この記事では、「自由な時間を作るために読むべき本」をご紹介します。
日々の仕事や家事は本当に忙しいですよね。その中で自分が自由に使える時間を捻出するのは簡単ではありません。
ただ、世の中には忙しい中でも時間を作れている人がいます。
そんな人たちは何が違うのか……。そんなことを考えながら僕は100冊以上の本を読み漁りました。
たくさんの本の中から「為になった!」と感じている本を3冊をこれからご紹介しますね。
僕自身、この本を読んだおかげでバイク(僕はバイクが趣味)にたくさんの時間を割けるようになりましたよ。
趣味をやり続けていいんだ!と自信が持てる本
まず、時間を作る前にそもそも「何のために時間を作るのか?」という目的をはっきりさせておくことは大切だと思うんです。
もし少しでも目的がぼやけているようなら、この「空想教室」と読むのがおすすめです。一言で言うならば、「(忘れかけていた)好きな事への情熱を思い出させてくれる本」です。
著者は、小さな町工場から自家製ロケットを打ち上げ、宇宙開発の常識をひっくり返した、植松努さん。池井戸潤の小説「下町ロケット」のモデルにもなった方です。 (阿部寛さん主演でドラマ化されています)
せっかくなので少し内容を紹介しますね。この本はこんな文から始まります。
あなたはなにが好きですか。
ぼくはロケットが好きです。引用元:「好奇心を“天職”に変える空想教室」植松努
「自分の夢ってなんだったっけ?」を思い出すきっかけをくれた後に、「それって叶うんじゃない?」という熱いメッセージをくれます。もちろん今まで植松さんが経験してこられた事をそのメッセージの根拠を示しながら。
語り口調の文章が植松さんとお話ししているようで読みやすいのもポイント。絵本を読んでいるような感覚で一気に読みきってしまうはずです。
読み終わった後に「何かに気付かされたぞ」という気になりますよ。その気持ちのまま、次にご紹介する本(エッセンシャル思考)を読むと人生が変わるはずです。
趣味の時間を作る方法を教えてくれる本
今、趣味の時間を作れなくて悩んでいるのなら、やり方・考え方をガラっと変えるしかありません。
この本に書いている事をまとめると下のようになります。
「やらなくては」ではなく「やると決める」。
「どれも大事」ではなく「大事なことはめったにない」。
「全部できる」ではなく「何でもできるが、全部はやらない」。引用元:「エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする」
グレッグ・マキューン[著]高橋瑠子[訳]
僕が初めてこの文を読んだ時に、衝撃を受けました。「やらなくては」という作業にあふれていて、「どれも大事」だと思い込んでいたからです。「全部やらなくてはいけない」と思っていたんですね。
「より少なく、より良く」が重要だったんです。仕事においても、私生活においても。
この本を読むと今までいかに時間を浪費していたかに気が付きます。その浪費の時間を減らす事で時間を作ることができるのです。
その時間でやりたい事(趣味)をするんです。
さて、僕は理想だけを紹介する気はありません。
「こうすればいいよ」なんて書くのは簡単ですが、実際に習慣化できないと意味がないですからね。なんとか実現できる方法をお伝えしたい。
なので、エッセンシャル思考を読んだ後は次に紹介する本、「PDCAノート」を読んでみてください。
エッセンシャル思考に書かれていることを習慣にする方法を知ることができます。
趣味(やりたいこと)を楽しむ習慣を身につけるための本
せっかく「エッセンシャル思考」を読んで時間の作り方を理解しても、実際にそれが習慣にならないと意味がない。
しっかりと習慣化するには、PDCAを回していくのが一番です。
「計画(Plan)」→「実行(Do)」→「評価(Check)」→「改善(Action)」
で表される、本来は品質管理や業務改善のためのビジネスフレームワークです。
そんなイメージがある方、ご安心ください。僕がこの本をおすすめしたい理由は“とにかくわかりやすい”からなんです。
PDCAを回すことができれば、ほとんど全てのことが解決できます。
引用元:「自分を劇的に成長させる! PDCAノート」岡村拓朗
この主張のもと、PDCAの回し方が具体的に書かれています。
ノートを使ってPDCAを回す方法なのですが、試しにやってみたらすぐにできました。
“ノートをどうやって区切って使うか”というテンプレートまで丁寧に説明してくれているのがポイント。A4ノートを買ってきて、テンプレ通りに線を引っ張って書き込むだけです。
簡単なので続けられますよ。
ここまでのおさらい
この記事でご紹介したかったのは「自由な時間を作るために読むべき本」でした。
まず、“趣味(やりたいこと)をすること”に自信をもつために「空想教室」を読むことをおすすめしましたね。
そして、時間を作る方法として「エッセンシャル思考」をご紹介しました。エッセンシャル思考を読んだ方は、おそらく「こうすれば時間ができるんだな」というイメージがついているはずです。
そのイメージに近づいて行くために「PDCAノート」を読んで欲しいのです。イメージに近くことができたのか、実際に時間は作れたのか……それをPDCAを回しながら確認・改善していくのです。
これを続ければ、一時的なものではなく、習慣化できます。趣味の時間が継続して作れますし、人生が変わります。
少なくとも僕はそうでした。
▼この本の影響もあって転職し、以前とは比べものにならないほどの趣味の時間を作ることに成功しました。
まとめ
3冊も読みたくないという方は、「エッセンシャル思考」から読んでみてください。具体的に時間を作る方法が書かれていますからね。
ただ、この本を読んだだけでは「へー」と言うところで終わってしまう気がするんです。僕もこの本だけは何も変わらなかったかもしれません。なので……
- 空想教室
- エッセンシャル思考
- PDCAノート
この3冊、1セットでご紹介しました。僕がたくさんの本を読んで厳選した、この記事を読んだ方だけが知っている世界で一つだけの本の組み合わせです。
▼この記事で紹介した本
【空想教室】
【エッセンシャル思考】
【PDCAノート】
人生は短いです。お互い素敵な趣味ライフを送りましょう!