バイクに乗り始めた方は、ツーリングの知識や経験がなくて不安ですよね。
そんな方に向けてこの記事では、「ツーリングのコツ」をご紹介します。
例えば・・・
- トリップメーターの活用法とは?
- 坂道にバイクを停める時にやっておきたいひと工夫とは?
などです。
本やネットを必死に読みながら情報を集め、10年以上になる僕のバイク歴で本当に役立ったコツだけを厳選してご紹介しますね。
【コツその1】トリップメーターの使い方
バイクについているメーターは2種類ある
まずは、バイクに付いている「オドメーター」と「トリップメーター」についてご紹介します。
上の写真を例にすると、
- オドメーター:50877.8 km
- トリップメーター:166.6 km
と読み取れます。
オドメーターは、バイクが完成した直後からの総走行距離を表示しています。
オドメーターとの大きな違いは、
- トリップメーターは自分でリセットできる
ということです。
これがとても便利なんですよ。
これから具体的な使い方をお話ししますね。
トリップメーターを燃費計算に使う
まずは、トリップメーターを燃費計算に使う方法です。
具体的には、
- 燃料を入れる度にトリップメーターをリセットする使い方
です。
きちんとリセットすれば下の式で燃費を計算できます。
トリップメーターの距離(km) ÷ 満タンまでに入った燃料の量(L) = 燃費(km/L)
理由は2つあると思っています。
1つ目は、毎回の燃費を確認することで、
- バイクの不調を察知できる
からです。
もし急に燃費が悪くなったら、エンジンや燃料供給システムに不調がある可能性があります。
もちろん「アクセルの開け方」や「信号が多い街中を走った」など色んな要因で燃費は変動しますが、愛車の不調を察知する要素として燃費はとても重要です。
▼燃費は記録しておくといいですよ(^ ^)▼
2つ目は、自分のバイクの燃費を把握しておくことで、
- 燃料の残量を把握できる
からです。
僕は燃料計を信用しません。
正確に後何km走れるのかまではわからないからです。
なので、燃費計算で燃料の残量を算出して、適切なタイミングで給油をしています。
例えば・・・
- トリップメーターの表示が240㎞だ!
- このバイクの燃費は約16km/Lだから、15L(計算式:240km ÷ 16km/L = 15L)くらいガソリンを消費しているぞ
- このバイクのタンクは21L容量だから、残量は6L(計算式:21L – 15L = 6L)くらい
- まだ96km(計算式:16km/L × 6L =96km)くらいは走れるけど・・・
- ぼちぼちガソリンスタンド探そうかな
こんな風に考えながらバイクに乗っています。
そのおかげでガス欠を起こしたことはありません。
トリップメーターを走行距離計測に使う
次に、トリップメーターを走行距離計測に使う方法です。
具体的には、
- ツーリングに出発する前にトリップメーターをリセットする使い方
です。
例えば、1日で何kmを走ったのかを計測できます。
ただ、これは出発時と帰宅時のオドメーターの距離から算出できるデータです。
わざわざトリップメーターを使用するまでもないかなと、個人的には思っています。
【コツその2】坂道ではローギアで停車する
坂道にバイクを止める時、サイドスタンドだけでは車体の重みで下へ転がってしまうことがあります。
大切なバイクが倒れるのは困りますよね。
これを防ぐために、
- 停止時にローギアに入れておく
という方法があります。
具体的な手順は、
- エンジン停止の前にギアをローに入れる
- エンジン停止(この時までクラッチは握っておく)
- クラッチを戻してバイクを坂道の谷(下)方向に動かす
- ローギアに入れているのでエンジン内部の抵抗が発生し、それ以上動かないところがある
- そこでサイドスタンドをかけて止める
です。
こうしておけばエンジン内部の抵抗が働き、坂道で転がってしまうのを防ぐことができますよ。
たったひと手間が愛車を守ることができるので、ぜひ試してみてくださいね。
【コツその3】サイドスタンドのめり込み防止
柔らかい土の上にバイクを止める時は注意が必要です。
なぜなら、サイドスタンドが地面にめり込んでバイクが倒れてしまうことがあるからです。
簡単な対処法は、
- サイドスタンドの下に板切れや石を敷いて接地面積を大きくする
です。
アルミ缶を潰したものでもいいですね。
ただ、バイクを止める時にタイミングよくアルミ缶や板切れがあるとは限りませんよね。
専用の商品が売っているので、心配な方は用意しておくといいですよ。
【コツその4】支払いにはカード類を上手く使う
バイクに乗っていると面倒なことは「支払い行為」ではないでしょうか。
例えば、高速道路やガソリンの料金などです。
グローブをしていることが多いので、財布からお金を出す行為が面倒なんですよね。
高速道路の料金なら、
- クレジットカードやETCカードを使うと支払いがスムーズ
ですよ。
実は、ETCカードは車載器がなくても料金所で使えます。
バイクで高速道路を利用する際は、クレジットカードやETCカードをすぐに取り出せる場所に忍ばせておきましょう。
料金所で料金所係員に渡すだけでスムーズに通過できますよ。
ただし、ETCの車載器がないと休日割引のような割引は適用されないのでご注意ください
ちなみに僕は、ETC車載器をバイクに付けています。
割引が適用されるので、高速道路を使ってよくツーリングをする方はETCの設置を検討してみてくださいね。
おそらく割引ですぐにペイできますよ。
また、ガソリンも
- クレジットカードで支払うのがおすすめ
です。
クレジットカードの明細を見れば、ガソリン代でいくら払っているかも把握できるので、お金の管理の面でもメリットがあります。
精算機までお釣りをもらいに行く必要がないのもいいですね
ぜひクレジットカードを使ってみてください。
僕がよく利用しているのは楽天カードです。
おすすめのクレジットカードですよ。
- 年会費無料
- 基本還元率1.0%
- 溜まったポイントは楽天市場など日常生活で使いやすい
- 最高2,000万円の海外旅行傷害保険
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【コツその5】重ね着しやすい服装にする
バイクは、身体がむき出しなので外気の影響をたくさん受けます。
寒かったり、暑かったりするとツーリングに集中できないですよね。
だから、体温調節はバイク乗りにとっては重要なポイントです。
そして簡単に体温調節ができる方法は、
- 重ね着をすること
です。
僕を例にすると、
夏
薄手のTシャツ × 2
アウタージャケット
冬
ヒートテック(極暖) × 2
裏起毛のTシャツ
薄手のセーター
(ユニクロのウルトラライトダウン)
フリース
アウタージャケット
こんな感じの服装でバイクに乗っています。
迷った時は着過ぎなくらいがいいですよ。
暑かったら脱いでシートに括り付けておけばいいだけですからね。
まとめ
10年以上バイクに乗っている僕が、本当にやっているコツだけをご紹介しました。
よければ次回のツーリングで試してみてくださいね。
お互いバイクライフを楽しみましょう!