この記事では、「バイク記録の付け方」をご紹介します。
あなたは次の質問に答えられるでしょうか。
- 前回のツーリングで訪れたお店の名前、食べたメニューとその値段は?
- 前回のオイル交換はいつか?
記録を付けておくと簡単に答えられるようになります。
それはつまり、的確なタイミングでオイル交換ができたり、ツーリング仲間に有益な情報を共有できるということなのです。
バイクツーリングの記録
バイクツーリング記録の付け方
バイクツーリングの記録ですが、僕が実際にやっている方法をご紹介しますね。
僕は、ツーリングから帰宅したら次の8つの項目を手帳に記録しています。
- その日の走行距離
- 帰宅時点の総走行距離
- 燃費
- 費用(燃料、食事、高速代の総計と内訳)
- スポット情報
- 食事情報(お店や食べたものの情報)
- 出発時刻と帰宅時刻
- 道路の渋滞状況
と思うかもしれませんが、やってみるとそこまで手間ではありません。
なぜなら、すぐに確認できる情報ばかりだからです。
この記録をつけるために僕がやっていることは、
- 給油直前にトリップメーターの数値を撮影
- ツーリング中にもらったレシートを保管
- 訪れた場所を撮影
- 出発時と帰宅時のオドメーターの数値を撮影
だけです。
収集した情報を参考にしながら、「ツーリング記録の8項目」を手帳に記載します。
ポイントは、その日のうちにすること。
記憶は薄れて行きますのであまり時間があかないうちにさらっと記録してしまいましょう。
バイクツーリング記録の活用法
1.その日の走行距離
距離を記録しておくことで、自分にとって最適なツーリングの距離を把握できるようになります。
もちろん混雑や道の条件にもよりますが、自分の体力の限界を知ることは安全運転の第一歩です。
自分の限界以上の距離は走らない。僕が10年以上も無事故無違反なのはこの考え方のおかげでもあると思っています。
2.帰宅時点の総走行距離
僕は、整備をするタイミングの目安として記録しています。
主にオイル交換ですね。
例:「今の総走行距離は15,000km。前回のオイル交換が12,200kmだったから、そろそろ交換を考えないといけないなあ」みたいな感じ。
※僕は大体3,000km毎にオイル交換をしています
3.燃費
愛車の体調管理のために燃費を記録しています。
いつもより大きく燃費が低下したりすると「何か異変が起きたのかな?」と察知できるからです。
あとは、愛車のクセの把握と部品交換をした時の効果を実感するの目的もあります。
例:「アクセルをゆっくり開ける乗り方をすると○%くらい燃費が伸びる」
「チェーンを交換したら燃費が伸びたなあ(嬉しい!)」
【燃費計算の方法】【初心者必見!】知っておくと便利なバイクツーリングのコツ5選!
4.費用
高速料金など次に同じ場所へ行く際に予算の目安になります。
もちろん全く同じ場所に行く場合だけではなく、その場所を通過したり、近辺に行く時にも活用しています。
記録を見て予算内でツーリングできるプランを設定したりしてます。
5.スポット情報
気に入った場所は記録しておきましょう。
僕は、景色がいい場所(撮影スポット)をこの項目で記録することが多いですね。
近くに寄った際にまた訪れたり、友達に「あそこよかったよー」なんて教えてあげると喜ばれたりします。
6.食事情報
美味しいお店の情報はしっかり記録しておくべきです。
グルメ情報は多くの人が興味ある情報ですからね。
しっかりストックしておくと、いざ必要な時に役立ちます。
「いざ必要な時ってなんだ?」
と思われるかもしれませんが、知り合いに教えてあげたり、自分のためにも活用する場面は意外に多いものです。
「今回は食べられなかったけど次回は絶対食べたい!」と思ったメニューなんて記録しておかないと忘れますよ。
7.出発時刻と帰宅時刻
ツーリングの出発時刻と帰宅時刻は、次回のツーリング計画を立てる時に目安になるので記録しています。
この項目はあまりきちんとは計っていません、大体です。
例:「今回のルートだと帰宅が遅くなったので、次はあの道を通ってみよう」
8.道路の渋滞状況
道路の渋滞情報は、かなり重要な項目だと思っています。
例:「9/15(土) AM8:30 東京→千葉方面のアクアラインは渋滞していた」
このように記録をしておくと、
「じゃあ今回は、渋滞を避けるためにAM7:30にはアクアラインを通るように出発しようかなあ」
と考えて出発時刻を設定したりしています。
記録を繰り返すことで、よく通る道の渋滞パターンが把握できるので渋滞にハマらなくなります。
バイク整備の記録
バイク整備記録の付け方
ツーリングの記録と同じく、バイクの整備記録も大切です。
僕は、バイクの整備を行ったら次の5つの項目を手帳に記録しています。
- 整備時の総走行距離
- 交換部品の詳細
- 部品や工賃の金額
- 候補にあがった(悩んだ)部品の情報
- 交換した後のインプレッション
もちろん正解はないので、個人的に必要な情報はどんどん記録するべきです。
バイク整備記録の活用法
先ほど紹介した「バイク整備の5項目」は、全て次回の整備に役立つ情報になります。
例えば、「1.整備時の総走行距離」。
バイクの消耗品は交換する目安として走行距離を基準にすることが多いもの。
具体例を言うなら、「オイル交換は約3,000km毎の交換が目安」ですね。
「1.整備時の総走行距離」をきちんと記録しておけば、的確なタイミングで消耗品の交換ができます。
的確なタイミングでの消耗品の交換は、愛車の寿命を延ばすために効果的な方法。
僕は今まで3台のバイクを乗り継いできましたが、いずれも約20年落ちの中古バイクでした。
にも関わらず、ノントラブルで乗り続けることができたのは、整備の記録をきちんと取っていて常に良いタイミングで消耗品を交換をしていたからです。
総走行距離だけではなく部品類も詳細情報(型番など)をきちんと記録しておきたいところ。
タイヤを例にして考えてみます。
僕はコーナーを攻める走り方はしないのでタイヤのグリップ力はそこそこでよく、耐久性が高い方が好みです。
自分のスタイルに合うタイヤを見つけるために、タイヤの型番や何kmくらいで交換時期がきたかなどの記録はきちんと残しています。
バイク整備の記録は、愛車のカルテのようなもの。
しっかり残しておいて損はない情報ですよ。
なぜバイクの記録を付けるのか?
僕が記録を付ける主な理由は、
- 次回に活かすため
です。
せっかくなら経験を積み上げて成長したいですよね。
また、記録しておくと、見返した時に当時の記憶が鮮明に思い出せるメリットもあります。
バイクとの楽しい思い出はしっかり残しておいて損はありません。
もしかしたら、その記録が誰かの役に立つかもしれませんよ。
本ブログ(ぺけらいふ。)は、今までの僕の記録を文章にして、公開したものです。
まとめ
せっかく人生の貴重な時間を使ってバイクに乗るわけですから、記録をきちんと付けておきましょう。
きっと役に立ちますよ。
お互いバイクライフを充実させていきましょう!
▼楽しく記録を付けたい方は筆記具にこだわるのがおすすめ!▼