結論から申し上げます。
山梨県にある「パインウッドキャンプ場」は最高のキャンプ場です!
行ったことがない人にはぜひ行ってみて欲しいキャンプ場でしたので、この記事ではパインウッドキャンプ場の・・・
- 僕が感じた魅力
- サイトの雰囲気
- サイト内の設備
- 利用料金
- 予約方法
など、僕が現場で知り得たすべての情報をお話ししますね。
ソロキャンプが好きな人には特におすすめなキャンプ場ですよ!
パインウッドキャンプ場とは?
パインウッドキャンプ場とは、山梨県山梨市にある「絶景、焚き火、開放感」の3拍子が揃った夢のようなキャンプ場です。
最近、「ゆるキャン△」というアウトドア系のアニメにも登場したらしく、人気が上昇中。
僕だけではなく皆が認める、おすすめのキャンプ場なのです。
パインウッドキャンプ場の魅力はここ!
1.キャンプサイトから眺める絶景が忘れられない
控えめに言っても、パインウッドキャンプ場が最高。
1人2,000円、薪は大きめのケース一杯が1,000円。
ほったらかし温泉のすぐ近く。
ロケーション抜群。
…最高かよ。 pic.twitter.com/Bih4kxtS6R
— ぺけらいふ (@pekelife_jp) 2017年10月27日
サイトからの眺めが本当に素晴らしい。
結構な数のキャンプ場に行きましたが、パインウッドキャンプ場は今まで一番の絶景です。
後ほど簡単な見取り図をお見せしますが、キャンプ場内は4段構造になっています。
基本的に上段に行くほど見える範囲が広がりますので、景色は良くなる傾向です。
今回、僕は一番下の段のサイトを選択しました。
上段の方が景色が良いのになぜかというと、周りに柵や木がなくて一番開放的なサイトだったから。
好みで選んで構わないと思います。
どこを選んでも最高のキャンプになるはずです。
そして、ここのキャンプ場が本気を出すのは夜。
パインウッドキャンプ場。
夜がまた良き。
ボウモア12年をちびちびやりながら夜が更ける… pic.twitter.com/JgDxwaSGLl
— ぺけらいふ (@pekelife_jp) 2017年10月27日
この夜景を見ながら、焚き火をしながら、愛車(バイク)を横目に、一杯やる。
ほんと、最高です。
パインウッドキャンプ場なら極上の時間を過ごすことができますよ。
2.他のお客さんとの距離が絶妙な空間
そのお気持ちすごくわかります。
パインウッドキャンプ場は、1サイト毎の仕切り方が絶妙なのです。
白線が引いてあったり、柵がしてあるわけではないですよ。そんな景観を損ねる方法ではなく、段差など土地の形を上手く利用して仕切ってあります。
なので、サイト同士の距離がきちんと離れているんですよね。
僕が利用したサイトは、隣と10m以上は離れていたので他人の存在が気になりませんでした。
すぐ上の段にも人がいましたが、3m程の段差と草木がちょうど良い目隠しになっていて、お互いに存在を忘れてしまう感じ。
自分だけの空間が確保されています。
とは言いつつも、皆さん焚き火をしたり、会話を楽しんでいるので周りに人の気配は感じます。
一人でキャンプに来といてなんですが、周りに人がいるとなんとなく安心するんですよね。
ソロキャンプをする人にはわかってもらえますかね……。
というわけで、パインウッドキャンプ場は特にソロキャンプをする人におすすめだと感じました。
もちろん、ソロに限らずおすすめですが。
3.思う存分に焚き火を満喫できる
悲しいことに、最近は焚き火ができるキャンプ場って多くありません。
なので、パインウッドキャンプ場は「焚き火をするために行ける数少ないキャンプ場」です。
言うなれば、
- 焚き火の条件が完璧にそろっているキャンプ場
です。
薪はケースで売ってくれるし、灰の処理場もきちんとあります。
利用者が高確率で焚き火しているのもパインウッドキャンプ場の特徴ですね。
僕を含め、キャンプ場の利用者全員が焚き火をしていました。
バーベキューで火を使っているんじゃなく、純粋な焚き火ですよ。
先ほどご紹介した「絶景」と「絶妙なプライベート感」が焚き火の時間をさらに盛り上げてくれるんですね。
最高に居心地が良いキャンプ場です。
ちなみに、ほとんどの人が僕と同じ焚き火台(ユニフレームのファイヤースタンド)を使用していて驚きました。
コンパクトに収納できて、持ち運びと手入れが楽なのでおすすめの焚き火台です。
よければパインウッドキャンプ場にいく前に準備しておきましょう。
▼国産にこだわらない方は廉価版もあります!カスタマーレビューも良いです!▼
4.人気のほったらかし温泉がすぐ近く
「ほったらかし温泉」をご存じですか?
お風呂に浸かりながら絶景を眺めることができる温泉です。
そして、なんとパインウドキャンプ場からバイクに乗って5分で行けます。
キャンプに温泉は欠かせません。その温泉があの「ほったらかし温泉」なんて至高の条件です。
入浴料 :大人 800円 子供 400円
営業日 :年中無休
営業時間:日の出1時間前~22時(最終受付21時半)
「あっちの湯」と「こっちの湯」がありまして、見える景色が違います。
パインウッドキャンプ場で宿泊して、ほったらかし温泉に浸かりながら日の出を見るのも良いですね。
※それぞれの湯に入浴料がかかります。
ここからは、キャンプ場内の見取り図や利用料金、設備や予約方法を詳しく見ていきましょう!
パインウッドキャンプ場内の見取り図
入り口にある管理人さんの建物や場内の雰囲気がとても良いです。
ジブリの世界みたいだと思いました。
そんな僕の思いから、実際テントを張ったサイト以外は僕の下手な絵でのご紹介とさせてください。
パインウッドキャンプ場の設備
トイレ
独立ボックス型の汲み取り式のトイレです。(工事現場とかにあるやつ)
とても綺麗ですよ。
僕の知っている汲み取り式トイレ史上に名を残すレベルの綺麗さです。
「良く管理されているなあ」という印象でしたので、苦手な方でも過剰に心配する必要はないと思います。
女性や子供でも安心ですね。
ちなみに、洋式です。
洗い場
洗い場は管理人さんの家の前(受付)にあるので、サイトからは少し離れています。
僕は空いたペットボトルで代用しましたが、自分のサイトで使う為にポリタンク等があれば便利だと感じました。
焚き火の灰捨て場
僕のサイトには大きな鉄のたらいがあって、そこに炭や灰が捨てられるようになってました。
焚き火後の灰処理は簡単だったので助かりました。
薪について
このケース1杯で、16:00~24:30まで焚き火しても、朝の数時間分の薪が余りました。
1泊なら十分な量です。
パインウッドキャンプ場では、1ケース1,000円で薪を購入できます。
たくさんある薪の山の中から自分で選んでケースに入れていくスタイルでした。
数種類かつ状態の異なる薪が混ざっているので、質の良いものを自分で選ぶ必要があります。
適度な大きさに切りそろえてありますが、焚き火の際は鉈(なた)があれば微調整ができて便利です。
▼嵩張るので小さい鉈を愛用しています▼
実際に色んな種類の薪を燃やしてみて僕が感じたことを書いておきますね。
- 皮のない薪が一番火が付きやすくて煙も少なかった
- 火持ちはどれでもほぼ一緒
前日までの雨続きで全体的に湿っぽかったので、特に皮の部分は燃えにくい感じでしたね。
選ぶ際の参考になれば。
パインウッドキャンプ場の「利用料金」と「予約方法」
1人 2,000円
薪
1ケース 1,000円
受付開始時間
12:00 ~
予約方法
電話で可能 0553-22-6096
※上記は2017年10月現在(僕が訪れた際)の情報です。事前に確認をお願いします。
パインウッドキャンプ場へのアクセス
キャンプ場の手前は、狭くてややデコボコな道が100mくらいあります。
バイクでの走行は注意してください。
キャンプ道具を積んだXJR1300でも問題に問題はなかったですが、「このまま進んで大丈夫か?」と躊躇したので念のため記載しておきます。
バイクに慣れてない方は、低めのギアでゆっくり進んでくださいね。
パインウッドキャンプ場の一言アドバイス
1.パインウッドキャンプ場の買い出し
パインウッドキャンプ場の周辺には、買い出しできるようなお店はないと考えていたほうがいいです。
僕は、キャンプ場から40分ほど離れた富士吉田市の街中で買い出しをしました。
スーパーマーケット、ホームセンター、100円均一などのお店が充実していますので、富士吉田市を通るルートでパインウッドキャンプ場に向かうと買い出しの心配がなくていいです。
2.パインウッドキャンプ場の人気具合
平日にも関わらず、サイトのほとんどが埋まっていたのには驚きました。
間違いなく人気のキャンプ場ですね。
今回は1週間前に予約がとれましたが、運が良かったように思います。
10月下旬の平日でこの状況です。
夏場や休日は、早めに予約したほうが良いと思います。
3.パインウッドキャンプ場の気温(10月下旬)
僕が訪れた10月下旬のパインウッドキャンプ場の状況をお伝えしますね。
夜の気温は10℃前後です。
焚き火がなければ寒いですね。ただ、焚き火さえあれば、夜中まで外でキャンプを楽しむことができます。
僕は、15時から夜中1時過ぎまで焚き火を楽しんでいました。
もちろん防寒対策は必須です。
僕は下の様な格好で丁度いいくらいでした。
- ヒートテック 2枚
- アンダーウェア
- ユニクロのウルトラライトダウン
- スノーボード用の厚めのパーカー
- バイク用のアウター
就寝時は、寝袋の中にインナーシュラフを入れるくらいがちょうど良いです。
朝方は10℃を切っていましたが、下の寝具で快眠できました。
▼寝袋(モンベル 寝袋ダウンハガー800#5)▼
▼インナーシュラフ(イスカ ライナーサイドジッパー スーパーライト)▼
個人的にキャンプの寝具は、「寝袋」と「インナーシュラフ」の組み合わせが良いと思っています。
理由は、その時期の気温に合わせやすいからです。
例えば、夏場は寝袋かインナーシュラフだけでいいので荷物が減らせますよね。両方を組み合わせれば、それなりの寒さにも対応できます。
寝袋は「ダウンハガー800#3」と悩んだのですが、今のスタイルが僕に合っているので「ダウンハガー800#5」を選んで良かったと思っています。収納もコンパクトですからね。
少し話が逸れてしました。
- 焚き火があれば十分過ごせます
- 寝具を揃えれば快眠できます
むしろ、虫は少ないし夏より空気が澄んでいて夜景は綺麗だし、なにより焚き火の恩恵を感じられるのでパインウッドキャンプ場におすすめな時期だと感じました。
パインウッドキャンプ場へ行ってみよう!
パインウッドキャンプ場は本当に素敵でした。
魅力が少しでも伝わればいいなあと思います。
この記事をご覧になって興味を持った方はぜひ行ってみてくださいね。後悔しないはずです。
お互いバイクやキャンプを楽しみましょう!