キャンプ用のマグカップにスノーピーク製品を選ぶのは良い選択です。
スノーピーク(Snow Peak)は、高品質、優れたデザインで多くの熱狂的ファンを魅了し続けるメーカー。
全体的に高価ですが、マグカップは比較的手が出しやすい価格なため、スノーピークの高品質とデザインを手軽に体感できます。
しかし、スノーピークは数種類のマグカップを展開しており、素材や容量など、どのように選べばいいか分からないもの。
そこで本記事では、スノーピークのマグカップを選ぶポイントとおすすめ品を紹介します。
「Snow Peak」のロゴは高価、おしゃれの代名詞。所有欲を満たしてくれます!
\筆者おすすめは断然コレ!/
スノーピークのマグカップの違い【主に5種類】
スノーピークのマグカップは(サイズ違いを無視すれば)主に5種類あります。
違いをまとめると以下のとおりです。(※定価は2022年の商品カタログを参照)
ステンレス真空マグ | チタンシングルマグ | チタンダブルマグ | スタッキングマグ雪峰(H) | スタッキングマグ雪峰(M) | |
素材 | ステンレス | チタン | チタン | チタン | チタン |
構造 | ダブルウォール | シングルウォール | ダブルウォール | ダブルウォール | ダブルウォール |
サイズ | 300、400 | 220、300、450 | 220、300、450 | 200、300、450 | 200、300、450 |
持ち手 | あり | あり | あり | なし | なし |
定価(税込) | 3,960円、4,730円 | 2,475円、2,585円、2,915円 | 4,235円、4,565円、5,115円 | 3,608円、3,938円、4,488円 | 2,838円、3,278円、3,608円 |
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素材の違い
スノーピークのマグカップには、チタン製とステンレス製があります。
主な違いは以下のとおり。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
チタン | ・軽量 ・丈夫 ・金属臭がしない ・熱伝導率が低い | 値段が高い |
ステンレス | ・保温性が高い ・金属らしい光沢がある ・値段が比較的安い | 重い |
構造の違い
スノーピークのマグカップには、シングルウォール製品とダブルウォール製品の2つがあります。
それぞれのメリットとデメリットは以下のとおり。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
シングルウォール構造 | 一枚板でできている構造。 とにかく軽量で比較的安価。 | 保温保冷機能が低い。冷たい飲み物を入れた場合に結露が発生しやすい。 |
ダブルウォール構造 | 二重構造で空気の層を作っている。 熱を逃しにくく、保温保冷機能に優れる。 | 値段が高い |
サイズの違い
スノーピークのマグカップには数種類のサイズが用意されており、用途に合わせた選択ができます
サイズごとの個人的な感想は以下のとおり。
サイズ感 | |
---|---|
220 | コーヒーやお茶を飲める。子供用に最適なサイズ |
300 | 具入りのスープなども入れて使いやすい万能サイズ |
450 | 氷入りのドリンクやビール缶(350ml)を泡まで注げるサイズ |
大きくなるほど高価かつ嵩張るので、用途に合ったチョイスが重要です
筆者のおすすめ|チタンシングルマグ300
僕のおすすめは、実際に愛用している「チタンシングルマグ300」です。
チタンシングルマグ300は、「迷ったらこれ選んどけばOK」と言えるほどバランスのとれた一品なので、これからその詳細を徹底的にレビューしていきます。
まずは、チタンシングルマグ300の仕様です。
サイズ | φ76.2×H82mm |
重量 | 約50g |
容量 | 300ml |
素材 | チタン |
構造 | シングルウォール |
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まず目に留まるのはありきたりなステンレスにはない、チタンならではの高級感のある外観。
口元にはカール処理が施されており、熱がダイレクトに伝わらないような設計で、優しい口当たり。
そもそもチタンは熱伝導率が低く、口元が熱くなりにくいのに加えてこのカール処理。
ベリーエレガントです。
ハンドル部にもこだわりが凝縮されています。
本体と同じチタン製にすることで摩耗を抑え、長期間使えるような配慮がされています。
そしてこの絶妙なカーブ。
握り心地が良い立体的な持ち手となるのに、収納時は本体にぴたりと密着する至高の形状です。
重量はたったの48g。
超軽量で扱いやすいので、使うシーンを選びません。
高機能かつおしゃれなので、オフィスや自宅でも使っています。
キャンプ場だけで使うのは勿体ない!
このマグカップを使うだけで、いつものティー(コーヒー)タイムに挑むモチベーションが上がります。
気に入りすぎて妻の分も買いました。毎日使っています!
スノーピークのチタンシングルマグ300レビュー
スノーピークのマグカップには多くの種類があることは既に紹介しました。
その中から僕が「チタンシングルマグ300」がベストチョイスだと信じてやまない理由を解説します。
- 素材|チタンが特別感を演出
- 構造|シングルウォールがコスパ最強
- サイズ|300の万能さが光る
素材|チタンが所有感を満たしてくれる
素材はステンレスとチタンから選べますが、僕に言わせればチタン一択です。
理由は、ステンレスが身近な素材すぎてつまらないからです。
周りを見渡せば、あれもステンレス、これもステンレス、ああステンレス。もう僕たちはステンレスに飽きています。
その点、チタンは見た目に高級感があり、ステンレスとは一線を画します。
さらに軽量かつ丈夫、金属臭がせず錆びないうえに熱伝導率が低いから口元にも優しい。
マグカップくらいはチタンにして、特別な見た目や使用感にホッと一息つくのは悪くありません。
チタンは硬くて伸びにくく、金属の中でも特に加工が難しい特性を持っています。
そのために幾度となく試作を繰り返し、職人の技で作られるのがこのチタンシングルマグです。
チタンの強度は金属のなかでも最大クラス!薄く伸ばして軽量化しても丈夫です
構造|軽さとコスパでシングルウォールがおすすめ
構造はシングルウォールとダブルウォールから選べますが、ぶっちゃけシングルウォールで十分です。
たしかにダブルウォールなら保温(冷)機能がアップします。
しかし、自分にこう問いかけてみました。
「君は飲み物の温度をそこまで気にするかい?」
僕の答えは「NO!」でした。
実際に使ってみると、シングルウォールだからといって急激に温度が変わるわけもなく、温度変化はさほど気になりません。
保温保冷機能よりもシングルウォールのメリットである、衝撃的な軽さと価格の安さのほうを選んだほうが満足度は高いです。
サイズ|万能は300
チタンシングルウォールは220、300、450から選べます。
迷ったら300を選んでください。その理由を説明します。
まず、僕の中で220はなしです。理由は小さすぎるから。
コーヒーやお茶を入れて使えなくはないですが、メーカーの説明にも「お子様用にぴったりです」と書かれているとおり、お子様ではない我々にはやや不向きです。
やや悩ましいのは450。
ビールの350缶、氷を入りのハイボールなどをたっぷりと入れて使うなら450も悪くない選択肢です。ただし、お茶やコーヒーの日常使いではスペースの持て余し感が否めません。あと、単純に嵩張ります。
その点、300はコーヒーやお茶、具入りのスープまでを快適に飲める万能サイズです。氷を入れて使えないこともない。
僕は機能性とコンパクトさのバランスが取れた300を愛用しています。不満を感じたことは一切ありません。
チタンシングルマグはサイズ違いを揃えることでスタッキングが可能。(マトリョーシカみたいにできる)
シンデレラフィットするので超コンパクトに収納できます。
220を酷評しましたが、スタッキングをするなら買う価値はあると思います。
チタンシングルマグ300はこんな人におすすめ
スノーピークのマグは普段使いもできる高品質かつおしゃれな商品です。
ちょっとこだわったマグが欲しい人には最適。
中でもチタンシングルマグ300は、「これまでにない超軽量かつ丈夫な万能マグカップが欲しい人」におすすめです。
キャンプだけでなく自宅やオフィスでも使えるのでキャンプ用品にありがちな「買ったけど使わない」はありえません。
こだわりのマグでいつもよりワンランク上のティータイムを堪能しましょう!
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