
- 写真関係の本や雑誌を読んでるけれど……
- 写真のまとめサイトを眺めて勉強しているけれど……
- なかなか写真が上達しない!
この記事はそんな方に向けて、簡単かつ無料でできる写真上達法を紹介します。
写真が上手くなる近道はプロから話を聞くこと
サッカー日本代表の監督は元プロ選手です。野球も相撲もその他のスポーツも同じです。(スポーツにあまり詳しくないので例外があればすみません…)
身近な例としてスポーツをあげましたが、写真においてもこの考え方は同じはずです。
つまり、上達の近道はプロから指導を受けることです。
僕は、プロカメラマンの話を聞くようになってから、実際に写真が上達しました。(プロカメラマンの話を聞く方法は後述します)
上達の基準は、雑誌に投稿した写真が掲載される確率です。
プロの話を聞く前と比べて、聞くようになった後は掲載率が大幅にアップしました。
このことから、経験に基づいたリアルな情報を直接聞いて学ぶことは、本や雑誌などを漁り読むよりも効率的な方法だと感じました。
プロカメラマンの話は家電量販店の無料セミナーで聞け!
「プロカメラマンの話を聞くのは難しいのでは?」と思うかもしれませんが、意外とそうでもありません。
一番簡単なのは、ヨドバシカメラやビッグカメラなどの大型家電量販店で行われているセミナーです。
30分程度ですが、参加無料のプロカメラマンセミナーは定期的に行われています。
30分だけと思って侮ることなかれ。実際、有益な情報の宝庫です。
直近で僕が参加したのはソニーの最新カメラを広告を主としたセミナーです。
当然、ソニー製のカメラ機能を紹介するわけですが、撮影した写真を画面に映しながらプロカメラマンが以下のような話をしていました。
<星の写真>
→最近のカメラは高感度でISOを100,000にしても実用的な写真が撮影可能。
静止した星の写真が撮りたければシャッタースピードは30秒までにした方が良い。
<滝の写真>
→シャッタースピードを調整して、水の流れが美しく表現できる設定を探す。
最近はEVF(電子ビューファインダー)が優秀なので、完成図を実際に見ながら撮影可能。
これからはEVFの時代になる。
<逆光の写真>
→太陽の形や光の描写はレンズによって異なる。
ゴーストやフレアに対して、姿勢を変えたり、切り取ったりで対応していた。
ゴーストやフレアの出にくいレンズ(SonnarT FE35mm F2.8ZA SEL35F28Z)が最高。
逆光の写真こそ、目を傷めないEVFの恩恵が大きい。
<動物の写真>
→動物は目の奥にピントを合わせる。
<池で魚が泳いでいる写真>
→カメラのピーキング(ピントが合っている場所を色付け)機能を使用することの有益性。
実際に写真を見ながら、何を考えて写真を撮ったかということをプロカメラマンから教えてもらえます。
本などで勉強するよりもはるかに実用的な知識が身につきました。
まとめ
30分のセミナーを一度聞いただけでは、身に見えた上達はしないでしょう。
でもこれを毎週聴いたら?
一年間続けたら?
何人ものプロカメラマンの話を聞いて上手くならないことなどあるでしょうか?(いや、ない)
身近でセミナーが行われているようでしたら、ぜひ試してみてください。
プロカメラマンから聞いた話も踏まえながら、ツーリング写真が上達するコツを以下にまとめています。
»なぜ僕のツーリング写真はヘタクソだったのか?その理由と上手く撮る方法