この記事で伝えたいことは、「海外旅行は今すぐ行ったほうがいい」ということです。
海外旅行って初めてだと不安だし、少し躊躇してしまいますよね。
この記事はそんなあなたの背中をそっと押すために書いています。
僕が初めて海外旅行に行った時の感想を包み隠さずお伝えしていきますね。
僕が経験した海外旅行
僕の海外旅行経験を手短にお話します。
僕は28歳で初めて海外(イタリア)に行きました。この記事を書くほんの1ヶ月前のことです。
そう、僕はまだ1度しか海外に行っていません。
と思われるかもしれませんね。
でも、今の僕なら初めて海外に行った時の新鮮な気持ちをあなたにお届けできます。これからあなたが感じるであろうことを今まさに感じているからです。
それは、「もっと早く海外に行けばよかった」という気持ちです。
海外旅行の魅力とは?
【その1】海外では見える景色が違う
海外の景色は日本とまったく違います。
例えば、僕が行ったイタリアのフィレンツェは石造り建物が密集する古い街並み。もちろん日本では見られない景色です。
とはいえ、そんな景色なんて今までテレビや雑誌で散々見てきたわけですよ。
なんて思ってました。
でも、実際に行って、海外の風景を直接見ると感動するのです。
だから、わざわざ海外まで足を運んで「自分の目で直接見る」という行為には間違いなく価値があります。
これが海外旅行の魅力のひとつ。
【その2】海外は言語が違う
海外に行くと周りは外国人だらけです。というか、その国の人から見れば僕のほうが外国人。
こんな状況は日本ではなかなか味わえません。そして、最初はかなり心細かったです。
何より言葉の違いが不安でした。
でも、その国の「ありがとう」「こんにちは」と中学生レベルの英単語、あと笑顔とジェスチャーがあれば、意外となんとかなるということがわかりました。
と思われるかもしれませんね。
たしかにそうかもしれません。ちょっと舐めた感想を抱いてるような気がしています。
でも、『言葉の違いって想像してたよりも大した問題じゃないのかも』と思えたのは、僕にとって大きな収穫でした。
この経験がなければ、ずっと言葉の違いを恐れて生きていくところでした。それってもったいないですよね。
今の僕は、日本で道に迷っている外国人がいたら「助けてあげたい」という気持ちになります。だって、言葉が通じなくても大概はなんとかなると知っているからです。
僕は、海外で現地の人に助けてもらったからわかります。困った時に現地の人に助けてもらえるのはすごく嬉しいことなんですよ。
【その3】海外は文化が違う
言語も違えば、文化も違います。
例えば、イタリアでは、チップ制度があったり、公衆トイレが有料だったり、レストランは水すらも有料だったりします。
日本では考えられないことがたくさんあったのです。僕の中の常識が崩壊しました(いい意味で)。
旅行の後半では「ああ、ここでは(あなたは)そうなのね」という風に違いを受け入れている自分がいました。
実はこれって日常生活でも大切な感覚だと思うんですよね。
僕の中で「受け入れ体制」が整ったという表現が適しているかもしれません。帰国してからも小さなことでイライラしなくなりましたからね。
海外旅行で知れるのは海外のことだけじゃない!
海外に行くことで日本には海外に誇れるところがたくさんあるということに気が付きます。
例えば……
- 綺麗なトイレがたくさんある(しかも無料!)
- 店員さんの対応がすごく丁寧
- 食事の店では水が無料ででてくる
- 煩わしいチップ文化はない
- 治安がめちゃくちゃいい
- 白米最高!
ただ、ずっと日本にいるとその素晴らしさを感じる機会はほとんどありません。外に出て初めて、「あ、これって当たり前じゃないんだな」と知ることができるのです。
実は少し前まで僕は「日本も知らないくせに海外なんて行けるか!まずは国内旅行だ!」と考えていました。
バイクに乗って日本国内を随分走り回りましたが、先ほどお話したような日本の魅力には全く気が付かなかったんですよね。灯台もと暗しというやつですよ。
「日本を知る=国内旅行」という単純な構図ではないと知りました。
国内旅行を否定する気はまったくありません。むしろ、僕はこれからも国内旅行を楽しむつもりです。
ただ、海外旅行には国内旅行とは全く違う魅力がたくさんあるのです。
国内旅行と海外旅行の両方楽しむのがベストだと僕は考えています。
海外旅行は“今”行くべき
ここまで海外旅行の魅力についてお話しました。
最後に僕が後悔していることをお話しますね。
それはこの記事の冒頭に書いた、「もっと早くから海外に行けばよかった」ということです。
海外に行くとたくさんのことを知ることができます。それはここまで海外旅行の魅力としてお話ししてきた通りです。
もっと早く知っていれば、就職活動や仕事、日常生活がもう少しやりやすかったのになあと思うんです。
例えば、日本しか知らなくて就職活動に失敗したら絶望するじゃないですか。
でも、海外を少しでも知っていたら「まあいいか。海外で仕事をする手もあるし」となるかもしれませんよね。
この差って大きいと思いませんか?
かなり未来が明るくなりますよね。
だから、「もっと早くから海外に行けばよかった」と思うんですよ。人生に訪れる様々な試練を少しでも多く、少しでも楽に乗り切るために。
実は今まで出会った多くの先輩方が、「若いうちに海外旅行とか行っとけよ」って僕に言ってたんです。
「いやいや、海外よりまずは国内っすよ」なんて言いながら受け流してましたが、その頃の僕の頭をスリッパで叩きたいですね。
僕のように後悔しないように、海外旅行に行きたいなら“今”行ってください。
と思われた方もいらっしゃるかもしれませんね。
何歳になっても海外は行ってみたほうがいい、と僕は思っています。
ただ、海外旅行は飛行機の時間が長かったり、長距離を歩く必要があったり、体力を使う場面がたくさんあります。
それを考えると、若ければ若いほど好きな国に行きやすいかなとは思います。
ちなみに、ご存じですか?
これからの人生の中で“今”のあなたが一番若いんですよ。
海外旅行に行く方法
僕は、大手旅行会社のH.I.Sが主催するツアーで8日間イタリアへ行きました。
初海外だったので添乗員さんがいてくれたのはかなり安心でしたよ。防犯対策やその国のマナーなど必要な知識は添乗員さんが教えてくれました。
ちなみに、スリ被害で有名なイタリアでもっとも役立ったアイテムはセキュリティポーチでした。これのおかげで何事もなく無事に帰国できましたよ。
海外旅行ならツアーは良い選択肢だと思っています。なぜなら、海外旅行初心者が海外の公共交通機関を駆使して移動するのは難しいからです。
ツアーなら効率よくたくさんの場所に行けますし、比較的安全にその国の雰囲気を感じることができます。
気に入った場所があればそこだけピンポイントで個人的にまた行けばいいのです。それくらいならツアーでなくても行けますからね。
最後に、僕からひとつだけアドバイスです。
行きたい国があれば「予約してみる」というのは結構効きます。
僕も行くかどうかかなり悩みましたが最後は「エイヤッ!」と予約したら海外旅行が実現しました。
予約をしてしまえば、仕事もお金も大概のことはなんとかなりました。なにより。不思議と後悔は一切ないんですよね。というか、あそこで予約に踏み切った自分を褒めたいと思っています。
お互い素敵な人生にしていきましょう!
まだ予約するのはちょっと……
という方は、まず行きたい国の「地球の歩き方」を読んでみるのはいかがでしょうか。
僕は「地球の歩き方(イタリア)」をボロボロになるまで読み込みました。イタリアに行きたい欲が高まりましたし、何よりここに書いてあった情報が現地ですごく為になりましたよ。