この記事では、「野鳥撮影」について書いていきます。
野鳥撮影とは、野生の鳥たちを撮影すること。ただそれだけですが、僕はとてもハマっています。
被写体が鳥だからといって撮影のために遠出をする必要はなく、家の近所でも十分に楽しめます。誰でも簡単に始められるうえに気分転換にもなる。メリットがかなり多いので、その魅力と撮影機材(レンズなど)をご紹介したいと思います。
鳥に興味がある人や趣味を探している人の参考になれば嬉しいです(^ ^)
野鳥撮影の魅力
まず、僕が野鳥撮影にハマった理由として、その魅力をご紹介します。
- 人生が豊かになる
- 健康に良い
- 写真が上達する
それではそれぞれについて詳しくみていきましょう。
【魅力①】人生が豊かになる
例えば、「野鳥の名前を言ってみてください」と言われたら、あなたは何種類くらい答えられるでしょうか?
野鳥撮影を始める前の僕は、せいぜい10種類が限界でした。スズメ、ツバメ、ハト、カラス、カモ……とかその辺の有名どころだけです。正確にはカラスにもハシブトやハシボソがいて、細かく種類が分かれているのですが、そんなことを当時の僕が知るはずもありません。
【参考】カラスの知識は役に立つ!見分け方と上手く付き合うコツ
でも、今の僕は違います。家の近所で観察できる鳥だけで、10種類以上の鳥を見分けることができるようになりました。
- シマエナガ
- クマゲラ
- アカゲラ
- コゲラ
- ヤマゲラ
- キクイタダキ
- ツグミ
- ハシブトガラ
- ヤマガラ
- ヒレンジャク
- ヒヨドリ
- ハシブトガラス
- ハシボソガラス
- スズメ
- ヤマセミ
などなど、鳥が視界に入れば目で追っています。たくさんの種類を認識できるので、もはや近所にいながら動物園に来たような気分(笑)
道端を歩いていても「あ、(なんかわからないけど)鳥がいる」だったのが、「お、シマエナガだ。去年より早く姿を見れたぞ。ここにもいるんだなあ」に変わりました。
何が言いたいかというと、今まで認識してなかった部分に楽しみを見出せたので、人生が豊かになったということです。
人生アンテナのバージョンアップみたいな感覚。スマホに例えると、今までは3Gの電波しか受信できなかったのが、4Gも受信できるようになった、という感じでしょうか。
きっかけは言うまでもなく、野鳥撮影です。
【魅力②】健康に良い
野鳥撮影を始めて、次のような変化がありました。
- 早起きするようになった
- 自然の中を(鳥を求めて)3キロ以上歩くようになった
野鳥撮影にとって早朝は、活発に活動するゴールデンタイム。仕事の朝は起きれないけど、野鳥撮影のためなら起きられます。
そして、野鳥を探し回っていたら、知らぬ間に結構な距離をウォーキングしています。
結果、体調が良くなりました(笑)
健康のために早起きとかウォーキングを継続するのは、かなりの精神力を必要としますが、野鳥撮影という楽しみのためなら、すんなりできています(少なくとも僕は)。結局、習慣にするコツは「気付いたらなんかやってた」が一番なんですね。
ちなみに、森林など自然にあふれた場所は体調を良くする効果があるので、その恩恵を受けることもできます。
【魅力③】写真が上達する
上の2つは、ぶっちゃけ野鳥”撮影”ではなく、野鳥”観察”でも同じです。
でも、僕が野鳥撮影のほうを推すのは、写真が上達するという、美味しい特典が気に入っているからです。
僕は、バイクに乗るのでツーリング写真をよく撮ります。かれこれ10年くらい続けていて、雑誌に写真が掲載されたこともあり、それなりに上達してきた手応えがありました。
だから、野鳥撮影でもそれなりに撮れると思ってたのですが、やってみるとまったく上手く撮れませんでした(笑)
そう、野鳥撮影は難しいのです。
小さい被写体がせわしなく動き回るから、ピントは合わないし、すぐにブレるんですね。なので、ピントを合わせる方法、ISO、シャッタースピードについて、一から勉強し直しました。カメラの設定も色々試しました。
結果的にたくさん改善ができました。これはツーリング写真にも役立っています。
難易度の高い野鳥撮影を始めたからこそ、写真の腕が上達したのです。
スマホで簡単に写真が撮れて、みんなで共有できる現代において、写真の腕が良いに越したことはありません。
野鳥撮影の機材
さて、愛用している野鳥撮影の機材をご紹介しますね。
高機能ではないですが、僕はプロではないので不満はありません。これから始める人も、この辺を揃えれば野鳥撮影を十分楽しめるはずです。
- カメラ:オリンパス OM-D E-M1
- レンズ:M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II
- 双眼鏡:PENTAX 8×21 UCF R
\カメラ本体はOM-D E-M1を使っています(下記リンクは新型)/
特にレンズの「OLYMPUS 超望遠ズームレンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II」がおすすめ。野鳥撮影に必要だと言われる600mm(フルサイズ換算)をカバーしているのに、驚異のコンパクトさを誇るレンズです。
野鳥撮影は歩き回るので、装備が軽いのはとても助かります。写りも必要十分なのでオススメですよ。
撮影機材はレンタルできます
撮影機材をご紹介しましたが、安い買い物ではないですよね……
そこまでお金は出せないけど、野鳥撮影を試してみたいという人は、レンタルを活用する方法があります。カメラの本体や超望遠のレンズは、数千円からで借りられるからです。
Rentio(レンティオ) なら僕が使用している超望遠レンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II 」を3泊4日、¥5,980でレンタルできます。
購入前のお試しなど、レンタルを上手く利用すると節約になりますよ。
興味があれば、ぜひ野鳥撮影を楽しんでみてくださいね。楽しいですよ(^ ^)
\紹介した機材でこんな写真が撮れました!/