この記事では「ツーリングマップル(地図帳)で現在地を把握する方法」について、僕がやっている方法を紹介していきます。
「バイクに乗り始めたのがきっかけでツーリングマップルを使い始めた」
そんな方は多いのではないでしょうか?
バイクでのツーリングに使用することを主目的として作成された道路地図帳。
30年以上の歴史を誇る、バイク乗りの強い味方です。
もっと詳しくみる>>>ツーリングマップル 関東甲信越
今までナビしか使っていなかった人が「いざツーリングマップルを使うぞ!」となった時にまず悩むのは「自分は今どこにいるんだ?」ということかもしれません、少なくとも僕はそうでした。
もちろん自宅の位置くらいはわかるでしょう、でもツーリングの途中で現在地を見失なったとしたら・・・
ここでナビを起動するのはちょっと待ってくださいね。
ちょっとしたコツを知っているだけで、ナビを使わなくても意外と簡単に現在地はわかるんです。
せっかくの機会です、現在地を知るコツを掴んでツーリングマップルを使い倒すバイクツーリングを楽しんでみませんか?
ツーリングマップルを使うなら情報の全ては信じない
まずは“ナビ”と“ツーリングマップル(地図帳)”の大きな違いについておさらいしておきます。
大きな違いは「情報がリアルタイムに反映されているかどうか」です。
インターネットに繋がっているナビは常に最新情報ですが、地図帳であるツーリングマップルの情報はどうしても古い情報になってしまいます。
もっと言うとツーリングマップルのような地図帳は、一度買ったら何年も使う人が多いと思うんですよね。
極端な例かもしれませんが、僕は2018年になった今でも「ツーリングマップル北海道」の2011年版を使用しています。
何が起こるかと言うと・・・
例えば、ツーリングマップルに記載されているコンビニやガソリンスタンドがすでに跡形もなかったりします。
つまり、地図上のコンビニやガソリンスタンドを目印にしてツーリングしていると迷子になるよーということ。
これから、ツーリングマップルで現在地を把握する具体的な方法をご紹介していきます。
どれも比較的変化の少ない情報を目印にしています。
その理由はもうおわかりかと思います。
道路の青看板(案内標識)は情報の宝庫
僕自身、ツーリングマップルを使うようになって道路の青看板(案内標識)をよく見るようになりました。
ナビを使っていた時はまったく気がつきませんでしたが、青看板は情報の宝庫です。
例えば、バイクで道路を走っているとします。
少し先に交差点が見える。
すると、頭上に青看板が見えてくる。
青看板を見ると、今走っている道が国道16号線であることがわかる。
さらに青看板には右に曲がると県道24号線に入ると書いてある。
じゃあ、あの交差点は国道16号線と県道24号線がぶつかる場所で間違いない。
そんな交差点は地図上に一箇所しかないわけですから、地図上でその場所を探せばいいだけです。
※稀に一箇所以上ある場合もあります、同じ道が何度も交差するような場合とか・・・
ぱっと見つけられないなら、今走っている道路(今回の例では国道16号線)を地図上でずっと辿ってみればいい。
どんなに方向音痴の人でも必ずその交差点、つまり現在地を見つけることができます。
青看板があれば必ず確認、これをするだけでツーリングマップルからどんどん情報を吸収できますよ。
川はわかりやすい目印になる
バイクでツーリングをしていると川を見かけるシーンがあります。
その川をただの風景として捉えているなら、もったいない。
川は現在地を知るための重要な要素です。
少なくとも下のどれかの情報を得ることができますよね。
- 川沿いの道を走っている
- 川を渡った
さらに、川沿いの道を走っているなら、
- 自分の右側に川がある
- 自分の左側に川がある
というのも押さえておきたいポイントです。
「いや、その位置関係ってそんなに重要?」
お気持ちはわかります、だってなんら特別感のない情報に思えますよね。
でも、川と自分の位置関係を地図に照らし合わせれば、現在地が浮き上がってくることが多々あります。
地図上でも川は目立ちますし、川を渡るポイントや川沿いを走る道路って意外と簡単に特定できるものです。
余談ですが、僕はツーリングで知らない土地を走る時も川を目印にしています。
例えば、「川を渡ったら右に曲がる」とか。
いまだかつて「川」をそんな視点で見たことがあったでしょうか?
ツーリングマップルを活用するための要素はいつも身近にあるのです。
高速道路、線路、駅を見つけたらラッキー
先程紹介した川は自然のものですが、変化しにくい人工物にも注目したいところです。
例えば、高速道路は地図上で目立つように記載されています。
実際に道路を走っていても“普通の道路”と“高速道路”は区別しやすいのではないでしょうか?
高速道路に沿って走っている、もしくは高速道路をくぐった。
これも現在地を把握するためのヒントになります。
線路や駅も同様ですね。
線路を渡った、線路沿いを走っている。
線路は自分の右側にある、または左側にある。
変わりにくくて目立つものを確認しておくと、ツーリングマップルを見たときに現在地の把握が簡単になりますよ。
まとめ
「ツーリングマップルで現在地を把握する方法」について、僕がやっている方法を紹介しました。
普段見ているものの見方を少し変えるだけなので、誰でも今すぐにツーリングマップルを活用できるようになります。
まずは現在地を把握すること。
現在地がわかれば後は自分の好きな道をつないで目的地へ向かうだけです。
ナビを使うと勝手に道を選ばれてしまうでしょう?
でも、ツーリングマップルを使うと道を選ぶ楽しみが増えます。
お互いバイクライフを楽しみましょう!