「バイクに乗るメリットってなんだろう?」
ふとそう思ったので、まとめてみたら14個になりました。
これらのメリットが素晴らしくて、僕が10年以上バイクに乗り続けています。
「バイクは好きだけど上手く説明できない」という人にとって、バイクの良さを言語化するときの参考になると思うので、ぜひ最後まで見ていってください^ ^
1.バイクは乗るだけで楽しい
10年以上もバイクに乗り続けているのは、とにかく楽しいからです。
子供の頃に友達と公園で遊んでいた時の感覚に近いかもしれません。
- 2つしかないタイヤ
- 足元で熱を帯びているエンジン
- どこまでも行ける感覚
- 身体で直接感じる風
などなど。
これからたくさんのメリットを挙げていきますが、一番根底にあるのは、
- バイクに乗っていると楽しい!
という感覚です。
2.体調が良くなる
バイクに乗ると体調が良くなります。
仕事でクタクタに疲れていても、休日にバイクに乗るとスッキリするんです!
……という、個人的な感想を語ったところで、ご納得頂けないですよね。
なので、「最高の体調 ~進化医学のアプローチで、過去最高のコンディションを実現する方法~」の内容と一緒にその理由を考えてみました。
体調の改善には自然とのふれ合いが効果的です。
その効果を示すデータは、2016年にダービー大学が行なったメタ分析でして、この研究の結論は以下のとおりです。
その結論をひとことで言えば、「自然とのふれ合いにより、確実に人体の副交感神経は活性化する」というものです。副交感神経は気持ちが穏やかなときに働き出す自律神経で、日中にたまった疲れやダメージを回復させる働きを持っています。
最高の体調 ~進化医学のアプローチで、過去最高のコンディションを実現する方法~
さらに、副交換神経の活性レベルだけで見ると、マッサージのような定番のリラクゼーション法よりも自然とのふれ合いのほうが癒しの効果が高いのです。
そこで僕はこう考えています。
- バイクに乗ってツーリングをするのも「自然とのふれ合い」である
山や海沿いをバイクで走ったり、絶景を眺めて休憩する機会が多いからです。しかも、クルマのように鉄板に囲まれておらず、外気と直接ふれ合っています。
まさに「自然とのふれ合い」ですよね。
となれば、バイクに乗ると体調が良くなると感じるのは、科学的にみても間違いなさそうです。
3.移動自体を楽しめる
バイクは、徒歩や自転車よりも遠くに行けて、電車やバスよりも便利です。
「車もだよね?」という意見もあると思いますが、一番最初に書いたとおりバイクは、乗っていて楽しい乗り物なんですね。
気温、匂い、風圧、路面、季節を直接感じつつ、体全体で操縦するので、移動自体を楽しめます。
目的がないツーリングが成立するのは、この移動自体を楽しめるからです。
4.ご当地グルメを堪能できる
先述のとおりバイクは乗っているだけで楽しいので、気が付くと遠くまで来てしまいます。
当然、色んな場所でご飯を食べる機会も多くなります。
食は人生の楽しみですからね。バイクに乗っていると、いろんな物を食べられるのがメリットのひとつと言えます。
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5.絶景を眺められる
バイクに乗ると、たくさんの場所に訪れることになります。
富士山や白川郷など、例を挙げるとキリがありませんが、バイクのおかげで多くの場所を訪れることができました。
家でジッとしていたら無縁だった絶景もたくさん見てきたので、それだけでもバイクに乗っていてよかったと思います。
▼絶景とバイクを撮影する楽しみもあります▼
6.人との出会いがある
バイクに乗ると人に出会えます。
たしかにそうですが、例えば近所のスーパーに行って、知らない人とお話する機会は多くないですよね?
でも、バイクに乗ると少し状況が変わります。
理由は、「バイク」というパッと見てわかる話題があるからです。
バイク乗り同士はもちろん、通りすがりの人までもがあなたのバイクを見て話しかけてくれます。
「このバイクは何ccなの?」
「どこからきたの?」
「あの山の向こうは雨が降ってたから気をつけてね」
バイクがあるだけでコンビニの駐車場でもそんな会話が生まれるのです。
というわけで、バイクに乗ると人に出会えます。
\僕はこんな出会いもありました(^ ^)/
このまえバイクを道の端に止めて地図を見てたら、向かいに軽トラが止まった。「道わからんのかあ?」、おじちゃんのでっかい声。人の良いしわっしわの笑顔でした。バイクはこんな風に地元の人に声をかけられることが多いと思うんですよね。これってすごく嬉しいし、楽しい!
— ぺけらいふ (@pekelife_jp) August 29, 2018
▼バイク乗り同士の挨拶や合図はこちら▼
7.安全運転が身につく
バイクは危険な乗り物です。
クルマと違って、周りを鉄板で囲まれている安心感がないのはやはり怖いです。
だからこそ、安全運転にはかなり気を使います。一瞬の油断が命取りになりますからね。
なので僕は、いつも適度に怖がりながらバイクに乗っています。
スピードの出し過ぎも怖いし、他のクルマと近いのが嫌で自然と距離をとります。煽られたらすぐに道を譲ります。
というわけで、「かもしれない運転」が身につきました。
一度身についた安全運転は、ずっと自分のものです。
バイクだけではなくクルマを運転する時にも役立っています。
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8.リフレッシュできる
先ほど「バイクに乗ると体調が良くなる」をご紹介しました。
実は、体調だけではなく精神的にもメリットがあります。
どんなに嫌なことがあっても、バイクで長距離を走り、美味しい物を食べて、絶景を眺めると気分がスッキリします。
ストレス社会の現代において、鉄板のリフレッシュ法を持っていることは強力な武器になります。
\仕事で理不尽に怒られても心が折れません(笑)/
理不尽なことで怒られても大概は、「ま、俺が本気になれば明日にでもバイクに乗って1,000キロ離れた所でソロキャンプできるけどな」という自信のおかげであんまり気にならない。
— ぺけらいふ (@pekelife_jp) June 22, 2019
9.紙の地図が読めるようになる
バイク乗りの必需品に「ツーリングマップル」があります。
ツーリング情報が収録された紙の地図本ですね。
バイクに乗ってツーリングマップルを使いこなせるようになれば、紙の地図だけで目的地まで行けるようになります。
いえいえ、紙の地図にしかない魅力もたくさんあるんですよ。
例えば、「全体がパッと見える」、「拡大縮小をする必要がない」、「すぐに書き込める」などです。
- ナビも紙の地図も両方使いこなせるのが最強
僕はそう考えています。
日常生活で紙の地図を使う機会はあまりないですから、バイクに乗るのは良いきっかけになります。
\僕も愛用しています!/
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10.心も体も若返る
バイクに乗ると、子供の頃に戻れると思っています。
日が暮れるまで友達と公園で遊んでいた頃の感覚になれます。大人になるとなかなかそんな時間を過ごすのは難しいですよね。
たまに童心に戻るのは、楽しく人生を送る秘訣です。
バイクはアンチエイジングに効果的であることが科学的にも証明されています。
と言うのも、「バイクと脳の活性化の関係」について2011年にヤマハ発動機と東北大学の川島隆太教授(加齢医学研究所)が共同で行っていた研究があるのです。
川島隆太教授は「バイクに乗っている高齢者が妙に若々しいのは、バイクに乗ることが脳機能を高めているから。また、ギア付きのビッグバイクに趣味で週1から2日乗ることは認知機能とメンタルヘルスに良い影響がある」と結論付けた。
livedoorニュース(http://news.livedoor.com/article/detail/5923305/)
川島隆太教授はニンテンドーDSで大ヒットした「脳を鍛える大人のDSトレーニング」を監修したことで有名な教授です
文字通り、バイクに乗れば「精神的にも身体的にも若返る」のです。
\ヤマハの公式アカウントでもこんなツイートが(^ ^)/
バイクに乗っている方が若々しく見えるのは、複雑な動作を行うことで脳が活性化されているからだと言われています🏍
バイクってどうやって操作しているの?~両手両足の妙技~https://t.co/Q8Xt0clh7v pic.twitter.com/UEb1yxZA4Q
— ヤマハ バイク (@yamaha_bike) 2018年5月13日
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11.フットワークが軽くなる
バイクに乗ると、300kmが近く感じてきます。(個人差はあります)
なので、「自宅から300km先で合流ね」みたいなことが起きます。ひきますよね。(僕も書いていてちょっと普通じゃないなと思います)
でも、このフットワークの軽さがチャンスをモノにできる秘訣だと感じます。
貴重な体験ができたり、素敵な人物との出会いを生み出すわけですね。
僕の例をひとつご紹介しますね。
父と一泊の親子ツーリングをしたのですが、お互い住んでいる場所の中間地点で合流しました。
お互い約300kmを走って合流です。次の日には、それぞれ逆方向へまた300km走って各々の自宅に戻りました。
バイク乗りらしいプランだったなあ、と思います。
これだけ遠く離れていたら、普通ここまでして会おうなんて思わないですよね。でも、実際に会って、とても素敵な時間を過ごすことができました。
バイクに乗って、フットワークが軽くて良かったなあと思った例です。
12.駐車がしやすい
バイクなら小さなスペースでも駐車できます。
クルマと比べると駐車には気を遣いません。
クルマが渋滞している駐車場でも空いてるスペースに止められたり、「バイクはこっちから入って、そこら辺に止めていいよ」と言われることも多々あります。
こうなってくると、バイクなら色んな場所に気兼ねなく行けますね。
先にご紹介した、絶景やグルメにもどんどん行けるのです。
バイクはメリットがメリットを呼ぶ仕組みになっています。
13.一人の時間を楽しめる
バイクは基本的に一人乗りですから、一人でも違和感なく完結します。
一人焼肉や一人カラオケみたいな「一人○○」に抵抗がある人でも、簡単に一人の時間を楽しめる仕様になっているということです。
5人乗りのクルマに1人で乗っていたら、ガランとした車内が寂しく感じる瞬間があるかもしれません。でも、バイクには「車内」のような空間がそもそもないので、寂しいという感覚もないです。
14.組み合わせると楽しみが倍増する
バイクだけでも楽しめますが、組み合わせによる効果も無限大です。
- バイク × 釣り
- バイク × キャンプ
- バイク × 登山
- バイク × 野鳥観察
- バイク × 写真
などなどバイクは他の趣味とも組み合わせやすいのです。
そして、それぞれを単独よりも楽しくしてくれます。
例えば、
- バイクの機動性がより良い釣りポイントも探索に役立つ
というような感じですね。
あなたがハマっている趣味とバイクはどうやって組み合わせられるでしょうか?
▼僕のおすすめはキャンプツーリング!▼
最後に:バイクじゃないとダメなのか?
バイクのメリットを14個書きました。
でも、
「さあ、これだけメリットがあるんだからあなたもバイクに乗りなよ!」
と言うつもりはありません。
「え……?」
と思ったでしょうか。
理由は簡単で、バイクは安全ではないからです。
クルマに比べるとバイクは、事故に遭遇した場合のダメージが非常に大きいです。
僕は、バイクは乗り方次第で危険をかなり小さくできると考えていますが、ゼロにはできません。
毎年多くのバイク乗りが事故に遭っています。命を落とす方もいらっしゃいます。
幸いにも僕はバイクに乗り始めてからの10年間無事故無違反でこれました。
交通量の多い東京にも住んでいましたし、バイクで色んな場所に行きました。
でも、明日は事故をしてしまうかもしれないのです。
今までは運がよかっただけかもしれません。
そうならないために怖がって、注意して、安全運転をしています。
それでも僕がバイクに乗っているのは、バイクでしか味わえないものがあるからです。
もし、バイクのメリットのほうが危険よりも大きいと思った方は、バイクに乗ることを検討してみてくださいね。
▼他のバイク乗りさんが考えるメリットはこちらのリプ欄へ▼
【バイクのメリット】
— ぺけらいふ (@pekelife_jp) February 18, 2020
・体調が良くなる
・移動自体を楽しめる
・たくさんの絶景を見られる
・多くのご当地グルメを堪能できる
・人に出会える
・紙の地図が使えるようになる
・心も体も若返る
・1人の時間を楽しめる
・組み合わせると楽しみ倍増
・リフレッシュできる
…その他、募集中です。
皆さま貴重なご意見、ありがとうございました(^ ^)