バイク用のヘルメットは、種類が多すぎてどれを選べばいいか悩んでしまいますよね。
この記事では、
- ヘルメットのメーカーやタイプについて
- ヘルメット選びのコツ
の2点についてご紹介します。
「自分に合うヘルメットを探している」
そんな方にとって、役立つ情報をまとめました。
筆者は今、「Araiのフルフェイスタイプのヘルメット(Quantum-J)」を使用しています。
その前は「OGKのシステムタイプのヘルメット(Valer)」、さらにその前は「無名メーカーのジェットタイプのヘルメット」を使用していました。
様々なタイプのヘルメットを使用した経験をふまえて書いていきますね。
バイクヘルメットの代表的なメーカーはどこ?
バイクのヘルメットで有名(人気)なメーカーと言えば、
- Arai(アライ)
- SHOEI(ショーエイ)
の2つです。
見た目も性能も抜群なヘルメットを世に送り出している2大巨頭ですね。
もちろん他にも素敵なメーカーはありますが、まずはこの2つをおさえておきましょう。
あくまで個人的なイメージで違いをあげるとすれば、
- Araiは安全面を最優先
- SHOEIは快適性の追求
といったところでしょうか。
もちろん、「Araiは快適ではない」、「SHOEIは安全ではない」と言うことではありません。
両者ともに快適性も安全性も問題ないレベルまで満たしています。
ちなみに、この二大勢力を追いかけている日本のメーカーはOGKです。
コスパを最優先に考えるならOGKも視野に入れておくといいですよ。
バイクヘルメットのタイプはどんなのがあるの?
ヘルメットのタイプは大きく分けて、
- フルフェイスタイプ
- ジェットタイプ
- システムタイプ
3つのタイプがあります。
※オフロードバイク(未舗装路も走ることができるバイク)用にオフロードタイプのヘルメットもありますが、少し特殊なのでここではご紹介しません
それぞれの形は後ほど詳しく説明しますが、安全性に関してはフルフェイスタイプが一番です。
タイプ毎のバイクへルメットの特徴
1.【フルフェイスタイプヘルメット】
フルフェイスタイプヘルメットの特徴
フルフェイスタイプヘルメットは、顔全体を守る形状です。
フルフェイスの魅力は、
- 頭が完全に包まれる安心感と安全性
- フィット感がある
- レースで培った最新技術を採用しているものも多い
の3つです。
頭が完全に包まれておりフィット感も抜群なので、バイクの走行風によるブレが少なくなります。
首も動かしやすいので後方確認もしやすいですね。
このちょっとしたストレスフリーが積み重なることで、ツーリングでも疲労が蓄積しづらくなります。
そして、何より安全性が高いこと。
ジェットタイプやシステムタイプよりも格段に安全です。
逆にフルフェイスタイプヘルメットのデメリットは、
- 開放感がない
- ジェットタイプなどに比べると通気性が悪い
- 利便性が悪い(着脱しにくい)
といったところでしょうか。
水分補給をするにも毎回ヘルメットを脱ぐ必要があるので、利便性ならシステムタイプやジェットタイプに軍配があがります。
このあたりは安全面とのトレードオフですね。
おすすめはAraiのクアンタムJ(Quantum-J)
「AraiのQuantum-J」は現在、僕が使用しているヘルメットです。
「AraiのQuantum-J」がおすすめできる理由は、
- 飽きの来ないシンプルなデザイン
- 心地よいフィット感
- Araiの安全性(安心感)
- 比較的お求めやすい価格
の4つです。
実際に使っているから知っているのですが、自信を持っておすすめできる素敵なヘルメットです。
フルフェイスヘルメットはこんな人がおすすめ!
- フルフェイスの形が好みな方
- 安全性を重視したい方
2.【ジェットヘルメット】
ジェットタイプヘルメットの特徴
ジェットタイプヘルメットは、最も開放感があるタイプのヘルメットです。
ジェットタイプの魅力は、
- 圧倒的な開放感
- 通気性が良い(夏場は快適)
フルフェイスタイプと比べて、顎の部分がない分だけ開放的かつ軽量です。
もちろん視界も良好で、夏なら通気性が良いところも助かりますね。
逆にジェットタイプヘルメットのデメリットは、
- フルフェイスより安全性は劣る
- 冬は寒い
- 顔が出るので好みが分かれる
といったところでしょうか。
個人的には、夏の暑い日はジェットの開放感に惹かれてしまいます。
おすすめはAraiのSZ-G
僕がバイクに乗り始めた頃に使用していたのは、無名メーカーの安いジェットヘルメットでした。
ただ安物のヘルメットはおすすめできる代物ではなかったです。
そのため、有名メーカーのジェットタイプヘルメット「AraiのSZ-G」をおすすめします。
「AraiのSZ-G」をおすすめする理由は、
- Araiの信頼できる安全性
- 2万円台で購入できる価格
の2つです。
Araiのジェットタイプヘルメットは父が使用しています。
感想を聞いてみると、
「使い心地が良く、快適」
とのことです。
ジェットヘルメットはこんな人がおすすめ!
- 開放感を重視する方
- 利便性を重視する方
3.【システムタイプヘルメット】
システムタイプヘルメットの特徴
見た目はフルフェイスなのですが、顎の部分がパカッと開くのがシステムタイプのヘルメットです。
システムタイプの魅力は、
- 顎が開くこと
- 開けるとジェットタイプと同等の開放感
- 防風効果はフルフェイスタイプに近い
の3つですね。
前面が開くので開放感が高くて便利なところがポイントです。
水分補給が簡単だったのが印象的でしたね。暑い夏場は特に便利でした。
ジェットタイプと同等のメリットがあり、防風効果も高いタイプです。
ジェットタイプとフルフェイスタイプの両方のメリットを持つと言えますね。
逆にシステムタイプヘルメットのデメリットは、
- 構造的に重くて大きい
- 安全性はフルフェイスのほうが上
システムタイプは構造上、どうしてもパーツが多くなってしまいます。
結果的に少し重くて大きくなってしまいがちですね。
長時間バイクに乗ると、ヘルメットの重さは疲れに響いてきます。
また、フルフェイスと違って顎部分は薄いことが多いので、安全性はフルフェイスほど高くはありません。
※全てのシステムヘルメットを見たわけではありません。あくまで僕が使用したOGKのバレルの情報ですので参考まで。
おすすめはOGKのカブト(KABUTO)
※僕が使用していたOGKバレルは販売終了のため後継商品のリンクを掲載しています
「OGKのカブト(KABUTO)」がおすすめな理由は
- システムタイプは高価な傾向がある中で購入しやすい価格帯
だからです。
OGKはバイクヘルメットのメーカーとして、Arai、SHOEIに次いで信頼できる点もおすすめできます。
システムヘルメットはこんな人がおすすめ!
- ジェットよりもフルフェイスの形の方が好みな方
- ジェットの開放感と便利さは譲れない方
\【参考】SHOEIもシステムヘルメットを出しています/
バイクヘルメット選びのコツ
それなりの価格帯を選ぶ
僕がバイクに乗り始めて最初に買ったヘルメットは、無名メーカーの安物ジェットヘルメット(確か6千円程)でした。
実際3ヶ月ほどでにシールドの開閉部分が壊れました。
まさに、安物買いの銭失いですね。
僕の経験から言うと、1万円以上のヘルメットを買った方が結果的に良いです。
AraiやSHOEI、OGKなど、ヘルメットは命を守るモノなので多少高くてもきちんとしたメーカーのヘルメットを購入しましょう。
ただし、ヘルメットは消耗品です。
経年劣化で安全性が低下しますので、定期的に交換する必要があるということをお忘れなく。
ヘルメットは、使用に伴う経時変化によって新品の時と同じ性能を維持できなくなることがあります。このため、SGマークではその有効期間を「購入後3年」と定めています。弊社では、正常に使用して異常が認められなくても、使用後3年以内を目安として交換することをお勧めします。
引用元:SHOEIホームページ(https://www.shoei.com/support/howtouse/)
サイズは慎重に選びましょう
ヘルメットはメーカーやタイプによってサイズ感が微妙に異なります。
インターネットで購入したほうが安い場合が多いので難しいところですが、サイズ選びは慎重に行ってください。
各メーカーの公式ホームページではサイズの選び方が書いてあります。
ネットで購入する場合は必ず確認しましょう。
>>>SHOEI公式(製品に関するよくあるご質問_サイズについて)
まとめ
僕は、Araiのフルフェイス(Quantum-J)を使用しています。
フルフェイスであることとAraiの安心感、さらにAraiの小さくまとまったデザインが僕にとって選択の決め手になりました。
好みは人ぞれぞれなのでお気に入りのヘルメットを見つけてくださいね。
ちなみに、ヘルメットは複数あってもいいと思います。
金銭的に余裕があるなら、2つ以上を所有して気分や季節によって使い分けるときっと楽しいですね。
\僕も愛用中!!/
\開放感を追求するならこちら/
\良いとこ取りタイプ/
\おすすめのバイク用品記事はこちら/