「最近バイクツーリングがマンネリ化してきた気がする」
「ツーリングに新しい刺激が欲しい」
この記事はそんな方に向けて書いています。
突然ですが、皆さんはバイク雑誌をご覧になっているでしょうか?
僕は「OutRider(アウトライダー)」というバイク雑誌を購読しています。
そんなバイク雑誌に必ずあるもの、それは“読者参加型の企画(コーナー)”。
「そんなものに応募(投稿)したって、採用されることなんて滅多にないだろう」
そう考えて、“読者参加型の企画”を無視していませんか?
この記事では、雑誌に掲載される楽しみを知った僕に起こった良いことと、掲載されるために僕がしていることをご紹介します。
僕はこの裏ワザを知ってから、バイクツーリングが今まで以上に充実した時間になりましたよ。
アウトライダーは、2018年10月号をもって定期発行を休止しました。
本記事の内容はアウトライダーを例にしておりますが、その他の雑誌でも活用できる内容ですのでぜひ読み進めてください。
誰もが“雑誌に投稿できる情報”の持ち主
「バイクに関わる体験」はとても貴重なものだと、僕は思っています。
この“ぺけらいふ。”というブログも、僕というひとりの人間が体験したことを書いているメディアですが、多くの方にご覧いただけていることがその証拠です。
そして、それは皆さんも例外ではありません。
ツーリングでの体験談はもちろん、バイクに乗り始めたきっかけやツーリングで見つけた素敵な景色など、皆さんが持っている情報はもれなく価値があります。
「自分なんかの体験を雑誌に投稿しても、仕方がない」
そう考えて遠慮する必要なんて全くないということです。
貴方が思っている以上に貴方の体験には価値があります。
バイク雑誌の“読者参加型の企画”ってどんなもの?
僕はアウトライダーというバイク雑誌を購読しているので、アウトライダーの企画(コーナー)を例にご説明しますね。
ツーリング写真コンテスト
ツーリングで撮影した写真を投稿、掲載してもらえる企画。
投稿(応募)した作品はコンテストにエントリーされて、年に一回グランプリが発表されます。
他のバイク雑誌にも写真の企画はありますが、「アウトライダーツーリング写真コンテスト」は他の雑誌とはひとあじ違っています。
- プロカメラマンからアドバイスがもらえる!
- 綺麗に印刷して掲載してくれる
- 掲載される写真はどれもレベルが高いので勉強になる
(だからこそ、自分の写真が掲載されるとめちゃくちゃ嬉しい)
最も魅力的なのは、プロカメラマンの辛口のコメント(アドバイス)がもらえる点ですね。
もうホント、めちゃくちゃ参考になります。
自分の写真にコメントをもらえると写真の上達に直結しますし、他の人の写真に対するコメントを読んだだけでも勉強になるので、写真が上手くなりたい方は必読のコーナーです。
Road Station(読者の皆さんが作るページ)
バイクに関する様々なテーマに沿って、自分の体験談を投稿するコーナーです。
掲載されると、編集部の綺麗なお姉さんから誌面上で回答がもらえます。
読者として読むだけの一方的な関係ではなくて、一瞬でも誌面に登場できるところが嬉しいポイント。
たまに自分の体験談に沿ったイラストを、高橋克也さん(プロのイラストレーター)に描いてもらえるのが、最高に嬉しいポイントです。
以前に父が、僕と妹と一緒にツーリングに行った時のエピソードをこの企画に投稿して、見事イラストになったことがあります。
父はとても喜んでいて、いまでもパソコンの壁紙にしています。
読者プレゼント企画
多くの雑誌でやっているプレゼント企画ですが、「どうせ当たらない」と諦めていませんか?
意外と当たりますよ。
僕も父も当選したことがあります。
その他
他にもアウトライダーには「読者のツーリングレポート(READER’S RUN!)」や「通信員NEWS(WORLD8)」といった、読者の投稿で構成されている企画(コーナー)が盛りだくさん。
アウトライダーに限らず、他のバイク雑誌でも必ず“読者参加型の企画”が存在しています。
今まで気にしてなかったバイク雑誌の企画にぜひスポットを当ててみてください。
なぜ雑誌の投稿を意識するとツーリングが充実するのか?
(▲過去に掲載された写真)
ここまでお話してきたことをおさらいしますね。
- すべての方の体験には価値がある
- バイク雑誌には自分の体験を投稿する企画がある
その前提で考えてみるとこんな可能性が浮かんでこないでしょうか?
「雑誌に投稿するネタを探しながらツーリングすると、今まで以上にツーリングが充実する説」
結論を申し上げますと、僕はこれを意識するようになってツーリングがより充実するようになりました!
例えば、ツーリングの写真を撮るとき・・・
なんとなく写真を撮るよりも、「アウトライダーに投稿して、プロカメラマンのアドバイスが欲しい!」と意気込んで写真を撮ったほうが何倍も楽しい。
掲載して欲しいから、今までは撮影したことがなかったシーンや構図、場所で写真を撮るようになる。
写真の細かい部分にもこだわるようになる。
すると、今まで気付いていなかったことにも気付くようになって、知らない間に写真が上達する。
もっと良い写真が撮りたいので、たくさんツーリングするし、今まで以上に楽しくなる。
例えば、今までなら何の変哲もないツーリングでも・・・
ツーリングの途中にすごく嬉しい体験をしたときは、多くの人と共有したくて雑誌に投稿しようと考える。
どのように投稿しようかと考えるから、その出来事の細部までを記憶しようと観察する。
すると、そのツーリングがより濃厚な経験(時間)になる。
急なトラブルが起きて困ったときは、体験談として雑誌に投稿できるネタができたと考えたら少し元気になれる。
さらに、「他の人が同じような失敗をしないように、どうやって教えてあげようかな」なんて考えてみるとより思考が深まる。
よく考えることで、解決策や「次のツーリングではこうしよう」という案が出てくるので、次のツーリングがより楽しみになる、楽しくなる。
実はこういう思考回路が一度できると、今まで素通りしていた貴重な体験にもどんどん気づくことができるようになります。
つまり、同じツーリングの時間を過ごしていても密度が濃くなるイメージ。
逆に言うと、もしかしたら今は貴重な体験に気づいていない状態かもしれません。
ここまで書いてきたのは、他人から聞いた話でも想像でもなくて、実際に僕に起こった変化です。
この良い変化が起きるきっかけとなったのが、“雑誌の投稿を意識し始めた”というシンプルなことなんです。
「雑誌の投稿を意識するとツーリングが充実する」と僕が主張する理由をまとめるとこうなります。
- 雑誌への投稿を意識すると、ネタを探すアンテナが発達する。
- 今まで気付いていなかったことに気付けるようになると、濃厚な時間を過ごすことができるようになる。
→ つまり、ツーリングがより充実する!
雑誌にはどのくらい掲載(採用)されるのか?
(▲過去に掲載された写真 [撮影場所>>>パインウッドキャンプ場の記事へ])
参考までに僕が今までに雑誌に掲載された企画と回数をご紹介しますね。
アウトライダー
- ツーリング写真コンテスト
→ 5回掲載(3回はプロカメラマンのコメント付き) - Road Station
→ 1回掲載 - プレゼント企画
→ 1回当選
タンデムスタイル
(最初の2年ほど購読していたバイク雑誌)
- ツーリングレポート
→ 2回掲載
過去6年間の結果ですが、毎号やっきになって応募(投稿)しているわけではありません。
年に1、2回ほどのペースで応募していても、これくらい掲載されました。
掲載される確率が、思ったより低くないように感じませんか?
僕の父も同じような頻度でアウトライダーに掲載されているので、しっかりとした写真や文章を投稿すれば、雑誌の担当者は必ず見てくれますし掲載してくれます。
今日発売のアウトライダー6月号に掲載して頂けました!
プロの方に頂けたアドバイスが嬉し過ぎる…
北海道はまだ本屋さんになかったので実家で父が購読してるやつで知りました。
すでに関東から引っ越したデメリットが…笑
僕は皆さんより少し遅れて実物を見ます。 pic.twitter.com/MrFTuLBfVW— ぺけらいふ (@pekelife_jp) 2018年4月24日
まとめ
いかがでしょうか。
「最近バイクツーリングがマンネリ化してきた気がする」
「ツーリングに新しい刺激が欲しい」
そう思っている方は、バイク雑誌に応募や投稿をしてみてください。
意識するだけで今まで以上に充実したツーリングができるはずですよ。
お互いバイクライフを楽しみましょうね!
僕おすすめのバイク雑誌
僕がおすすめするバイク雑誌は、「OutRider(アウトライダー)」。
僕が小学生の頃からずーっと読んでいる雑誌です。
小学生だった僕は漢字が読めませんでしたが、写真を眺めて楽しんでいました。
父がアウトライダーのファンなので、実家の本棚には今も昔もアウトライダーがぎっしり。
今では父だけでなく僕も購入しているので、家族で同じ雑誌を愛読しています。
ご紹介した通り、読者参加の企画も盛りだくさんなので、ツーリングをより良いものにしたい方はぜひ手に取ってみてください。
>>>BikeBros.(雑誌) Out Rider(アウトライダー)
※最新版のvol.90のツーリング写真コンテストには、僕(ぺけらいふ)の写真も掲載されています!
(写真は2000×1500ピクセル以上、2MB以上のjpegファイル)