「バイクを綺麗に保ちたい」
「洗車したいけど、近くに水道がない」
この記事はそんな方に向けて書いています。
10年のバイク歴のうち、僕は水を使った洗車をほとんどしていません。
それでも、愛車はいつも綺麗に保つことができています。(ツーリング先でもよく褒められます)
この記事では、僕が普段やっている水の使わない洗車方法をご紹介します。
誰でもできる方法なのでぜひ試してみてください。
この記事でご紹介するのは、“磨く”という行為をコツコツすることで継続的にバイクを綺麗なまま保つスタイルです。一般的な洗車というよりは磨くことに焦点をあてた内容になりますのでご了承ください。
バイクを綺麗に保つ秘訣は『乗ったら磨く習慣』
ライダーにとってバイクはかけがえのない物ですから、いつも綺麗にしておきたいですよね。
できることなら、定期的に水とシャンプーで徹底的に洗車したい。
ただ、水を使うのはめんどくさい。(しまう前に乾かさないといけないし)
そして、僕のようにマンションに住んでいる人間にとって、水を使った洗車は少しハードルが高い。
悩み抜いた末に僕はある結論にたどり着きました。
それは、
- 汚れる前に綺麗にする
ということ。
具体的には、乗ったら磨く習慣です。
ツーリングをした後はどれだけ疲れていても、愛車を労うという意味で磨くのです。
『乗ったら磨く』だけでバイクは綺麗に保てるのか?
そうです。簡単なことです。
でも、やっている方は少ないのではないでしょうか。
なぜなら、一度乗ったくらいではあまり汚れないからです。
あまり汚れていないものを綺麗にするのは気が進まないかもしれません。
でも、確実に汚れています。
だから、その日の汚れをその日のうちに取るのです。
少しの汚れなら水を使わなくても簡単にとれます。そうしておけば頑固な汚れは生まれません。
結果的にバイクをいつも綺麗に保つことができます。
この方法のおかげで、今まで乗ってきた20年以上落ちの中古バイクたち(3台)は、たくさんの方から「綺麗なバイクだね」というお言葉を頂けています。
以前、Twitterで僕の洗車方法気になるというお言葉を頂いたこともあり、この記事を書いているのです。
お疲れ様で~す(´Д`)
4日で1158kmは相当走りましたね笑
洗車お上手ですね!?洗車の方法気になるんで今度ブログで扱ってみてください。— ダビットソン Cb (@orandaramen) 2018年7月29日
具体的な『乗ったら磨く』の方法
【手順①】カークリームを買う
僕がバイクを磨く時に8年間ずっと使っているカークリーム。175mlなら400円程度で買えるので惜しげも無く、なんなら水の代わりくらいの勢いで使ってます。たっぷりのクリームで表面の汚れや埃を取るように伸ばしてから綺麗なタオルで磨くとピカピカ。洗車できるスペースがないので助けられてます。 pic.twitter.com/qvUI3McvQ1
— ぺけらいふ (@pekelife_jp) 2018年8月11日
僕がバイクに乗り始めてからずっと使用しているのが、「【ユニコン】カークリーム」。
この商品の良いところは、
- 安い
- 安いのでたっぷり使える
- 汚れが良く落ちる
- 磨けば驚くほど光沢がでる(マジでピカピカになる)
の4つです。
水の代わりくらいの気持ちで、僕はこのカークリームを愛用しています。
「ヤマハ純正採用品」として紹介されていることからも、この商品の優秀さが伺えますね。
効果も実証済。安心の純正ケミカル。
参考:Y’S GEARホームページ
ヤマハ純正採用品(ヤマハサービスマニュアル呼称品名ユニコンカークリーム)
高価なものではないので、ぜひ試してみてください。
\10年間ずっと愛用してます(^ ^)/
【手順②】たっぷりのカークリームを延ばしながら拭き取る
カークリームは、
- たっぷり使う
のがポイントです。
表面についた汚れ(チリやホコリ)をたっぷりのクリームで絡め取るつもりで使います。
少量のクリームでゴシゴシ拭くと、チリやホコリでバイクを傷付けてしまいます。
なので、クリームを優しく延ばしながらクリームごと汚れを拭き取るのが、僕のやり方。
頑固な汚れ(油や泥など)は多めにクリームを付けて集中的に磨きます。
ちなみに、この作業は使い捨てペーパーをよく使います。
毎回新品の状態で使用できるので、前回付着したチリや汚れでバイクを傷つける危険がないからです。
\バイク整備のあらゆるシーンで使えます/
【手順③】仕上げ用のクロスで磨く
先ほどの汚れを取る課程で、車体にはうっすらとカークリームが付いている状態になります。
カークリームは少しの量で驚くほどの光沢が出るので、ここから磨くだけでピカピカになりますよ。
ここで注意して欲しいことは、
- 綺麗なクロスを使用すること
※クロスではなく使用済みのTシャツとかでもOKです
です。
例えば、足回りを拭いたクロスは、絶対にタンクを磨くときに使ってはいけません。
足回りを拭いたときにクロスに付着した砂や小石が、タンクを容赦なく傷付けるからです。
僕は仕上げ専用のクロスを準備しています。
\マイクロファイバーが使いやすくておすすめ!/
今回はご紹介できませんでしたが、僕はたまにプレクサス(Plexus) も使用しています。コーティングもできる万能クリーナーなので、月1回はこれで磨き上げています。
あくまで僕のやり方です。パーツの材質などによって傷が付いたり、変色したりする可能性がないとは言い切れません。実施をする場合は注意してください。(目立たない所で試すなど)
注意点
僕が普段やっている方法をご紹介しましたが、長距離ツーリングの後で車体がひどく泥だらけの場合はこの方法は使えません。
カークリームで泥を取り除こうとすると、確実に車体が傷つくのでご注意ください。
この場合は、水を使って丁寧に洗車をするしかないですね……。
まとめ
以上、バイクを綺麗に保つための方法をご紹介しました。
コツコツと磨いていく方法なので、最初は面倒に思うかもしれませんが効果は絶大です。
それは普段している僕が保証します。
綺麗なバイクでツーリングすると気持ちがいいですよね。
お互いバイクライフを楽しみましょう!
\この記事の解説動画を作成しました!/
▼普段からバイクを磨いておくことはメンテナンスの基礎です▼