
雨の日にバイクに乗るのは少し億劫ですよね。
「雨の日は乗らない」と決めてしまう手もありますが、出先で雨に遭遇してしまう状況も多々あります。
そんな時に使える、「雨の日のバイクツーリングを快適にするコツ」をご紹介しますね。
誰でも簡単にできることなので知っておくと、いざ雨が降ってきた時に役立ちますよ。
1.レインウェア(カッパ)はバイク用がおすすめ

雨の日のバイクツーリングに欠かせないのが、レインウェア(カッパ)です。
これから揃える方は、金額が少々高くなっても、
- バイク用のレインウェア
の購入をおすすめします。
理由は、
- 安心の防水性能
- ライディングの姿勢を想定した形状(上着の裾が長め)
- 袖口が固定できる
- 余分な生地のバタつき防止機能
などツーリングを快適にする機能が充実しているからです。
ちなみに、上下が分かれているセパレートタイプが着脱しやすく、雨をしっかり防ぐことができるのでいいですよ。

商品がたくさんあるので一概には言えませんが、個人的には1万円前後のものを購入すれば不満なく、長く使えるのではないかと思います。
僕が愛用しているRSタイチのレインウェアも1万円くらいで購入したもので、10年以上使っています。
レインウェアは雨の時だけでなく防寒着としても使えるので、奮発して良いものを購入しましょう!
\RSタイチは僕も愛用しています!/
2.グローブは雨天用に防水防寒手袋を自作しよう

レインウェアだけでは快適とは言えませんね。
手も対策したほうが快適なツーリングになります。
防水仕様のグローブが市販されていますが、安くはないし、そこまで使用頻度も高くないのでわざわざ買うのは躊躇してしまいますよね。
そんな時は、
- 雨天ツーリング用の防水防寒手袋を自作
しましょう。簡単に作れます。
材料は、
- 軍手
- 防水ゴム手袋
の2つのみ。
100均で揃えれば、たったの200円で作成できますね。

防水ゴム手袋は、お母さんが風呂掃除や皿洗いのときに着けるアレです。
作り方はとても簡単で、軍手をしてから防水ゴム手袋をはめるだけです。
それだけで、手は濡れないし、暖かいグローブになりますよ。
ちなみに、中に仕込む軍手の量で防寒性を調整できる画期的な仕様となっています。
9月の北海道ツーリング(気温10度くらい)でも、この自作したグローブで十分な防寒・防水性能を発揮しました。
ひとつ弱点をあげるとすれば、
- 見た目がカッコ悪い
ということくらいですかね。
でも、背に腹は代えられませんからね。
雨の日でも安く快適にツーリングするという目的をならおすすめですよ。
\本格的なゴム手袋を買えば何年も使えますよ/
3.雨の日でもレジ袋を履けば靴下は濡れません

自作のグローブで手の対策をしたなら、残りは足ですね。
ブーツカバーが市販されていますが、安くないし、それなりの荷物になるんですよね。
なので僕は、
- レジ袋を活用
しています。
準備するものは、コンビニでもらえるようなレジ袋を2枚。
それを靴下の上に被せてからブーツを履くだけです。簡単ですね。
レジ袋は足首の位置でしっかり縛っておきましょう。
これだけで靴下が濡れないので、不快感がなくなりますよ。

この方法の唯一の弱点は、
- (靴下は濡れないけど)ブーツは濡れる
というところですね。
まあでも、ブーツは晴れたらすぐに乾きますよね。
雨の中のツーリングの間、足の不快感だけなくなれば上出来でしょう。
ちなみに、ブーツも守るためにブーツごとレジ袋を被せるのはおすすめしません。
袋がツルツルなのでバイクのステップで滑ってかなり危険です。(経験済み)
▼バイク用のおすすめブーツはこちら▼
4.荷物が濡れないようにゴミ袋とジップロックを活用

ここまで体を濡らさないようにする方法をご紹介しました。
荷物もしっかり防水できると安心してツーリングに専念できますよね。
そのために僕は、
- ゴミ袋
- ジップロック
をレインウェアの袋に入れています。
大きめのゴミ袋は、荷物を丸ごと入れて水濡れを防ぐ。
ジップロックは、カメラやスマートフォンなどの小さな精密機器水から守るために使っています。
口がしっかり閉まるので便利ですよ。
\ジップロックは大きめがおすすめ/
5.ナウキャストは使わないと損です

「雨の日のバイクツーリングを快適にするコツ」をご紹介してきましたが、一番良いのは雨を避けることですよね。
そのために僕がよく利用しているサービスが、
- ナウキャスト
です。

気象庁が発表している、雨雲の動向を確認できるネットサービスです。
「高解像度降水ナウキャスト(クリックすると別ウインドウで開きます)」にアクセスすれば、登録不要・無料で使用できますよ。
地図上に雨雲が描写されていて、今後の動き(予測)も確認することができるのです。
バイク乗りにとってこの上なく嬉しいサービスですよね。
この情報を駆使して臨機応変にプランを変えれば、雨にあたらず快適にツーリングをすることができるかもしれません。
▼もっと知りたい方はこちら▼
最後に:雨具は取り出しやすい場所に積載しよう

ご紹介した方法なら雨の日でもかなり快適にバイクツーリングできます。
雨は急に降ってきます。
レインウェアなどの雨具は、常に取り出しやすい場所に積載しておきましょう。
雨具は、ツーリングネットで積んでおくのがおすすめです。
着脱が簡単なので、

ということにならず、楽チンに取り出せますよ。
雨の日もめげずに、お互いバイクライフを楽しみましょうね!
\ツーリングネットは大きめがおすすめ。僕は3Lを愛用してます/