バイクの冬季保管ってどうやるの?やっておくべき5つのこと

バイクを冬季保管する方法

この記事では、主に雪国での冬季保管を想定して「バイクを長期保管する方法」をご紹介します。

雪国に慣れていない方は、バイクに乗れない冬の数ヶ月間、愛車をどうやって保管すればいいのか迷いますよね。

何も考えずに保管するとバイクの調子が悪くなるかもしれません。

でもご安心ください。

これから冬季保管のためにするべき『5つの準備』をお教えします。

この方法で保管した僕のXJR1300(1998年製)は、北海道の厳しい冬を越えても春先に一発始動します。

きちんと保管して気持ちよくツーリングのシーズンを迎えましょう!

注意
車体の状況により、効果には個体差がありますのでご了承ください
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【長期保管の準備①】ガソリンは満タンにする

ガソリン給油のイメージ

冬季保管の前には、

  • ガソリンを満タン

にしておきましょう。

理由は、タンク内に空気があると気温が下がった際に(タンクの)内側が結露してしまうからです。

なぜタンクの内側が結露するとダメなの?

結露はいわゆる『水』ですから、タンクが錆びる恐れがありますね。その錆がガソリンに混ざってエンジンへ流れると、バイクが故障してしまいます。

また、錆が発生しなくても、タンク内の水はエンジン不調の原因になり得ます。

というわけで、タンク内の空気が最小限になるように、ガソリンを満タンにしておくのがおすすめです。

でも、ガソリンって長期保管すると腐るのでは?

心配になりますよね。

僕も気になって調べたのですが、冬季保管(数ヶ月)程度なら気にする必要はなさそうです。

実際に冬季保管(11月から3月)を乗り越えた僕のバイクも、春先にセルを回すと一発で始動します。もしガソリンが劣化していたら、もっと苦労するはずですからね。

ただ、半年以上の長期保管をする場合はこの限りではありませんのでご注意ください。

【長期保管の準備②】センタースタンドで保管する

バイクをセンタースタンドで置く

冬季保管のように長期間バイクを動かす予定がない場合は、

  • センタースタンドで保管する

のがおすすめです。

理由は、

  • タイヤの変形防止
  • サスペンションへの負荷軽減

が期待できるからです。

サイドスタンドで保管してしまうと、タイヤやサスペンションの片側に負荷(車重など)が集中。このアンバランスな負荷状態が長期間続くと各パーツの変形や傷みにつながります。

というわけで、センタースタンドを利用しましょう。

センタースタンドがないバイクなんだけど、なんか方法はある?

センタースタンドがない場合は、メンテナンス(レーシング)スタンドなどの商品を利用する方法がありますよ。

【長期保管の準備③】タイヤの空気圧は高めにしておく

タイヤの空気圧

冬季保管の前はガソリンスタンドなどで、

  • タイヤの空気圧を高めにしておく

のがおすすめです。

これも、タイヤの変形を防止するためです。

センタースタンドを使ったとしても、前輪は地面に接していますからね。

空気圧を高めにしておくことで不均等な負荷を軽減し、タイヤの変形や劣化を抑えることができます。

僕は、車両に記載されている適正空気圧よりほんの少し高くして保管します。

【長期保管の準備④】バッテリー外して屋内で保管、定期的に充電する

バイクのバッテリー充電

長期間バイクの乗らない場合、

  • バッテリーは外して温度変化の少ない屋内に保管・定期的に充電

しておきましょう。

バッテリーは使用しなくても自然放電しますし、気温の変化は劣化の原因になります。

一度でも放電し切ってしまったバッテリーは、著しく性能が低下します。低下した性能は充電しても完全には元に戻らないので注意が必要。

なので、月に一度くらいは充電しておくといいですね。

バッテリー交換は安くないので、少し気を使うだけで大きな節約効果が期待できます。

僕が使用している充電器をご紹介しておきますね。安くて問題なく充電できているので、コストパフォーマンス抜群です。

\こだわりがなければこの充電器で十分です/

【長期保管の準備⑤】任意保険は内容を変更して節約する

節約のイメージ

長期間乗らないことが確定している場合は、

  • 任意保険の補償内容を見直す

のがおすすめです。

バイクに乗れないのに高い保険料を支払うのはもったいない!

解約すると等級がリセットされてしまうので、最低限の補償にして保険料を下げるようにしましょう。

例えば、対人対物が無制限になっている方は、無制限を外すだけで月々の保険料は大幅に安くなります。

補償内容の変更は、代理店や保険会社に連絡すると対応してもらえますよ。

注意
任意保険の補償が下がっている状態ではバイクに乗らないように注意してください。乗り始め(春)には保険内容を確実に元に戻しておきましょう。
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まとめ

  1. ガソリンは満タンにする
  2. センタースタンドで保管する
  3. タイヤの空気圧は高めにしておく
  4. バッテリー外して屋内で保管、定期的に充電する
  5. 任意保険は内容を変更して節約する

以上、冬季保管の前にするべき5つの準備をご紹介しました。

キャブレター式のバイクの場合は、「キャブレターのガソリンを抜く」というのもやっておくといいのですが、僕はやっていません。

それでも春に一発始動したので、(冬季保管の場合は)必須ではないかなあと個人的には思っています。抜いたガソリンの処理にも困りますしね。

お互い快適なバイクライフを送りましょう!

\冬眠の前はバイクを綺麗にしておきましょう!/

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