「アンティーク腕時計」というジャンルをご存知ですか?

もし知らないなら、あなたは損をしているかもしれませんよ。

僕が好きな機械式腕時計、中でもアンティーク腕時計の魅力についてお話しします。

愛用の腕時計は約50年落ち

オメガシーマスター

僕の愛機は、「1969年製 OMEGA シーマスタークロノメーター cal.564」。

購入して約3年が経過します。

裏蓋にはシーホースの刻印。

実は、約50年前に生まれた時計です。

 

ぺけじぇい
そんな古い時計…ちゃんと動くの?

いやいや、今でも毎日しっかり動いてますよ。

実際のところ、日差プラスマイナス10秒程度。

これは新品の機械式時計にも全く劣っていない、実用ではなんら問題のない精度です。

この時計を選んで本当に満足、まさに「一生モノ」です。

 

この時計を選ぶにあたり自分なりに腕時計について勉強しました。

主流ではないと思われる「アンティーク腕時計」というジャンルをみなさんにご紹介します。

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現代の腕時計

現在は携帯電話で正確な時間が把握できてしまう時代。

「時間を把握するもの」という機能的な部分以外に素晴らしい魅力が腕時計にはあると僕は思っています。

女性でいうところのネックレスとか指輪みたいな「自分を表現する」という側面や機械式腕時計がもつ仕組みの芸術性。

そんな魅力に注目すべきだと思うんです。

 

機械式時計ってどんだけ新品でも常に1日で絶対数秒~数十秒ズレるんですよ。

分単位で正確に運行する日本の優秀な電車とは、決して相性が良いとは言えません。

その点では、正確な時間を把握することに全ての価値を置くなら携帯電話(スマホ)の圧勝です。

 

つまり、「時間を把握するもの」として価値が薄くなった今の時代、腕時計は今まで以上に「自分の象徴」という側面が強くなってるんじゃないかなあと僕は思うんです。

自分で一生懸命考えて満足のいくものを購入し、常に身に着ける。

これって、理屈抜きで「良い」と思いませんか?

「社会人的に腕時計が必要なだけだから正直なんでもいい。」と思っている方へ。

腕時計のことをあんまり知らないって、もったいないですよ。

クォーツ時計と時計機械式時計

ぺけじぇい
「クォーツ時計」と「機械式時計」の違いってなんだ?

腕時計を選ぶにあたって一番最初の選択肢は、「クォーツ時計と機械式時計」。

多少の誤解を恐れずにとても簡単にご説明しますね。

クォーツ時計

電池と電子回路で動く時計です。

100円均一で売っている時計は間違いなくクォーツ時計。

外見で見分けるとするなら、「チッチッチ」と1秒間隔で秒針が動きます。

<メリット>

  • 動力源は電池。人がネジを巻くなどの動力源の供給をする必要がない。
  • 機械式時計より時間の精度が高い。
  • 機械式に比べて安価。

<デメリット>

  • 電池交換をする必要がある。
  • 耐用年数が短い。

機械式時計

ゼンマイで動く、昔ながらの機構を持った時計です。

外見で見分けるコツは、秒針が「チチチ」と流動的に動いているものが機械式と思っていただけたらほとんど間違いないはずです。

<メリット>

  • 内側の機構の芸術性。
  • 耐用年数が長い。きちんとメンテナンスをすれば孫の代以上、現役で使用することが可能なものが多い。

<デメリット>

  • ゼンマイを巻くという動力源の供給が人力で必要。
  • 数年に1回、オーバーホールという内部機械の調整が必要。これ機種によってピンキリですが大体数万円はします。
  • 高価なものが多い。

僕のおすすめは「機械式時計」

上記でクォーツ時計と機械式時計の2種類があることをお伝えしました。

僕がおすすめする腕時計は圧倒的に機械式腕時計です。

そして、その中でも「アンティーク腕時計」に魅力があると僕は思っています。

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アンティーク腕時計の魅力

アンティーク時計とは

様々な定義があるのではっきりとは言えないのですが、懐中時計を含め歴史的に古いものから大体1970年代までの時計のことを指すことが多いです。

アンティーク時計の専門店もあります。

商品の数が減ることはあっても増えることは絶対にありません。

ちなみに、最近需要は増加傾向のようです。

職人技の結晶(モノがいい)

アンティーク腕時計と呼ばれる時計たちは、昔の職人が一生懸命手作業で仕上げた素晴らしいものが多いです。

現在なら技術が発展し機械を使用して大量に捌く作業も、当たり前ですが昔は職人さんの手作業。

機械と職人。

どちらの時計の方が良いか。

一概に言えないことはもちろん承知の上ですが、どうしても僕は職人さんが手掛けた部分が多いアンティーク腕時計の方に魅力を感じてしまいます。

比較的低価格

アンティークというと、価格が高いような気がしますか?

実は、逆に比較的価格が落ち着いていたりします。

もちろんアンティークであることで価格が跳ね上がっているものもありますが…

状態等の諸条件にもよりますが、オメガ、ロンジン、IWC、チュードル、一部のロレックスなんかも比較的落ち着いています。

「落ち着いた価格ってなんやねん!」と思われるかもしれませんが、新品で上記ブランドの時計の購入を検討している方にしてみれば安く感じる価格なはずです。

僕の時計は17万ほどでした。
当時社会人2年目でしたが、頑張って働いて本気で貯金すれば何とか購入できる価格でした。

 

上記の「職人技の結晶(モノがいい)」に通じるものがありますが、僕の時計の場合、中身にスワンネックと呼ばれる緩急針が採用されています。

このスワンネックは現在ですと100万円以上の高級腕時計のレベルで採用されることが多い仕組み。

昔は腕時計自体が高級品でしたので、中のムーブメントをはじめ全体的に手の込んだものが多かったりします。

つまり、アンティーク腕時計というジャンルは、良いものが安く買える可能性が大いにあるということ。


僕の時計の中身(ムーブメント)です。
オーバーホール時に撮影してもらいました。
この手の込んだ綺麗な赤金メッキ等がアンティークオメガの特徴です。

デザインが良い

落ち着いていてシンプルなデザインが多いです。

何十年経った今の時代でも使用していて全く違和感がないですし、スーツなどのビジネスシーンでもマッチするものが多いです。

また、アンティークのこなれた色見や味が非常に大人な雰囲気を醸し出します。

アンティーク腕時計を買うときのコツ

1.デメリットを知る

良い面があれば悪い面ももちろんありますのでご紹介します。

水、衝撃、磁気に弱い

古いものなので現代の時計よりは各段に水、衝撃、磁気に弱いです。

僕の時計はスクリューバックと呼ばれるねじ込み式の裏蓋を使用しているので汗や少々の水滴くらいなら大丈夫ですが、それでも常に気にしてあげないといけないです。

ムーブメントに水が入ってしまうと錆びてしまうので時計にとって致命傷になります。

衝撃、磁気に関しても同様に、現代の時計よりはかなりデリケートですので上手く付き合う必要があります。

良いものを選ぶのが難しい

中古といえど高価なものです。

偽物もありますし、ムーブメントの状態は、僕みたいな素人には判断が難しい。

信頼のおける店舗で購入することをおすすめします。

下記は僕が時計を購入したお店でアンティーク時計の業界では有名なので、ご紹介しておきます。

→「アンティークウォッチ専門店・修理工房・アンティーク時計 ケアーズ」

 

上記のデメリットを知った上で良い面の方に魅力を感じ、上手く付き合っていけば大丈夫。

僕の時計も購入してから3年間、全くトラブルなく正確に動き続けていますよ。

2.実物を見る

アンティーク腕時計もインターネットで購入可能ですが、不安要素が多すぎるのでおすすめはしません。

可能な限り店舗に足を運んで実物を見て、自分の手首にはめてみる方が絶対にいいです。

今後末長く付き合う相棒となるので、後悔のないように選んでください。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

新品で購入できる腕時計にも魅力的なものはたくさんあります。

しかし、「アンティーク腕時計」もそれに負けないくらい魅力的だと僕は思うんです。

 

正直、電車の中など日常生活でも腕時計は気になるので目がいってしまうのですが、未だ僕と同じ年代で同じようなアンティーク腕時計をしている人には出会ったことがないです。

恐らく主流ではないのでしょうね。

それが逆に僕にとって満足感につながると要素のひとつになっています。

 

また、アンティーク時計はそれぞれの時計が様々な状況を経て現代に存在してますので、同じ機種でも全く同じものは2つと存在しない。

「アンティーク腕時計」は人とは被らない、世界にひとつの腕時計。

 

自分だけの相棒を選んでみてはいかがでしょうか。

 

 

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