお話ししますね。ざっくりとした手順は以下です。

バイクの乗船手順

  1. 大洗港フェリーターミナルに付いたら、乗船手続をする
  2. 乗船待機場所へバイクを移動
  3. 係員さんの誘導通りに乗船
  4. (バイクは)ギアをロー(1速)に入れて、ハンドルロック
  5. 船内に移動

※下船は、そのまま降りるだけです。

ぺけらいふ
僕が乗船した夕方便(19:45 出航)を例にお話ししますね

1.大洗港フェリーターミナルに付いたら、乗船手続をする

16:00から乗船手続が開始。

車を載せる場合は、乗船手続の際に車検証が必要となるのであらかじめ用意しておきます。
※なぜかバイクを載せる場合、バイクの車検証は必要ないみたいでした。とはいえ、用意しておいたほうが無難かと思います。

2.乗船待機場所へバイク(車)を移動

フェリーのすぐそばに乗船待機場所がありますので、手続きが済んだらそこへ移動します。

車とバイクは分かれて待機。18:00頃に乗船開始です。

3.係員さんの誘導通りに乗船

係の人がきちんと乗船まで誘導してくれます。初めての方でも心配いりませんよ。

バイクの場合・・・

待機している間にエンジンが冷えきっている場合があります。キャブレター式のエンジンなら、早めにエンジンをかけて暖めておくといいですよ。

4.(バイクは)ギアをロー(1速)に入れて、ハンドルロック

船の中では、バイクは倒れないように“ギアをロー(1速)に入れて、ハンドルロック”が基本です。船員さんが指示してくれるので、忘れずに対応しましょう。

5.船内に移動

バイクや車の駐車場から船内へ乗り込みます。

航海中は駐車場への立ち入りは禁止になるので、必要な荷物は全て持って入ります。素早く船内に入れるよう、フェリー内で必要なものは別のバッグに分けて積載しておくのがおすすめです。

“新造船さんふらわあ さっぽろ”の船内設備は快適!

ここからは船の設備についてご紹介しますね。

一言で表現するならば、「非常に過ごしやすい空間」でした。

サウナ付きの大浴場!

大浴場の入り口

乗船してすぐに入浴可能です。サウナも付いていて、浴槽からは海が見えるという贅沢な大浴場。脱衣所には無料のロッカーがあるので、貴重品の保管を気にせずお風呂を楽しめます。

ただし、タオルは各自で用意する必要があります。

給湯器や電子レンジを完備!

フェリー内の給湯器

給湯器や電子レンジがあるので、カップラーメンを食べることができます。
※上の写真、左の白い装置が給湯器です。

フェリー内のレストランは少しお高いので、カップラーメンや冷凍食品を持参することで費用の節約ができます。(僕もよくやります)

自動販売機で冷えたビールを購入可能!

缶の飲み物

費用を節約するために食べ物を持ち込むのはおすすめの作戦なのですが、「ビールだけはきちんと冷えたものが飲みたくないですか?」

そんな方は安心してください。

フェリー内にはビールを売っている自動販売機があります。ぬるいビールで我慢する必要はありません!

レストランあり!

フェリー内のレストラン(窓際席)

僕が乗船したときは、夕食も朝食もバイキングでした。写真は朝食をレストランで食べた時に撮影したものです。

窓際の席に座ることができれば、最高の景色の中で食事ができますよ。

料金

  • 夕食   約2,000円
  • 朝食    1,050円
    (子供 800円)
  • 朝昼セット 1,550円
    (子供1,150円)

※僕が乗船した時の値段です。変動している可能性がありますので参考程度とお考え下さい。

▼朝食バイキングの例

フェリー内の朝食バイキング

ツーリストクラスでも快適!

さんふらわあさっぽろのツーリストの部屋

僕は一番下のクラスで乗船しました。なので、雑魚寝を覚悟していたのですが、きちんと一人ずつにマットレスが割り当てられていました。両サイドはカーテンで仕切ることができます。

心地良い布団や電源、棚もあって想像以上の快適さ。

同じ部屋の人のいびきが気にならないという方は、ツーリストクラスでも十分かなと思います。

※僕個人の感覚ですが、部屋の中は空気が少し乾燥している気がしたのでマスクを持参すると快眠をサポートしてくれます。

▼寝る支度をしたらこんな感じ

ツーリストの寝具(例)

無料Wi-Fiあり!

フェリー内の無料Wi-Fi案内

接続状況は完璧とは言えないですが、無料なので仕方がないかな。それでも、ありがたいです。

キッズスペースやペットルーム・ドッグラン完備!

フェリー内のキッズスペース

お子さんがいらっしゃる方、ペットと一緒に旅をされる方にとっては最高の設備なのではないでしょうか?

フェリーで過ごすときにあれば便利なもの

僕は、リュック1つにフェリー内で必要なものをまとめています。

  • 洗面用具
  • 部屋着
  • 着替え
  • タオル
  • クロックス(スリッパ)
  • 食料
  • イヤホン
  • 充電器
  • カメラ

この中でかなり便利なのは、クロックス(スリッパ)です。バイクだとブーツを履いている方が多いと思いますが、ブーツは船内で過ごしにくい。ベッドやお風呂など靴を脱ぐ機会が意外と多いんです。

基本的に船内にスリッパはありません。是非、クロックス(スリッパ)のご用意を。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

これから北海道ツーリングや旅行に行く方にとって、この記事が少しでもお役に立てたら嬉しいです。

僕、フェリーが大好きなんですよね。いい意味でなにもやることがないという贅沢な時間を過ごすことができるからです。優雅な船旅ですよね。

ぜひそんな船旅を楽しんでくださいね。

お互い素敵な旅ライフを送りましょう!

次の記事へ>>>バイクと撮影可能!北海道ツーリングで行くべき絶景スポット21選【全て網羅するルートと撮影機材も公開】

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