- スマホだと画面が小さくて雑誌が読みにくい
- 読書に使える安いタブレットが知りたい
- AmazonのFire7は安いけど、普通に使えるの?
月に2冊以上の雑誌を読むなら、Kindle Unlimitedや楽天マガジンなどの読み放題サービスを利用した方が確実にお得です。
しかし、これらはデジタルであるが故に「どの端末で読むか」によって快適さが大きく変わります。
特にデジタル版の雑誌は、スマホの小さい画面ではストレスが溜まります。
僕は快適な読書のために、お金と時間をかけて3種類のタブレット(iPad、Kindle Paperwhite、Fire7)を試してきました。ずいぶんと遠回りをしましたが、いまでは「雑誌を読むならFire7で十分」という結論に至っています。
そこでこの記事では、1万円以下で購入できる、コスパ最強のタブレットである『Fire7』を紹介します。
この記事を読めば、デジタル版の雑誌閲覧端末に必要な条件と、Fire7がいかにそれらを満たしているかがわかります。
メリット | デメリット |
---|---|
安い(6,980円) | 画面サイズ(7インチ)がやや小さい |
必要十分なディスプレイ機能 | やや動作が遅い |
片手で扱えるサイズと重さ |
Fire7があればデジタル版の雑誌がお得かつ快適に楽しめる
デジタル版の雑誌をお得に読むなら、以下の読み放題サービスがおすすめです。
- 楽天マガジン(月額418円)
- Kindle Unlimited(月額980円)
雑誌1冊程度の値段で、バックナンバーも含めた多数の雑誌が読み放題になります。
さらに、各サービスには、初回限定で30日以上の無料体験があるので、これを機に試してみましょう。
楽天マガジンは雑誌だけですが月額量が安い。Kindle Unlimitedは雑誌以外の漫画なども対象です。
詳しくは以下の記事後半、読み放題サービスの解説をお読みください。
»おすすめバイク雑誌14選と無料で読む方法【各誌の特徴をわかりやすく解説】
Fire7の外観とサイズ・重量
Fire7は、Amazon製のタブレットです。
本レビューの写真は、僕が所持しているFire7(第7世代)のものです。
2022年発売のFire7(第12世代)は、外観に大きな変化はないものの、中身は大幅にバージョンアップしている(以下の表を参照)ので、これから購入する人はそちらを購入ください。
※本記事のリンク先は全て最新のFire7(第12世代)です
Fire7(第7世代) | Fire7(第12世代) | |
---|---|---|
画面サイズ | 7インチ | 7インチ |
本体サイズ | 192 × 115 × 9.6mm | 181 × 118 × 9.7 mm |
重さ | 295g | 282 g |
CPU | クアッドコア1.3GHz | クアッドコア2.0GHz |
RAM | 1GB | 2GB |
通信方式 | 802.11a/b/g/n | 802.11a/b/g/n/ac |
販売終了 | 詳細を見る |
外装のプラスチックは高級感こそないですが、日常使いに耐えうる耐久性です。
上側面には、電源とボリューム、マイク、3.5mmステレオジャック、Micro-B USBポートが搭載されています。
(第12世代は、Micro-B USBポートではなくUSB-Cポート)
画面サイズは7インチ。
基本的に拡大せずとも、雑誌が読めるサイズ感です。
重量は約286gで、片手で持っても負荷を感じないレベル。
(第12世代は、カタログ値で第7世代よりもさらに13g軽くなっています)
Fire7がデジタル版の雑誌に適している理由
Fire7がデジタル版の雑誌に適している理由は、以下の5つです。
- 価格
- ディスプレイ(画面サイズ、カラー対応)
- 容量
- 片手で扱える(サイズ・重さ)
- バッテリー
これらについては他の端末と比較したほうがわかりやすいので、僕が所持している4種類を「デジタル版の雑誌を読む」という観点で比較表にまとめました。
「デジタル版の雑誌を読む」という用途を考えれば、機能と価格のバランスはFire7がピカイチです
価格
Fire7は、なんと6,980円。
iPadの約5万円、Kindle Paperwhiteの約1.5万円と比較すると、群を抜く安さです。
にも関わらず、この後で紹介するデジタル版の雑誌を読むために必要な機能を十分に備えているからおすすめできます。
「雑誌を読むためにとりあえずタブレットが欲しい」というニーズを完璧に満たす最強のタブレットこそFire7です。
ディスプレイ(画面サイズ、カラー対応)
7インチのIPSディスプレイを搭載。
iPhoneSE(第2世代)の4.7インチで雑誌を読むと、いちいち拡大が必要でストレスが溜まりますが、Fire7ならストレスなく読めます。
Kindle Paperwhiteのような白黒画面は、写真や図解の多い雑誌には適しません。その点、Fire7はカラー対応なので、雑誌を読むには最適です。
さすがにiPadの10.2インチ、高画質のディスプレイと比べれば劣りますが、デジタル雑誌を読むにあたってはFire7のディスプレイで十分です。
また、IPSディスプレイ(ディスプレイのグレードとしては高い駆動方式)なので、どの角度からでも綺麗に見えます。
容量
僕は16GBのFire7を利用しています。容量が少ないと感じたことは一度もありません。
普段読んでいる雑誌は大体が1冊100MB以下です。10冊でようやく1GBを使うかどうかといったところ。
読み放題サービスを利用する場合、読み終わったものは削除するので、Fire7の容量で困ることはまずありません。
万が一、容量不足に陥った場合でも、Fire7はmicroSDスロットを搭載しているので、必要に応じて容量を拡張することができます。
Kindle Paperwhite、iPad、iPhoneSEにはmicroSDスロットはありません。
片手で扱える(サイズ・重さ)
Fire7は片手で持っても負担にならない、絶妙なサイズと重さ。
iPadと比べてみるとFire7の軽量さが、いかに魅力的かがわかりました。
特に通勤電車で長時間雑誌を読むと、その差がより大きく感じます。
同じような状況ではFire7のほうが確実に読みやすいです。
片手で扱える軽量端末に数十冊の雑誌を入れて気軽に持ち運べるのは快感です
バッテリー
Fire7(第12世代)ではバッテリーが10時間持ちます。
雑誌を読む分には十分なバッテリーの持ちです。
Fire7はYouTubeも視聴可能!
「デジタル版の雑誌を読む」という用途に焦点を当てて解説してきましたが、Fire7は読書以外の使い方ができるのも魅力です。
例えば、動画を視聴したり、インターネットで調べ物をしたり、ちょっとした作業ならFire7ひとつでできてしまいます。これはKindle Paperwhiteにはないメリットと言えます。
Fire7のデメリット
あえてFire7のデメリットをあげるとすれば以下の2つです。
- 画面サイズは十分だがベストではない
- やや動作が遅い
画面サイズは十分だがベストではない
Fire7の7インチ画面は、雑誌を読んでいてもストレスを感じないギリギリの大きさです。
画面の大きさだけで言えば、10.2インチのiPadのほうが雑誌は読みやすい。
ただ、当然その分だけサイズも重さも大きくなるので、iPadで長時間読書をすると明らかに疲れます。
通勤電車など片手で負担なく読みたい場合は、Fire7の7インチ画面のほうがおすすめです。
やや動作が遅い
Fire7は価格が安い分、CPUやRAMがiPadなどと比べると弱いです。
そのため「動作がモッサリしているな」と感じます。
ただそれは雑誌を開くまでの話で、雑誌を読み始めるとそこまで気になりません。
また、僕が利用している第7世代よりも最新の第12世代はCPU、RAMともに大幅にグレードアップしているので、これについては多少の改善が見込まれます。
Fire7はこんな人におすすめ
Fire7は、「デジタル版の雑誌を読む用に安価かつ片手でも使いやすいタブレットが欲しい人」におすすめです。
データ容量やバッテリーの持ちも十分に持ち合わせているのもポイント。
おまけとして、YouTubeなどちょっとした動画も観られます。
メリット | デメリット |
---|---|
安い(6,980円) | 画面サイズ(7インチ)がやや小さい |
必要十分なディスプレイ機能 | やや動作が遅い |
片手で扱えるサイズと重さ |
どうしても画面サイズが気になる場合、Fire HD 8(8インチ)やFire HD 10(10.1
インチ)を検討ください。ただし、コスパ重視ならFire7が一番おすすめです。
Fire7があればデジタル版の雑誌がお得かつ快適に楽しめる
デジタル版の雑誌をお得に読むなら、以下の読み放題サービスがおすすめです。
- 楽天マガジン(月額418円)
- Kindle Unlimited(月額980円)
雑誌1冊程度の値段で、バックナンバーも含めた多数の雑誌が読み放題になります。
さらに、各サービスには、初回限定で30日以上の無料体験があるので、これを機に試してみましょう。
楽天マガジンは雑誌だけですが月額量が安い。Kindle Unlimitedは雑誌以外の漫画なども対象です。
詳しくは以下の記事後半、読み放題サービスの解説をお読みください。
»おすすめバイク雑誌14選と無料で読む方法【各誌の特徴をわかりやすく解説】