「ギターを始めたけどなかなか上達しない」
「ギターを買ったまま放置している」
この記事はそんな方に向けて書いています。
ギターって曲が弾けるようになるまでのハードルが高いし、イマイチどうやって練習すればいいのかわからないですよね。
この記事では、「独学でギターを練習してきた僕が実際にやっていたコツ」をご紹介しますね。
僕のギター歴は約10年。今では、結婚式の余興でギターを弾いて会場を盛り上げるくらいのことはできています。
このレベルであれば独学でも十分到達できますので、これからご紹介するコツを参考に練習してみてくださいね。
この記事では、具体的な技術(例えばコードの押さえ方など)に関することは書いていません。
そのような情報は本やネット上にたくさん書いてありました。
でも、上達せずに悩んでいた頃の僕が知りたかったのは「効率の良い練習のやり方」でした。
なので、僕が上達のきっかけになると思うコツをお伝えします。
1.独学で上達するにはアコギにまず「ハマる」
歯を食いしばって努力したところで大した成果は得られない。努力するのではなく、その作業に「ハマる」こと。
ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく 堀江貴文
上達する近道は、
- とにかく熱中する(ハマる)こと
です。
ハマるきっかけは人それぞれですね。
僕の場合は、斉藤和義さんの「歌うたいのバラッド」(武道館LIVEバージョン)を聞いたことでした。
衝撃を受けて「僕もこんな風にギターが弾きたい!」と思ったのがきっかけです。
「歌うたいのバラッド」が弾けるようになることだけを目標に、ひたすらギターにハマりました。(今ではこの曲もそれなりに弾けるようになりました)
あなたが「ギターを弾きたい」と思ったのには何か理由がありますよね?
「女の子にモテたい」、「ギターを弾くのが楽しい」でもなんでもいいんです。
忘れてしまった方は、まずそれを思い出してくださいね。
その理由こそが独学で上達していくための原動力になります。
2.憧れのアーティストを見つける
ギター上達に「憧れのアーティスト」は欠かせません。
実際にアコギを弾くアーティストがおすすめですよ。
なぜなら、
- 上手な人の真似をしたほうが上達が早い
からです。
僕の例だと、斉藤和義さんですね。
特定のアーティストが決まったら、その人の曲を聴きまくるのです。
そして、真似できそうな曲からひたすらギターで弾く(最初は弾けないので真似だけでもいいです)だけで必ず上達します。
今の時代、真似する材料はいくらでもありますよね。
例えば・・・
- YouTubeで動画を観る
- ネットで曲のコードを探す
などです。
実際に僕はこれらを活用して、お金をかけずに斉藤さんの真似をしていました。
真似をするようになって急激にギターが上手くなりましたよ。
- 斉藤 和義
- 浜田 省吾
- コブクロ
- ゆず
- 福山 雅治
- 高橋 優
- 秦 基博
- スキマスイッチ
3.ギターで絶対に弾きたい曲を決める
アーティストが決まったら、その人の曲の中から「ギターで絶対弾きたい曲」を決めましょう。
決める時のポイントはひとつだけ、
- 弾けそうな曲ではなく率直に弾いてみたい曲を選ぶこと
です。
僕の例で言うと「歌うたいのバラッド」(武道館LIVEバージョン)ですね。
※(武道館LIVEバージョン)というのが結構重要です(笑)
曲を決める理由は、
- 明確な目標を持つため
です。
例えば、ゴールを決めずに走り続けると疲れたところでやめてしまいますよね。
そうならないために「絶対弾きたい曲」というゴールを決めるイメージです。
そして、そのゴールに向かってできるところから練習します。
具体的には、簡単そうな曲を見つけて、YouTubeで真似をしながら技術を磨いていくのです。
あくまで最終目標は「絶対弾きたい曲」であることを忘れないでくださいね。
目指すものがあるとギターは早く上達します。
コツコツと続けていけば、「ギターで絶対弾きたい曲」もいつか弾けるようになりますよ。
\コード付きの全曲集を買うと練習が捗ります!/
4.ギター上達のためにアウトプットする
ギターの上達にはモチベーションを保つことが重要です。
そのための簡単な方法は、
- アウトプットすること
です。
1曲でも弾けるようになったら、誰かに聴いてもらうといいですよ。
僕の場合は、家族や友達に聞かせてました。
と思った方におすすめの方法があります。
後で紹介しますが、ギターをインテリアとして飾るのです。
すると、友達が遊びに来た時にギターの話題になるので、自然に聴いてもらうことができますよ。
人に聴かせることを前提にすると上達のスピードは格段に上がります。
下手くそ過ぎると恥ずかしいので、それなりの完成度にしようと努力をするからです。
最近ならSNSに、ギターを弾いている動画をYouTubeやインスタにアップするというのもいいかもしれませんね。
顔出しNGなら音だけでもいいでしょう。
そして、聴かせた時の反応を観察するのです。
アウトプットは、自分は上手くなっているかどうかを客観的に分析することができる絶好の機会です。
聴かせる時にはすぐチューニングできるクリップチューナーが便利です!
\僕も愛用しています(^ ^)/
5.難しいコードは誤魔化して弾く
目指すべきは、完璧ではなく、完了だ。
多動力(幻冬舎文庫) 堀江貴文
練習していくと上手く押さえられないコードが出てきますよね。
例えば、Fコード。指1本で全ての弦を押さえるバレーコードは、僕も苦手でした。
そんなコードに出会った時の対処法は、
- それっぽい音が出るコードで誤魔化す
です。
例えば、「Bm」を「D」にする、「F」をバレーをしなくてもいいコードに変更するとかですね。
カポタストを使用するのも有効です。コードが簡単になります。
ギターを弾く上でカポは必需品ですので一つは持っておきましょう。
\僕が愛用しているカポはこちら!使いやすいですよ(^ ^)/
と思うかもしれませんが、いいんです!
一見ダサい行動かもしれませんが、僕はこれで上達のスピードが格段に上がりました。
横着しながらも1曲をなんとか完了させるんです。
「完璧」ではなくて「完了」が上達には大切なのです。
曲が「完了」したら、誤魔化した箇所を今度はきちんとしたコードで弾くようにしてみてください。
最初は綺麗な音が出なくても大丈夫です。
曲が弾けるようになっているので、少し音が出ない箇所があっても弾き通せるはずです。
それを繰り返しているうちに、きちんとしたコードでも弾けるようになります。
きちんとコードを抑えるためには筋トレが必要なんです。
効率の良い「指の筋トレ」とは、
- (正確じゃなくてもいいから)コードを押さえること
です。
最初は誤魔化してでも、とにかく曲を完了させて弾き流せる状態にすること。
そして曲を弾きながら指の筋トレをするのが上達の近道です。
6.ストロークはひたすら真似をするしかない
とお悩みの方もいるかと思います。
結論を言うと、
- ストロークは上手い人の真似をしまくるしかない
です。
僕は、YouTubeを観てひたすら真似しました。
すると、なんとなく規則性がわかってきて、できるようになってきます。
「この曲のストロークとあの曲のストロークが似てる」
「この曲は、あの曲のストロークが合う(雰囲気が出る)」
という感じですね。
少し話が逸れますが……
白状しますと、僕、めちゃくちゃ音痴なんですよ。
音楽のセンスはほぼゼロですが、こんあ僕でも何度も何度もYoutubeを真似しているうちにストロークができるようになりました。
今では初めての弾く曲でもなんとなく曲に合わせてストロークができます。
なにが言いたいかというと、
「こんな僕でもできました!」
ということです。
だから、頑張って聴いて、観て、何度も何度も真似してみてください。
必ず、上達します。
\ストロークはピックで練習しましょう/
7.ギターはインテリアにすると上達する
ギターはいつでも手の届く場所に置いておきましょう!
僕は、ギターを買うと同時にギタースタンドも買って、部屋のインテリアにしてました。
(しかもテレビの横とかとても目立つ場所です)
ギターをインテリアにするメリットは、
- ドラマのCM中など、空いた時間にすぐギターを弾くことができる
ということです。
ギターに触れる時間が増えるほど上達は速くなりますからね。
あと、インテリアとしてのギターはシンプルにお洒落です。
家に遊びにきた友達の反応もよくて、ギターを手にとって音を出して遊んでましたよ。
家で飲んでいたら「酔っ払った勢いで1曲!」みたいなノリで弾いてみんなで歌ってました。(前述したアウトプットですね)
中古で6千円くらいのギターだったので、気兼ねなくインテリアにして友達にも勝手に触らせてました。
そういう意味で最初は高価なギターじゃなくていいかもしれませんね。
もちろん少し高価なギターはケースに入れて保管しています。
\僕も愛用しているギタースタンドはこちら!/
まとめ
「ギターを始めたけどなかなか上達しない」
「ギターを買ったまま放置している」
そんな方のお役に立てたら嬉しいです。
楽器が弾けるって人生で有益なスキルです。
今ではたまに「結婚式の余興で弾いてくれ」と頼まれます。
結婚式の余興や飲みの席でさくっと盛り上げられたら、みんな楽しいですよね。
お互いギターを楽しみましょう!