北海道の離島といえば礼文島や利尻島が有名ですが、それよりも少し南にある『天売島』も魅力たっぷりの島です。まさに、知る人ぞ知る、といった感じでしょうか。
「次の北海道ツーリングの行き先に迷っている」「王道ルートは行き尽くしたから、少し冒険したい」
そんな人にとって、うってつけのスポットだと感じたので、「天売島の魅力と行き方」をまとめました。
参考になれば嬉しいです(^ ^)
天売島の魅力とは?
天売島は、羽幌港から西北西へ約28km、日本海に浮かぶ周囲12km程の小さな島です。絶滅危惧種のオロロン鳥やウトウをはじめとする「海鳥の楽園」としても有名。
ガイドブック的な説明はこれくらいにして、僕が感じた天売島の魅力を4つご紹介します。
【天売島の魅力①】絶景のオンパレード
壮大な崖と広大な海が目の前に広がる、まさに絶景に次ぐ絶景。そこに想像を超えた数の鳥が飛んでいる様子は、日本じゃないみたいでした。
この非日常感が天売島の魅力の一つだと思います。
景色を眺めてぼーっとしているだけでも、「天売島まで来てよかったー」ってなりましたね。それだけのパワーがここにはあります。ガチです。
【天売島の魅力②】道を走ると飛べる
天売島には、開放的な道が多々あります。周りを囲むものがないので、バイクで走っていると、なんだか空を飛んでる気になります。(海鳥の楽園だけに…)
この場所以外ではなかなか出会えない道なので、ぜひ堪能してほしい。開放感がキモなので、個人的には車よりバイクや自転車、徒歩が良いと思います。
天気が良ければ、「もはや他に何もいらない……最高だ」という気持ちになります。ガチです。
【天売島の魅力③】冗談抜きで鳥がたくさんいる
冒頭で書いたとおり、天売島は「海鳥の楽園」。
「どうせ観光客を集めるために話盛ってんでしょ?」と、訪れる前の僕は思っていました。このご時世、疑うことは大切ですからね。しかし、良い意味で裏切られることになります。
天売島は、マジで鳥がたくさんいます。
ウミネコをはじめ、小さくて綺麗な鳥とか、視界の中には常に鳥がいる。というか、こんなにいるなら鳥について調べてくればよかったと本気で後悔したほどです。
知識があればもっと楽しめたと思う。オロロン鳥やウトウ、ケイマフリなど、天売島にいる珍しい鳥たちを認識できませんでした。これだけのためにまた行きたいと思っています。ガイドに案内してもらうのもいいかも。
キャンプ中も鳥の声が聞こえてきて、癒されました。
\天売島の影響もあって鳥の撮影を始めました/
【天売島の魅力④】キャンプもできる
天売島には、宿が9つ、キャンプ場が1つあります。
キャンプ場は、静かでとても良いキャンプ場でしたよ。
トイレは簡易的な汲み取り式(工事現場とかによくあるやつ)ですが清潔。その他、簡単な炊事場とゴミ捨て場、シャワー室があります。利用料は、テント1張り500円。
受付は、フェリーターミナルの窓口です。ここが少しわかりにくいので注意。
買い出しについてですが、キャンプ場からバイクで3分程のところに商店が2つ(川口商店と三浦商店)ありました。パンやカップラーメン、おつまみ、お酒、タバコ、飲み物、お肉など基本的なものは全て購入できますよ。
ただ、島の方も利用するはずなので、大量購入は控えたほうがいいと思います。
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天売島の行き方と料金
天売島への行き方は、羽幌港からフェリーを利用します。
バイク(750cc以上)を積載したので、料金は片道5,470円(旅客運賃2,290円、バイク3,470円)でした。バイクや車を積載する場合のみ、事前に予約が必要です。
人間だけが乗る場合、予約は不要。出航の30分前から乗船券の販売が開始されるので、購入してそのまま乗船という流れになります。
料金や運行ダイヤは、時期によって変動します。事前にホームページでご確認ください。
\フェリーの乗り方解説はこちら(参考)/
まとめ
天売島は、おすすめです。興味があればぜひ行ってみてほしい。
礼文島や利尻島に行った人にはよく会いますが、天売島に行ったことがある人にはなかなか出会いません。まさに知る人ぞ知るって感じ。
そんな場所に訪れるのもまた、乙なものではないでしょうか。
フェリー代は安くなく、アクセスも良いとは言えませんが、僕はそれ以上の価値があったと思いました。
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