この記事をご覧のあなたは、無類のチキチキボーン好きだとお見受けします。(もしくは周りの人が好きなのでしょうか?子どもたちも大好きですよね)
チキチキボーンは、(僕が思うに)鶏肉を最も美味しく食べる手段です。まさに、究極の唐揚げ。
そう、“KING OF KARAAGE”です。
今回はそんなチキチキボーンを、
- お家で
- 簡単に
- 安く
- 大量製造できる
夢のような方法を発見したので、共有させて頂きたく、アツい気持ちでキーボードを叩いています。
チキチキボーンは特別な食べ物である
まず最初に、キチキチボーンの魅力をおさらいしておきましょう。
- とにかく美味い
- 冷えても美味い
- 中毒性がある美味さ
- 骨があり、可食部が少ないというツンデレ要素配合
……このくらいで止めておきましょう。そうしないとこれだけで24時間、喋り続けてしまいます。
さて、そんなチキチキボーンを見るたびに僕は、
- 母さんに「チキチキボーンをお弁当に入れて欲しい」とお願いした、遠足の前日
- お弁当箱の中にチキチキボーンが見えた時のあの感動
- 幸せ(チキチキボーンが食べられること)が確約されたあの興奮
を思い出します。
そういえば、先日、彼女がおもむろに、
と言いました。
まじかと。でかしたぞと。チキチキボーンが食べられるなんて、今日はなんていい日なんだと。僕のテンションが最高潮に達します。
あのちょっと濃すぎる味、ピリッと刺激的なスパイス、白いご飯もススムくんです。
そう、僕にとってチキチキボーンは、ずっと特別な食べ物なのです。そして、この感覚は僕だけではないと思っています。
チキチキボーンが持つ弱点とは?
究極に美味しいチキチキボーンにも、ひとつだけ弱点があります。
それは、
- 希少である
ということ。
ここで言う希少とは、存在自体のそれではありません。家庭のおかずとしての希少性、のことを指します。
250円程度とはいえ、1袋に10本も入ってないであろう強気のパッキング。これこそがチキチキボーン最大の弱点ではないでしょうか。
そう、一般的な家庭のおかずとして、チキチキボーンの単価は高すぎる。その結果、食卓におけるチキチキボーンとの遭遇率は低い、と言わざるを得ない。
そしてこの弱点は、僕に多大な影響を及ぼしています。
なぜなら、チキチキボーンを1袋以上、買えない体になってしまったからです。
社会人になった今、チキチキボーンを5袋ほど大人買いする財力はあるのですが、僕にはどうしてもそれができない。これは紛れもなく、チキチキボーンは希少なものだ、と幼少期に受けた印象のせいです。
1袋以上のチキチキボーンを買う行為、それはすなわち(僕にとっては)悪なのです。
チキチキボーンの弱点を攻略する方法
チキチキボーンをたらふく食べたいが、1袋以上買えない。
そんな僕に、転機が訪れます。それは、なんの前ぶれもなく彼女が言い放った、この言葉から始まりました。
おいおい、まじかと。なんてアウトローな商品が、世の中に出回っているんだと。よくもまあ、日本ハムというメーカーは、「チキチキボーンの素だけ」という強気な商品を世に放ったなと。
「チキチキボーンをたくさん買えないのなら、自分で作ってしまえばいいんだよ?」、そんな悪魔的な囁きが聞こえてくる。
日本ハムさんは、僕のような人間を標的としたのだろうか。であるならば、もはや“神業”と言わざるを得ない。いいでしょう、飛び込んでいきましょう。恩返しとして、僕はこれから日本ハムファイターズを応援する。
とにかくだ。
この魔法の粉さえあれば、自宅でチキチキボーンを好きなだけ製造できるわけだ。何の変哲もない鶏肉をスーパーで買ってきて、この粉を付着させ、油で揚げるだけ。たったそれだけで、あの激旨チキンが爆誕するのである。
しかもだ。
鶏肉の部位を選べるのだ。
市販のチキチキボーンといえば、骨付き部位のイメージが強いのではないだろうか。しかし、この素を使えば、鶏もも肉のチキチキボーンができるというのだ!
チキチキボーンの”ボーン(骨)”がなくなる。それではただのチキチキだ。いや、もはや名前なんてどうでもいい。
鶏もも肉のチキチキボーン……食べてみたいではないか!
※実はこの後、スーパーで骨なしのチキチキボーンを見つけました。既に鶏もも肉で作ったチキチキボーンは既製品として売られてたんですね。最近のちょっとした残念な出来事でした。
チキチキボーンの素で作ったチキチキボーンのお味は?
早速作ってみた。
鶏の“もも肉”と“手羽元”で作ってみた。
嘘をついた。僕は料理が得意ではないので、彼女が作ってくれた。
食べてみた。
「チキチキボーンだ!」
完全にチキチキボーンなのだ。
旨すぎる。
僕は10個も食べた。
たった1回の食事でだ。
あのチキチキボーンを1袋分も食べてやったんだ。
夢が叶った。
翌日の昼、お弁当にチキチキボーンが入っていた。
ウ・レ・シ・イ。
5個も食べた。2日連続でチキチキボーンを食べられるなんて、僕は幸せ者だ。
その日の夕食でも、チキチキボーンがでてきた。
旨かった。
その翌日のお弁当にも、チキチキボーンが入っていた。
彼女が入れてくれた。5個もだ。
……。
……もういい。
もう十分だ。
3日連続で、ずっとチキチキボーンだ。これは味が濃ゆいのだ。多量のキチキチボーンを、短期間で摂取したことがなかったので気が付かなかった。
僕からみなさんへ、アドバイスだ。
「チキチキボーンでさえも、多量かつ連続で摂取すると……飽きる」
これはひとつの検証結果として皆さんにお伝えしたい。
まとめ
チキチキボーンが好きな方は、
- 「チキチキボーンの素」という商品があるので自分で作ってみるといい
ですよ。
でも、まじで大量に作れちゃうから気をつけてね。
▼作るのは面倒くさいけど、チキチキボーンが食べたくなった方はこちら▼
最後に……
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